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紹介するレジ機能 その17:上司にしたくないのってフ◯ーザかむ◯んだよね。

お城に帰る途中にまさかの悲劇にあう柳瀬。

いつになったら元の世界に帰れるのかな…。

散髪ならぬ髭剃りが終わったリンリン。

身だしなみを整えて柳瀬と一緒にお城に向かう。

その向かっている途中に飲食店を見つけた。

テラス席があり、外で気分良く食事ができるお店のようだ。

そのテラス席で身に覚えのある魔人を見つけた。


「あれ?あれって…魔王じゃないかな?」


自分の目を疑いつつ、2度見したがやっぱり魔王がそこにいた。


「なんで魔王がここにいるの?」

「リンリンさん、魔王が食事しているので声かけませんか」


柳瀬とリンリンはお城を向かうのをやめて魔王に近づいた。

リンリンが率先して声をかけてくれたので、柳瀬は一歩後ろで見ていた。


「魔王様、お久しぶりです」

「任務が終わりましたのでお城に戻る途中でした」

「魔王様が前回取りに行って手に入れれなかった商品も回収してまいりました」


魔王はリンリンの動きに満足した。

さらに機嫌が良くなったのか、一緒に食事をすることになった。

魔王は気分良く、お城にいるより上機嫌に喋り始めた。


「レジを扱う…柳瀬よ!今回の仕事もよくやってくれた」

「最初に導入したお店も改善され魔界がどんどん良くなってきたぞ」

「どれ、好きな食べものを選んでよいぞ」

「ここは割り勘だから気にするな」


柳瀬は驚愕した。

それもそのはず、ここは世間的に魔王が払う雰囲気なのだが先に割り勘と言われた。


「割り勘かよ〜!!」

「魔金持ってないから払えないし…」

「ここはリンリンさんに借りるしかないな」

「リンリンさんここはお願いいたします」

「あれ?リンリンさん?」


リンリンも驚愕していた。

しかし自分を落ち着かせるために呪文を言い始めた。


「大人にな〜れ」

「大人にな〜れ」


リンリンは冷静を保とうと必死だったが感情が溢れた。

柳瀬は諦めて、魔王に借りることにした。

無事食事も終わり会計に出向く3人。

最初の支払いはリンリンがおこなった。

次に魔王が支払った。

そして柳瀬の番になって魔王が騒ぎ出した。


「なんだこれは〜」

「私が食べたものと支払った魔金が違うではないか」

「私が多く払っているではないか!!」

「柳瀬が支払う魔金が私が払う魔金だぞ」


魔王が多く払ったのでご立腹な魔王。

さっきまでの機嫌はどこにいったのかピリピリし始めた。

リンリンも危険を察知し距離を取り始めた。

柳瀬は距離を取る前に魔王から八つ当たりを受ける。


「レジを扱うものよ!!」

「この店にもレジを導入して解決せよ」

「それまではお前たちはお城に帰って来るではないぞ!!」


何もしていないのに柳瀬は被弾した。


「まじか〜」

「なんもしてないのに責任取らさせてる〜」

「パワハラ以外のなんでもない」

「上司にしたくないNo.1のフ○ーザかよ」


今の魔王に何言っても通用しないと判断した柳瀬はリンリンと一緒にお店に残ることにした。

なぜこのようなことが起きたのか柳瀬は会計のところにいき調べ始めた。


「ん〜たくさんのメニューを注文されたけど、誰がどの商品を支払うか把握できなかったのか」

「確かに誰がどの注文したか把握するの難しいよね」

「座席を全て1つ1つに分けて伝票管理したらできるけど、一緒にきたグループを分けるのは無理だな」

「ん?これって飲食店でよくあるランチの場面に似ているな」

「ってことは個別会計機能を使ったら解決するんじゃないかな」


柳瀬は自炊を全くしないのでランチによく行っていた。

皆んなで行くことも多く、支払いを各自で払うので対応策をすぐに見つけ出した。

次こそは、このお店を解決したら元の世界に帰れるかも…

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