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紹介するレジ機能 その26:クラウドシステムって格好よく言うけど、簡単に言ったら雲のシステム

納税するためにスイレジをお城に持参するスタイルだとお店にレジがなくなって営業ができない。

それを解決するためにスイレジを持って来ないでもデータを送る方法を考える。

人間界で活用されているクラウドシステム。

インターネット環境さえあれば、どこでも情報を共有することが出来る素晴らしいシステム。

そのシステムを魔界で活用出来ないか悩む柳瀬。


「ん〜どうしたら魔界でもクラウドシステムが導入できるのかな?」

「スイレジで売り上げたデータを1つの画面で管理出来たら、魔人達が納税する際にスイレジを持って来なくて済むのに」

「人間界の時みたいに各お店でデータを管理するオンプレミス(自社運用型)からクラウドサービスに移行した手順を真似したらいいのかな〜」


柳瀬が持ってきた人間界のレジはソースコードを見ることができるが、オンプレミス(自社運用型)からクラウドサービスに移行した情報を見ることができなかった。

そもそも柳瀬が人間界で販売していたレジはクライドシステムが搭載済みのレジとなる。

当たり前のようにクラウドサービスを使っていたが、いざ自分が作るとなると話が大きく変わってくる。

まずおこなったのがスイレジで売り上げたデータがどこに集計されているか確認した。


「リンリンさん、すみません」

「今のスイレジで売り上げたデータがどこに集まっているかわかりますか?」


リンリンはスイレジに向かって手をかざして光を放ち始めた。

少し経ち、リンリンがスイレジに集まっている情報先がわかった。


「わかりましたよ」

「スイレジに集まるデータ先は魔王様の魔力に集まっています」

「スイレジは元々、魔王様の魔力を元に作っているので、その魔力に集まる仕組みです」

「各スイレジに魔王様の魔力が割り振られているので、そのスイレジ内の魔力にデータが集まっている仕様です」

「各スイレジの魔力を1か所に集めて見ることもできますよ」

「けど魔王様の魔力が尽きるとデータが消え、スイレジが使えなくなりますね」


柳瀬は驚愕した。


「え〜魔王の力で全て動いていたんだ」

「それはそれですごいと思うが魔王が居なくなった場合のリスクヘッジが無いのが怖い…」

「よし!そうと分かれば魔王のところに行きましょう」


リンリンと柳瀬は魔王のところに出向きデータ収集のやり方を話し合った。

まずは魔王とリンリンに柳瀬が提案を始めた。


「まず特定の魔人たちが見れる仕様にしましょう」

「スイレジで売り上げた数字をスイレジの中に集約する方法ではなく、別のところに集約させる案です」

「その集約したデータをみんなが見れる大きな画面を用意します」

「画面に各店舗の売上数字と消費税を表示させたら納税する時に簡単に把握することができます」


柳瀬はスイレジのデータをクラウド化するメリットを伝えた。

魔王とリンリンはなんとなく理解できたが、まだ全体を把握するための理解力が追いついてなかった。

しかし柳瀬はおかまいなくドンドン話を進める。


「リンリンさんは大きな画面が必要なので準備をお願いいたします」

「魔王は自分の魔力をこの箱に注入して下さい」

「更に、各スイレジのデータをその箱に飛ばすように念力も注いでください」


柳瀬はいろんな魔人に指示を出した。


2時間後…


リンリンは大きな画面の準備が整った。

魔王も指示された作業を終えていた。

柳瀬はスイレジにテストで売上データを上げる。

するとリンリンが用意した画面に柳瀬が売上げた数字が表示された。

さらに消費税も別に表記されていた。

これで納税の受付がこの画面を見ながら処理すれば、作業効率が大幅に改善されることになる。


「よし!完成です」

「これでクラウドシステムの導入が実現できた」


柳瀬が思い描いたことが現実になったので満足している。

しかし柳瀬はスイレジに初歩的なシステムを導入してなかったのであとで大変なことになる…。

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