裁判
「まぁまぁ落ち着くのじゃ」
「はいはい、んで俺を裁くのはあんたじゃねーんだろ?誰だ」
「もうすぐ見える」
「あー、それよりだ後ろから付いてくるのは何もんだ?」
「あれぇ〜気付かれちゃった?!」
「あの坊や鋭いわね、姉さん」
「ぁん?!坊やって俺はなぁ22歳だ!オマエらみたいな身長70cm程度のガキに言われる筋合いはなーい!」
「私は500歳よ?坊や」
「私はぁ560歳でーーーす!」
「んにゃろ!悪魔かよ!」
「まぁまぁ落ち着くのじゃ2人もな」
「ぇぇー」
「なんだよ、ストラス知り合いかよ」
「えへーそうだよーオジサマは毎日のように私たちのお店に遊びに来るのー」
「指名されまくりだものね姉さん」
「ハッハッハ!テレるのぅ」
「ストラス…お前相当やばいな」
「ところで坊や?私に魂くれない?くれない?」
「姉さん私にも分けて」
「んにゃろ!あげるかよ!!!ってか妹の方何故あげる前提で進めた!」
「あー2人とも悪いのじゃがこやつは罪を被っておる。その為裁かねばならん」
「あれぇー迷い人では無いの?」
「確かに不思議」
「わしが呼んだテヘペロ」
「うわ、きも」
「坊や私も同意見っ!」
「姉さんと同意見」
「3人とも連れないなぁ〜」
「ところでストラスさんよぉぉ?さっき悪魔は良い奴的な事言ってなかったかぁ?なんで俺の魂食う!とか言い出すんだ!どこの悪魔だ!」
「そヤツら2人は下級悪魔でのぅ名前はまだ無い、下級悪魔は魂を食らう事で力を付け信仰心を得て名前を貰うのじゃ」
「そーでーす!私は下級悪魔!」
「姉さん私も」
「なんかよくわかんねぇわ…はよ裁いて!こんな変なやつらに絡まれたく無いーー!!」
「じゃ2人ともまたのぅこやつを裁きたくて閻魔様ワクワクしてるからのぅ」
「ん!ばいばーい、今度来る時はもっと美味しくなってきてねー」
「私は今のままでも」
「ほっほっほ!ではバイバイー!」
10分後
「デカい門だなー」
「閻魔の屋敷じゃからなぁ」
「そ、そうか…どんな人なのだろう」
「大丈夫じゃ!おーい罪人連れてきたぞー」
「すげぇ!!無音で門が開いたぞ?!!」
「門の開閉音はうるさいからのぅわしが知恵を使って無音かしたのじゃ!」
「たまにはいい事するな!」
「ん??どこからどう見てもいい悪魔じゃろ!なにをいっ」
「ストラス!良くぞ来た!100年ぶりだな!!」
「閻魔ぁーせっかくわしが話してたのにおじさんショックじゃ」
「すまんな!久々に、裁きがいのあるの者が来るかと思ったらな!」
「ハッハッハ!確かにこやつは堪えるぞ」
「話が長くなったな!罪人よ前の台に出よ」
「ここですかね」
「あぁでは裁判を始める」