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紹介するレジ機能 その12:要望を解決できた時って自分がシステムを作ってないのにドヤ顔する時あるよね。

人間界に当たり前にあるサービスがまさか魔界に存在すると思ってもいなかった柳瀬。

思い込みが激しく決めつけで進めると痛い思いをすることがある。

このお店はこうだ!!あのお店はこうだ!!って決めつけるのいいkど、まずヒアリングをしっかりできてなかった…。

まさかの魔界でも『値引き』が存在することを知らなかった柳瀬。

更に同じ商品名でも価格が異なるので、どのように登録したらいいかダブルパンチで頭を抱えた。


「そっか〜今までの会計処理は魔人を見て魔金を決めれたから対応出来ていたのね…」

「今回のレジは魔金を固定して販売するから、価格を変える場合は『値引き』のシステムが必要になってくる」

「これは盲点だった」

「そもそもこのお店をヒアリングをしないで先走って作ったのが悪いけど、なんかモヤモヤする〜」


人間界でもよくある話だが、新しいシステムを導入する際に後出しで要望を言われることが多々ある。

前のシステムはこれが出来た!!このお店がおこなっている特殊フローに合わせて欲しいなどなど、要望は無限である。

その人間界で苦しんだ柳瀬がまさか魔界で味わうと思ってもいなかったのだ。


「くそ〜1つ1つ解決しないと元の世界に戻れないからやるしかないか」

「まず最初に商品名が同じだけど魔金が違うってどのようなシュチュエーションですか?」


アルバイトリーダーが実際のオペレーションを踏まえて説明をおこなってくれた。


「私たちのお店は祝日のみカフェをやっています」

「ランチとディナーでコーヒーの価格がを変えています」

「ランチは3魔金です」

「ディナーが5魔金になります」

「同じコーヒーの名前で登録しても問題ないのでしょうか?」


柳瀬は理解した。

人間界でも飲食店がありがちな商品名が同じでも価格が異なることはよくある話だ。


「なるほど!!」

「わかりました!!」

「それでは今の水晶をアップグレードします」

「リンリンさん準備の方お願いいたします」


柳瀬は新しく『部門カテゴリー:Category』を作成した。

この部門を作ることでパソコンの『フォルダー』の役割ができるため、レジの操作が一段と使いやすくなる。


「リンリンさんお願いいたします」

「このソースコードを水晶に入れて下さい」


makai_name":"Category",

"rows":[

{

"categoryId":"1", "categoryName":"物販"

},

"rows":[

{

"categoryId":"2", "categoryName":"ランチ"

},

"rows":[

{

"categoryId":"3", "categoryName":"ディナー"

},


「まずは部門に物販とランチとディナーを作りました」

「これで同じ商品でも部門で仕分けができるので問題解決です」

「更に同じ商品名でも商品ID『productId』を見るか魔金『price』を見るかで区別できるから完璧です」

「それより魔界でもランチとディナーがあったのね…」

「魔王が人間界のルールを少しづつ魔人たちに落とし込んでるのがよく分かる」


リンリンが無事終わったがもう一つの課題である『値引き』の機能も搭載する必要があった。

引き続き柳瀬は新しく『値引き:Discount』を作成した。


「リンリンさんお願いいたします」

「このソースコードも入れて下さい」


[TransactionHead setDiscountPriceAndCalculate:]]

price:●●●→(値引きする金額)


「このクロ丸の部分に値引きする魔金を入力したら解決です」

「自分って天才かも…」

「開発のプログラマーは毎日こんな難しいことしてるなんて本当にすごいと思う」

「元の世界に戻ったら開発の人たち全員にジュースでも奢ろうかな…」


感謝の気持ちに浸っている間にリンリンが作業を終えた。

これで全部の要望を解決出来たと思い登録作業を進める柳瀬と魔人2名。


「よし!!これで登録が全部出来た」

「他の魔人たちにアップグレードしたレジをレクチャーするので集めてもらっていいですか?」


柳瀬は期待を胸に、残りの魔人にレジのレクチャーが始まるが今度こそ上手くいくのかな。

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