憎悪の循環
初め、世界は戦争の炎に包まれ、
種族は互いに殺し合い、大地は血に染まった。
影は舞い、炎は唸り、
敗北の苦しみの中で、平和は消え去っていった。
悪魔たちは倒れたが、屈服はしなかった。
その暗い魂は、恨みを抱きしめた。
三世紀が過ぎ、憎しみは膨らみ、
あらゆる子供は、軽蔑の中で生まれた。
人間の広間では、物語が語られ、
恐ろしい存在たち、穢れた魂について。
揺り籠の頃から、彼らは恐れることを学ぶ、
ただ力を欲する者たちを。
だがネテリアの王国においても、憎しみは同じ、
卑劣な理想に刻まれた心。
「人間は弱く、その命は虚しい、
我々はより強く、明日の継承者だ!」
かくして、循環は壁となり、
世代ごとに過ちを背負い続ける。
深く根を張る偏見は、
豊かな魂を毒へと変える。
新たな戦争で、過去が蘇り、
無辜の血が再び溢れ出す。
様々な種族、だが同じ憎しみを抱く二つの陣営、
怒りに目がくらみ、恐怖の中で迷いゆく。
復讐の物語は再び始まり、
同じ過ちが繰り返される。
受け継がれた憎しみ、決して忘れられず、
鈍った憎悪によって形作られた心。
戦争と苦痛に沈む世界、
憎しみがすべての者の血管を駆け巡る。
分断された種族、平和は遥か彼方の灯台、
過去の傷跡が現在となる。
街角の至る所で怨恨の叫びが響き渡り、
恐怖の汗と血が混じり合う。
人類は偏見の闇に迷い込み、
かつては希望に満ちていた未来は、今や砕け散った残響に過ぎない。
果たして、いつか誰かが灰の中から立ち上がり、
戦争や悪意の向こう側を見通す眼差しを持つだろうか?
恐れることを知らない魂を持った、
憎しみに立ち向かい、忘れ去られた真実をもたらす英雄が。
しかし、この永遠の循環を断ち切ることは可能だろうか?
復讐こそが最も確実な道とされるこの世界で。
愛に目を閉ざした心は、
新たな夜明けへの希望がまだあるのか、見ようとしない。
もしかすると、ただもしかすると、そんな英雄がいつか現れるかもしれない。
だが、世界が変わらない限り、
戦争は燃え続けよう。
傷口は再び開き、その循環は止まらない。
根深く張り巡らされた憎しみは、決して叫ぶのをやめないからだ。
どれほど戦おうとも、どれほど努力しようとも、
運命は残酷で不変のように見える、
憎しみは広がり、平等など存在しない。
そして戦争はこうしてその道を歩み続ける、
終わりのない憎しみの循環の中で…
leon02d2 作




