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スキルを使ってみよう

お久しぶりです。投稿頻度的にはこんな感じに落ち着きそうですね、これからもこの作品をよろしくお願いします。

「ふぁぁあ、、、、、うぅーん、、、よく寝たぁ、、、二日酔いもしてないし、早速朝風呂いこ〜」


そうして身体中にいる動物達を静かに避けてから、皆を起こさないように外へと出る。


「おぉー、霧がすごい、」


温泉の方へ歩けば歩く程霧がどんどん濃くなっていった。


「痛っ、、、ま、まさかもう目の前だったとは、霧があるのも困りものだね」


霧が濃すぎて目の前にあることも分からなかった脱衣所に入り温泉へと向かっていった。





「ふぁぁあ、、、目が覚める〜、そしてこの目の前にあるだろう滝の音、いいーー」



30分後"ε(。•ө•。)з"




「うぅ〜ん、滝の音はいいんだけど、やっぱり滝は視覚でも楽しみたいよね、、、霧は少し晴れてきたからあと数十分くらいしたら見えて来そうなんだけどね」



そんな事を思っていると、、いきなり滝のある場所だけ霧がどんどん晴れていった。



「あれ?なにこれ、き、奇跡?、、、、まぁ〜滝が見えるようになったし、気にしない、気にしない」




------------------------





「うん、やっぱりジルの料理は美味しいね」


「ありがとうございます、、、、、、多分ですがそれは奇跡ではなく、さら様の能力が関係していると思います」


「私の能力?」


「はい、さら様には 自然の恵み というスキルがありましたよね、おそらくさら様の願いをそのスキルが汲み取ったのだと思います」


「へ〜、スキルって使いたいって思わなくても使わさるんだね」


「いえ、通常であればしっかりと意識をしなければ使えないのですが、スキルの中でも位と言うものが存在します、さら様のスキルはその位が高いので少しの願いだけで能力が発動するようですね、、、、、う〜ん、今日はさら様のスキルをご自身で使ってみてどういう物か理解することにしましょう、知ってると知らないでは天と地の差がありますからね」




------------------------





「最初は 自然の恵み を使ってみましょうか、ここら辺は動物達を移動させておいたので被害を気にせず使ってみてください」


「うん、やってみる」



自然の恵み このスキルは自然が味方し自然を操れるスキル、まずは水。



水をイメージすると体の周りに水滴が浮いてくる、それに気分を上げもっともっと水をイメージすると自分の周りに水柱がたつ



ちょっと水滴の時よりも体が重い気がするなぁ、これが軽くなってくれるとありがたいんだけど。



「はい、もう大丈夫ですよ、、、少し体が辛そうですね、、、でもそのくらいの辛さで収まるのは凄いですね、普通なら倒れても可笑しくなさそうなんですが、、、もしかしたら水が味方をしているからこそ抵抗なく出来るのかもしれませんね」


「う〜ん、でもこの辛さは好きじゃないなぁ」


「それでしたら詠唱という物があるのですが、やりたい事象を口に出す、例えば水の球を作りたいなら水球、ウォーターボール、など言ったりして辛さを軽減するんですが、さら様の魔法は固定的では無いですから、どう言ったものがいいのか」



「う〜ん、、もう形とかじゃなくて水ってただ言ってみるとか?」


「確かにそれが一番いいかもしれませんね」


「じゃあ、もう1回やってみるね 水よ 」


そう問いかける様に行ってみるとさっきよりも数倍は勢いがいい水柱が私を囲んだ。



さっきよりも勢いがいいのに全然辛くない



「いいですね、辛さはもう無さそうなので他の魔法もそれで行きましょう」



火よ


風よ


土よ


風よ


光よ


闇よ





「はい、素晴らしいです、ちゃんと全ての属性がイメージ出来ていますね、では次は植物ですね、属性では無くなるので少し勝手が違うと思いますが頑張ってください」



「植物よ、、、、、、、あれ?何も起こらない、なんで?」


「属性では無いからかもしれませんね、もう少し具体的にすればいいのかもしれません、その木を動かすイメージでやって見ては?」


「うん、やってみる 植物よ 」


そうすると自分の思っている通りに木が動いていく。




これって木とかも生やせるのかな?やってみよ、


木が生えてくるイメージを強く持つ。


そうすると足元にぴょこんと芽が出てきた、そこからどんどん伸びていき気づいた頃には木の上にいた。


「さら様!大丈夫ですか?!」


「だ、大丈夫、いま降りるね 風よ 」


そうして風に地面まで送ってもらった。



「もうスキルを使いこなせてますね、では次のスキルに行ってみましょうか」






------------------------




「ここに、鳥、馬、土竜(モグラ)、を呼んでおきました、この方々を用いてスキルを使ってみてください」


「ぴーぴーぴぴー!」【まずは私が最初ね!】


「ヒヒーンヒーン!」【僕が最初がいい!】


「クック、キュウ!」 【俺が最初だべ!】



「いつも思うけど鳴き声と言葉が一緒に頭に浮かぶのにちゃんと理解できるの不思議だなぁ」



「第六感共有をしてみましょうか、視覚、聴覚、味覚触覚、嗅覚、そして第六感の感覚、これらを共有出来ると思います、ただ体が動かせる訳ではないと思いますので気をつけてください」


「うん、分かった、、、じゃあまずは鳥さんからかな、」


「ぴー!」【やったー!】


鳥さんに触ってスキルの発動をイメージする。


「まずは視覚から」


すると鳥さんと一緒の視覚になる。


鳥さんが空を飛んでいき大空を飛び始めた。



わぁ〜、綺麗、、、、今度は触覚、



こ、これが空を飛ぶ感覚、そしてこの羽がある感じも新鮮で、、、楽しい



じゃあ次は全部で、、、、、、あぁ〜これが鳥、、私は今鳥になってる!確かに身体は動かせないけどね。


ん、右から強風がきそう?



うわっ、ほんとに来た、、、これって、もしかして第六感?、、あ、今度は左、、、、、



鳥さんの第六感は風が読めるんだね


------------------------






「素晴らしいですね、、、ですが全ての感覚を共有してしまうとさら様の体自体が動かなくなってしまいましたね」


「確かに、視覚、とか触覚までならまだ自分の体の感覚があったんだけど全部の感覚を共有すると、本当に鳥になったみたいになったんだよね」


「倒れる事を考慮して家に戻ってベットの上で感覚共有をしましょう」





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