紹介するレジ機能 その34:たくさんの要望を一気に受けるのがいいか、小出しにされるのがいいか皆さんはどっち?
たくさんの要望を受けたが一番重そうな科目を先に片付けることにした。
その要望が終わったら後が楽になるのを柳瀬は知っていた。
軽いのを先に片付けてもいいけど、頭の片隅に重い作業がチラつくのが嫌いになりつつある元ダメダメ営業マンである。
支払い科目の方向性がわかったのでお城に向かう柳瀬とリンリン。
リンリンは髭剃りが気に入ったのか移動しながら髭を剃るのをやめなかった。
足音と髭剃りのジョリジョリ音を奏でながらお城に到着した。
「リンリンさん!科目の仕様が決まったのでスイレジの準備をお願いいたします」
「自由に作成できる、このソースコードをお渡しします」
makai_name":"paymentMethod",
"rows":[
{
"paymentMethodId":"1",(科目ID)
"paymentName":"QR決済",(科目名)
"paymentCode":"001",(科目コード)
"TransactionDepositOthers":"1",(取引支払方法:1使用可能/2使用不可)
"charge":"1",(お釣り:1あり/2なし)
},
これで、その他支払いの科目を自由に増やすことができる。
このソースコードは例題としてQR決済にしているが、自由に科目名を登録することができる。
さらに、お釣りが『あり/なし』の設定をおこなったので『金券』での支払いに対してお釣りを出すか・出さないかお店で判断できるようにした。
いつものようにリンリンがスイレジに光を当てアップグレードが完了した。
これで支払い科目はクリアした。
しかしまだまだ課題はたくさんある。
「ここまでガンバったけど経理からもらった要望の半分もできてない」
「けどあと少し頑張れば完成するから頑張ろう」
柳瀬は自分に気合を入れつつ、経理からもらった一覧を確認することにした。
現在できているものが○
未対応が×として一覧に並べた。
釣銭準備金→×
現金売上→○
クレジット売上→○
その他売上→○
- 売掛金→○
預かり金→○
入金→×
出金→×
売上対象外金額→×
- 現金→×
銀行預入済金→×
現金過不足→×
銀行預入金→×
繰越準備金→×
まだまだ×が多い。
諦めることなく、柳瀬とリンリンは再度お店に出向き調べることにした。
しかし×の科目は営業が終了した精算作業後にわかるものが多かった。
営業中に使用する項目と言えば『入金』『出金』になる。
レジのお金から備品を購入したりする出金や、取置きや掛売りをしたお客さんのお金を頂く時に使用する入金項目だ。
仕方ないので、柳瀬とリンリンはお店が終わる時間帯に出向くことにして、少し周りを散歩することにした。
そこでよく見覚えのある魔物が目の前を通った。
「ん?リンリンさん今のもしかして…」
「あの体つきであの背丈って…」
そう柳瀬とリンリンは魔王を見つけた!!
柳瀬は魔王専用の券を持っていると思い追いかけた。
「魔王待て〜」
「たくさん働かせておいて、優遇されている魔王専用の券1枚もくれないなんてひどいじゃないか〜」
リンリンも便乗して魔王を追いかけたが、うまいこと2歩3歩下がりながら柳瀬と距離をあけていた。
その判断が正しかったのか魔王は柳瀬しか見えてなかった。
そして柳瀬は勢いよく魔王に飛びかかった。
しかし魔王にとって魔力の持たない人間など話にならなかった。
魔王は魔力を使って柳瀬を遠くの川に投げ飛ばしてしまった。
それを見ていたリンリンも自分が飛ばされると思い、自分の髭を体全身に伸ばして影に隠れた…。




