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アパテーvsヘリヤ。ツルーズvsソグン

─アパテー─


はぁ

ウォールに加勢をしたいのに…

全くなんて編成よ

梟じじぃ(ストラス )暴君(ロキ )ヤンデレ(レギンレイヴ )怒りの追求者(グリムゲルデ )バカ(ツルーズ )沈黙(ソグン )泣き虫(ランドグリーズ )兜虫(ヘルムヴィーゲ )そしてウォールは剣の時(スカルモルド )ときた

相性的にみんな悪いけど、ウォールはもっとやばいわ

とりあえず破滅を齎す者(ヘリヤ )片付けなきゃ…


「はぁ…正直めんどくさい」


「なにがぁ?」


「お前の相手が」


「そんな~照れちゃって!お姉さんも本気出すから」


「私はウォールを守る為にここに降りた。だから早くどいてくれると助かるのだけど」


「あら?!年上相手だからってかしこまらなくても」


正直ヘリヤとはやり合いたくない、右の仮面を付ければ破壊、左の仮面をつければ崩壊、仮面が壊れれば破滅と訳の分からんやつだ

ただ、殺すには惜しい。なぜならあいつらは殺せるタイミングがあったのに殺さなかった、まぁさせなかったけど。

つまり中立の可能性が高い

技量次第ではこちらにつくだろう。

まぁ本来こっちサイド(厄災 )なのだけど一応神だから選ぶ権利はあるってことだろう


「早く来なよ」


「じゃっ!行くね!」


パチンっ!ヘリヤが指を鳴らしたと同時に空が壊れる


「北欧以来だよ!アパテーちゃんっ!」


晴れていた空に雲がかかり雨を降らした

その雨が全て針に変わりヘリヤに降り注ぐ


「あまいね!ほらぁー!」


しかしヘリヤに触れる寸前それは元のものに


「嘘でしょ、なんで針が水に」


「概念の破壊、私の破壊はなんでも壊すの!崩壊に関してはラグナロク以上の物を起こせるわよ!!」


「そうはさせないよ!」


ヘリヤが不意に煙をあげだした


「っっ!!あっつ!!とゆーか痛い痛い!!」


「さらに追撃よ!!」


「なーんてね♪いやー危なかったよ、酸なんてね。可愛い乙女に傷がついたら大変よ!」


「だったら私付近の空気を破壊するのやめてもらえないかしらっ!」


「あら?窒素を反応しやすくすると色々いいって聞いたから繋がってる部分を壊したのだけど問題でも?」


「相変わらずだね、ラグナロクの時もそうやって多くの巨人を殺してたものね」


「あ!いいこと教えてあげる」


「なに?戦うの諦めてくれるの?」


「ウォールくん?見てみてよ」


ウォールは、少し遠くでスカルモルドの振るった一閃に吹き飛ばされている、いや見えない程の威力だ


「ウォール!!今行くか────」


「いいことって私にとってだったけど。あら?息しなくなっちゃった♪」


アパテーは体の半分を破壊され概念の崩壊を起こし始めた



─ツルーズ─


ちっ…なんでこいつなの


「あぁっ!!なんで最強の私がこんなやつと!!」


顔にベルトを巻き静寂を保つソグン

と喚き散らかすツルーズ


「だいたいあんた見えてないはずなのに剣をさばけるとかチート級よ!!」


未だに沈黙


「うりゃぁぁぁぁ!!」


ギンっ


「おりゃぁぁぁあ!!!」


ガンッ


「はぁはぁ…ホントなんなのあんた」


「ねぇ、ほんと喋ってよぉぉ!!他の子が良かった!あんたみたいなやつ嫌い!絶対振り分けミスだァ!」


「あぁ!もう決めてやる」


「レッドスカーレットファイアー!アルティメットウルトラソード!!!」


ハチャメチャな名前を言うと共に剣先に炎が纏わりつき剣のサイズを大きくした

そしてそれをめいっぱいに振りかざした


「くらぇぇぇ!!」


ガンッ!


「はァァァ!訓練場のゴーレムよりムカつく!!」


「なんなの!いじめ?ねぇいじめ?最強たる私の剣を止めるヤツって!まさか?!あんたも最強?!!いや!お前はただの根暗だ!ほら!嫌ならなんか言えよ!!」


「そう」


「あー!あんたの声初めて聞いたわ!はっはっ何その声!高すぎ!!」


ほんとにガキ臭いツルーズに対しソグンは至って冷静である


「よーし!決めたわ見ときなさい。私の鍛錬の結果を!貴方が初めてよ【最も早い剣】」


ツルーズが超速でソグンに近付き剣を振り上げる

ソグンは剣でガード出来ないと判断したのか後ろへ下がるも目を隠していたベルトが裂けた


「見たな」


深紅に輝く右目と漆黒に染まるも輝きを放つ左目


「な、なによ」


「命令は生きてればいいだったはず。だから瀕死は覚悟してね」


「ふ、ふん!ようやくやる気になったのね!」


「殺る気よ。加減出来ないかもね」


ツルーズが剣を振るうも弾かれその隙に斬撃


「ようやく楽しくなってきたわ」


「……」


「なんか小さくなってから感覚がつかみにくかったけどだいぶ戻ってきた!」


「1番早く敵を倒して自慢してやる!」


ツルーズは相変わらずの突進スタイルだが速度は格段と上がっている


「殺す」


ソグンが剣を振るう、ツルーズが剣を振るう

ぶつかり合い激しい火花を散らす


「もうそろそろね、さぁ解き放つのよ呪いの目」


「あ、あんたそれはバロールの?!ぐっ…」


ツルーズの体を黒い線が這う

ソグンの漆黒の目は先程より漆黒差を増している


「そう。私は闇の力を極めた」


「ぐっ…せこいわね!」


「スローンラート」


ソグンがツルーズの横を通り過ぎる

ツルーズは全身から血を吹き出し…




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