魔王の娘が、ゴールドマン・サックス勤務の勇者に、結婚を申し込まれ魔王涙目
魔王の娘「もうすぐ彼氏が来るからね」
魔王心の声(彼氏が結婚挨拶に来るらしいが、絶対に反対だ、可愛い娘を簡単にやれるか)
ピンポーン
娘「来たよっ」
勇者「初めましてお父様」
魔王(えっ、彼氏って勇者なの?絶対ダメじゃん)
(ムリムリムリ、てか敵でしょ)
勇者「本日は時間を頂き、ありがとうございます」「娘さんと結婚したく、本日ご挨拶に伺いました未熟な私ですが、どうかお許しとご指導を宜しくお願いします」
魔王(イヤイヤイヤ無理でしょ、何か理由をつけて諦めてもらおう)
「娘と結婚するには経済力が必要だ、君は手に職がないだろう?」
勇者「勇者は副業でやっておりまして、普段はゴールドマン・サックスに勤務しております」
「金融に詳しいので、資産運用もしております」
「別途会社経営も携わっておりますので、経済面は安心して頂けるかと思います」
魔王(え〜、なんか凄そうなんだけど...いかんいかん)
「我が魔王軍は去年500億ゼニの利益をあげている君はどうかな?」
(ふふん、驚いただろ)
勇者「去年は1000億ゼニで、今年は1500億ゼニの収入が見込めると思います」
魔王「1500億ゼニ?」
(なにコイツ、増収だけで魔王軍分あるじゃん)
娘「パパの城も彼氏の会社が建設したのよ」
魔王(...お金の話はやめよう)
「娘と結婚するなら、一番強い男性でなければ結婚は認めない、君はどうかな?」
勇者「ご希望で有りましたら、お父様を一瞬で灰にする事も出来ますがどういたしましょう?」
娘「前の魔王は彼氏が倒したのよ」
魔王(えっ?過去最強と言われた前魔王を?ヤバいじゃんコイツ)
「ん〜、あっ料理は出来ないでしょ?」
勇者「五つ星ホテルの料理長の経験もございますので、ご安心下さい」
魔王「ん〜、何か弱点ないの?」
勇者「特にはございません」
魔王「あるだろっ」
「あ〜そうだ、君は勇者なら魔王を倒してどう
したいんだ?」
勇者「魔王軍の領地運営はまだ改善の余地がございます、無駄な支出を抑え、ダンジョン収益の最適化を行います」
「娘さんだけでなく、魔王軍も豊かに、そして幸せにしていこうと考えてます」
魔王(何コイツ、完璧すぎんか?)
(...でも嫌だっ、娘はわたさんっ)
〜20年前回想〜
娘「キャー」
魔王「あぶないっ」バシッ
「制御の効かないモンスターもいるからな」
娘「...パパありがとう」
「将来はパパと結婚するねっ、約束だよ」
魔王「はははっ、パパが守ってやるからな」
〜〜〜
娘「もう認めてくれていいでしょ」
魔王「そうだっ、君が強すぎて娘が何も言えなくるかもっ」
勇者「大丈夫です、お父様」
「娘さんの力は私より遥かに強いです」
魔王 えっ?
娘「彼氏私の部下だよっ」
「私の収入は5000億ベル」
勇者「娘さんは社長です」
魔王「...」
「...」
「...」
魔王「よろしくお願いします」
...こうして魔王は娘の部下になった




