表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「プロのリハビリスト」

昔、学校に貼りだした怪文書を加筆・訂正したものです(イヤな過去)

「プロのリハビリスト」



私は普通の女子高校生。

自分でも平凡なほうだと思う。


幼馴染で仲良しの彼に…少し恋してる。けど、言い出せない。



彼は<リハビリ部>に所属している。誰もが認めるエースだ。



リハビリは過酷。

「前まではできたこと」が、「今はできない」。

絶望感と、焦燥感と、挫折感に包まれる。


そんなことを聞かされた。凄いと思った。


懸命にリハビリする彼を見て、感動と、恋とで泣きそうになる。



「ねえ。貴方の将来の夢って、なぁに?」

「うん。プロのリハビリストになることだ」

「プロのリハビリスト?」

「怪我をして、懸命に、復帰する。復帰できた時は…凄い感動だよ!」


「…でもさぁ。リハビリに成功したら…どうするの?」

「もちろん、また怪我をするよ。またリハビリをするためにね!!」





<ドラフト会議前>


「会長。なんか履歴書が送られてきたんですけど」


「んー? まあスカウトたちでも発掘できない場合もあるし。

イチローはドラフト4位とかだったし。…彼はどういう人物だ?」


「リハビリ能力は最強とのことです。今はリハビリしてます」


「…いらない」


「ですよね…」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ファンタジーものからきましたが、これはとても不真面目(褒め言葉)です。 良く考えれば、何のためにこの作品が作られたのか。考えたら負けな気もします(笑) [気になる点] 本末転倒感でしょうか…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ