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紹介するレジ機能 その24:上司に言われたことをそのまま部下に伝えるなら、その間にいる人いらないよね

消費税のソースコードがある程度できたのでリンリンを探す柳瀬。

しかし全く見つからず、リンリンが危険な状態に…。



消費税のソースコードがおおかた出来上がったのでリンリンを探す。

先ほどは簡単に見つかったのになかなか見つけられない。

リンリンの部屋や先ほど会った部屋に行ってもどこにもいない。


「あれ〜おかしいなぁ…」

「全然見当たらない」

「早くソースコードを入れてもらわないとスイレジが完成しないなぁ」


頑張ってリンリンを探していたが柳瀬はあることに気づいた。


「あ!この世界にも携帯があるんだから携帯で電話したらいいんだ」

「リンリンさんに電話したいけど、携帯持ってないからかけれないな…」

「ここは魔王に頼んでリンリンさんを読んでもらおう」


そう言って、魔王のところに行きリンリンを呼び出してもらった。

しかし魔王がリンリンを呼んでもなかなか出ない。

今までリンリンを呼んで応答がないことがなかった。

魔王は少し慌てた。

そして念力をいつもの倍以上の力を使ってリンリンを呼び出した。


「リンリンよ!!どこにいる?」

「私の声に答えよ!!」


それは柳瀬にも聞こえるくらい強い念力だった。

もしかしたら魔界全ての魔人に聞こえた可能性があるくらい強い念力だった。

少し時間が経ち、リンリンから返事が来た。


「魔王様申し訳ございません」

「ただいま大変なことが起きてまして、対応できませんでした」


いつも冷静なリンリンが慌てている。

その近況を知った魔王は柳瀬と一緒にリンリンの元に向かった。

魔王の念力ですぐにリンリンの元に駆けつけたが、そこには思いもしない光景があった。

リンリンが魔人たちから攻撃を受けていた。


「消費税ってなんだ〜」

「なんで今まで買い物していたものに対してプラスで魔金を払わないといけないんだ〜」

「なんの説明もないのにいきなり消費税払えって言われて払う魔人がいると思っているのか〜」


リンリンは魔人たちの攻撃から髭を使って全ての攻撃を吸収していた。

全体を覆う髭。

攻撃することもできるが、一方的に攻撃を受けるリンリン。

それを見て驚いた魔王と柳瀬。

その光景に柳瀬は申し訳ないと思った。

簡単に消費税を導入しようと魔王に提案したが、導入する意図をちゃんと伝えてなかった。

魔王は直ぐにリンリンに指示するので、指示されたリンリンはそのまま魔人たちに伝えていた。

そのため、魔人たちから消費税を導入する必要性を聞かれてもリンリンは何も答えられなかった。

しかも消費税のパーセントも知らないまま説明する立場なので、魔人たちから反感されるのは仕方なかった。

柳瀬はリンリンの代わりに魔人たちに説明を始めた。


「みなさん、落ち着いて下さい」

「消費税については私の方からお伝え致します」

「リンリンさんは一旦奥に隠れて下さい」

「魔王に言われたからって、そのまま自分で何も考えないで魔人たちに伝えたらダメですよ」


柳瀬はリンリンを奥に隠して消費税の話を始めた。


「みなさん消費税についてお話しします」

「元々消費税は人間界で使われている言葉です」

「消費税とは国民が払う税金になります」

「国民は税金を支払わなければいけないというルールです」

「その税金は公共サービスに使います」

「例えば魔人の村を守ってくれているケロベロスのご飯代や夜になったら明るく照らしてくれる魔電です」

「今みなさんが歩いている道も魔王たちの部下たちが整備した道になります」

「その道を作った兵士たちの給料にもなります」

「魔金のルールを決めてみんな平等に税金を徴収するための消費税です」

「今後は事業者以外はお城に並んで納税しに行かなくて済みますよ」


話を聞いた魔人たちは暴動をやめて、話ができる状況になった。

その中で1人の魔人が柳瀬に質問を投げた。


「元々魔金は魔王様が作っているんだから、我々から徴収しないで新しく魔金を作って、その魔金を渡したらいいのでは?」

「そうしたら我々は税金を払う必要がなくなるのではないのか?」


柳瀬は確かに一理あると思いながらしっかりと回答した。


「それはそれで一理あると思います」

「しかし魔金を無限に作り続けたとしましょう」

「今の魔金ですが1魔金が1/10の価値になる可能性があります」

「ものを購入する際に皆さんが持って歩く魔金が今の10倍持ち歩く必要が発生します」

「さらに魔金は魔王の力を使って作っているので無限にで作れるものではないです」


税金の必要性や消費税の導入する必要性をさらに説明した柳瀬。

魔人たちは納得し消費税の導入を認めてくれた。

この説明した内容は魔王の力を使って、全ての魔人たちに伝わった。

多少抵抗する魔人もいたが大半の魔人が納得したので1週間後に消費税が導入されることになった。

柳瀬は1週間の間で魔界のお店全てにスイレジを導入しなければいけなかったので慌てていた。


「も〜魔王はいつも期日がない状態でパスしてくる〜」

「人間界でもそんな上司いるけど、魔王だから意見言えないんだよ」

「あ〜内部通報制度ないかな?ってあるわけないか」

「冗談はさておき、リンリンさんに入れてもらうソースコードを完成させよう」


柳瀬はソースコードを完成させリンリンを呼んだ。


「リンリンさんこのソースコードをスイレジにお願いします」

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