なつとあお
0時過ぎ
ふと日付を見れば
蒼く澄んだ空と真っ白な入道雲に
碧く透き通ったサイダーの瓶が
似合う季節にうつろいて
星も見えず木の葉のざわめきの絶えぬ夜なれど
唯青くすんだ光に照らされたように思えた7月1日
7月は長いようで群衆の熱気のようにすぐにいつの間にか去っていってしまうから
唯、今この時を忘れないように心に刻みこまなければこの夏の暑さと共に心も夏に取り残されると分かっているから
花火が散る間のよりも短い夏であってもちゃんと夏にお別れを言わなければならないとしても
この美しい季節を迎えられた今この瞬間がただたまらなく嬉しいから
7月1日になった事を確認したら唐突に描きたくなりました
拙いですがこの想いを文字として現したかったから
夏に恋をしてしまったのかな