表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

雑草の使い道

作者: 蓮薔薇 揺麗

雑草を毟って薔薇を生かす


引っこ抜いた雑草は水を入れたバケツに入れる


もう既に溢れんばかりに雑草が入っている


これをどうするかは特に考えていない


でも捨てはしないと思う


食べるほどは食べ物は困っていないが


何かに使いたいという欲がある


何に使おうか考える


考える



考えた


バケツを持って公園へ行く


昼間に誰かが作ったのだろう


砂山は砂城と化していた


忍びないがそれを崩して山に戻す


山の頂上に穴をあける


バケツの中身を半分ほど入れる


土をかける


残り半分をかける


緑の生い茂った山を眺める


薔薇を思い出す


マッチに火をつける


当然火は消える


しょうがない


落胆しながら薔薇のもとへ帰った


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 使えそうもないからこそ使うというコンセプトが 好きです。 マッチが消えた 具体的な描写が 何か 気になります。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ