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紹介するレジ機能 その33:支払い科目を固定するよりお客さんが自由に選択し、作れる方が利便性が高い!!

人間界の支払い科目が気になりたくさんのお店を回る柳瀬とリンリン。

2人が思ってる以上に支払い科目がこの村にはあった。

さらに魔王が人間と深く交流する理由も判明した。

髭を剃り終えたリンリンは清々しかった。

その反面、柳瀬は暗く落ち込んでいた。

経理に追加して欲しい科目が思ったより多かったので、どこから手をつけたらいいか悩んでいた。


「ん〜まずどこから手を付けようかな…」

「あまりにも要望された科目が多かった!!」

「まずこの国にクレジットが存在していると思ってもみなかった」

「さらに気になったのが『その他の科目』だった」

「その他支払いが存在する=現金とクレジット以外の支払いが存在することだった」

「まさかQR決済や交通系IC支払いでもあるのかな…」


いろんなことを想定してシステムを作らないと、後で修正やアップデートがやりにくくなる。

そのため、まずはいろんなお店に顔を出し、決済手段の確認や支払い方法の確認から始まった。


「リンリンさん!」

「まず飲食店でご飯食べに行きましょう」

「そのお店で使われている決済方法を見に行きましょう」


そう言ってリンリンと柳瀬は飲食店でご飯を食べることにした。

メニューの注文受けるスタッフは紙伝票を使用していた。

その紙伝票を見て、昔柳瀬が魔人たちに飲食店のオペレーションを説明したことを思い出した。

紙伝票を書くルールとして『上から書くのはフード』『下から書くのはドリンク』と書くルールを設けると仕事効率が上がることを思い出した。

そんな魔人と過ごした日々を思い出しつつ食事が終わった。

早速支払いを済ませるためにレジに進んだ。

レジ周りを調べるといろいろな決済方法が存在していた。


「あれ?リンリンさん見て下さい」

「クレジットカード支払い以外にポイント支払いと交通系ICがありますね」

「この世界にポイントの概念があったんですね」

「いろんなサービスが存在するので驚きです」

「あ!リンリンさん、ここの支払いお願い致します」

「更にできたら領収書もらっておいて下さい」


まさかのリンリンが奢ることになり、リンリンは驚きの余り髭が10cm一気に伸びた…。

柳瀬はお腹が一杯になり、次に訪問するお店を見渡していた。


「リンリンさん、次は物販店に行きましょう」

「人間界の髭剃りを買いに行きましょう」


リンリンは先ほどの支払いをさせられたので、次のお店も支払いをさせられると思い警戒していた。

2人は雑貨屋に入り、いろんな物を物色した。

そこで柳瀬は髭剃りを手に取りレジに向かった。


「リンリンさん、先ほどは奢って頂いたので自分が払いますね」

「支払い方法は…」


柳瀬がレジに目を向けた際に自分の目を疑った!!


「あれ?リンリンさん見て下さい!!」

「支払いで方法で『金券が使えます』ってありますよ」


柳瀬は支払い方法の1つとして金券支払いを見つけた。

その金券は魔王専用の券とわかった。


「リンリンさん!魔王専用券ってなんですか?」

「そう言えば、この人間界に出向く前に魔王は人間とよく交流してましたね」

「もしかして魔王は人間界の人たちから優遇されてましたか?」


このことはリンリンも知らなかった。

魔王が優遇されているのに、側近のリンリンは全く優遇されなかった。

あれだけ魔界で貢献しているにも関わらず何もなかったのだ。

それを知ったリンリンは怒りからか、少しづつ髭が伸び始めた。

柳瀬はその伸びる髭を見てこう思った。


「あの〜リンリンさんが優遇されなくて怒るのはいいんですけど、何か感情を出す度に髭が伸びるんですね」

「今から新しい髭剃りを買うので丁度いいですね」


リンリンの髭を見て遊び始めた柳瀬だったが、支払いを済ませ髭剃りをリンリンにプレゼントした。

このお店で得た情報は、支払い科目が『交通系IC』『ポイント』『金券』が存在すること。

しかし柳瀬は、もしかしたらそれ以外に支払い科目が存在するのは?

っと思いその他支払いの科目を前もって作るのではなく、スイレジを使うお店が自由に支払い科目を作れる仕様の方が利便性が高いと考えた。

支払い方法を固定して作ると、その固定した支払いを選択したら簡単だが、その固定した支払いがなければ毎回アップデートする必要があるので、お店が自由に作成できる方法をとった。


「リンリンさん、方向性が決まったのでお城に戻りましょう」

「あれ?」

「リンリンさんいつまで髭を剃っているんですか?」


リンリンは生まれて初めて髭剃りをプレゼントされて喜んでいた。

リンリンは髭を剃りながら柳瀬を見つめていた…。

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