紹介するレジ機能 その23:昔の功績を知ると、その人の凄さが改めて分かるけど、その気持ちって2日持たないよね
消費税の導入に向けてスイレジをアップデートする柳瀬。
しかし消費税率が決まってないので作りようがない…。
はたしてどう解決するのでしょうか。
柳瀬は消費税の計算を自動計算される仕組みに取り掛かっていた。
まず最初に人間界から持ってきたレジを操作し始める。
商品を2点・3点と選択し合計金額を算出した。
その表示される金額に対して消費税が加算されているので、そのソースコードを確認した。
「なるほど計算式とソースコードは確認できたぞ」
「けど大事な消費税率をいくらにするか魔王に聞いてなかった」
「率によってソースコードが変わってくるからルールを決めなくては…」
そう言って柳瀬は魔王のところに向かった。
しかし向かう途中に柳瀬は考えた。
「魔界って消費税以外に課税ってあるのかな?」
「所得税や住民税など人間界にはたくさんの税金がかかるけど、消費税を知らない魔王が他で課税していると思えないけど…」
「まず魔界のことをよく理解する必要があるからリンリンさんに聞くのがいいかも」
「いきなり魔王のところに行ってもこちらの意見を聞いてもらえるとは思えないし」
柳瀬は魔王からリンリンに変更して向かった。
「あの〜リンリンさん少し時間もらってもいいですか?」
リンリンは他の魔人たちに消費税を伝えるため、いろいろ忙しそうにしていた。
しかし柳瀬の頼みなので一度作業を止めて話を聞いてくれた。
「この魔界って消費税を新しく導入する方向で進んでますが、他に課税はありますか?」
「たとえば多く稼いだ分納税してもらう所得税や住んでる場所に対して住民税などあったら教えて欲しいです」
リンリンは初めて聞く言葉なので理解するのに時間がかかったが、何度か柳瀬とやりとりをおこない理解した。
「魔界ではそう言った課税は一切ありませんよ」
「今まで納付していた魔人たちは魔金を魔王様が作ったので、その働きに対してお礼として納付していただいておりました」
「さらに昔は人間界を襲ってものや食べものを奪って生活していましたが、今は魔人たちから人間を襲うことは一切ありません」
「たまに勇者と名乗ってくる人間を追い返すくらいですね」
「あと人間にも商人がいるので、その商人とは物々交換してやりとりしてます」
「けど、魔人同士が喧嘩して争いをおこしたら罰則があります」
「魔王様に一定の魔金を支払うか、人間界で争いをしている国に転移させられます」
リンリンは魔界のことを詳しく話してくれた。
思った以上にしっかりとしたルールがあるので柳瀬は改めて感心した。
「思った以上の収穫があった」
「リンリンさんありがとう」
「またスイレジにソースコードを入れる時はお願いいたします」
そう言って柳瀬は魔王のところに出向いた。
「魔王に1つ聞いてもいいですか?」
「スイレジをアップデートするのに必要なことなんです」
魔王は柳瀬の申し出に答えた。
「どうした?なんなりと申せ」
柳瀬は魔王に消費税率を何%にするか問い詰めた。
「消費税率?なんだそれは?」
「それを決めないとダメなのか?」
「人間界ではどのようにおこなっている」
柳瀬は日本の消費税について話した。
ここで軽減税率の話をするとややこしいので簡単な税率の説明のみ始めた。
「人間界では100円のものを買いました」
「仮に消費税が5%だったら100円 x 1.05 =105円になります」
「ここで消費税が毎回変わってしまうとシステムが組めないので、先に消費税率を決めましょう」
魔王はなんとなく理解し、サイコロを手にした。
「よし、サイコロで出た目で消費税率を決めようぞ」
「出た数字が消費税率にするぞ!!」
そう言って魔王はおおきく振りかぶった。
「一つ魔界超えてほんだらったホイホイ」
魔王はサイコロを勢いよく投げ柳瀬の足元に転がった。
そこで出た目が3と出た。
「よし!消費税率は3%で決まりだ」
「柳瀬よ早速3%でスイレジを作るのだ」
柳瀬は驚愕した。
「え〜そんな簡単に決めていいの!!」
「普通、今のお城の財政と魔人たちの生活基準を参考に考えたりしないのかい」
「しっかりしているところはしているが適当なところはとことん適当だな〜」
「まぁ決まったことにとやかく言う気はないのでソースコードを作るか」
柳瀬は渋々とソースコードを作成した。
int price = 000;
double taxRate = 0.03;
system.out.println((int)(price * taxRate));
「後はスイレジに入れる時に少し加工が必要だけど、リンリンさんを呼びに行こう」
「そう言えばリンリンさんって消費税の導入を広めるのいいけど、何%か知らないのにどうやって広めていく予定だったんだろう?」




