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ゲームにもカレーはある

「なぁストラスト……どうしてこんな格好する羽目になったんだ!!」


今俺とアパテーは貴族の服でストラスは執事服

ティルアはメイド服と貴族一味の旅行な雰囲気


「仮にもお主は勇者じゃろ、問題が起きると大変じゃろ」


「そうだぜ!ウォールお前も妥協しろよ」


「ティルアてめぇ……金貨貰って目の色変えやがって!」


「そんなことより私早くご飯食べたい」


「そうじゃの飯にするか」


村のゲートには名前が書いてあるがもう掠れて見えない

ゲートのすぐ近くにフォークのマーク、飯屋だ。

ガチャ


「お、おとっちゃ!客来ただ!」


開けて直ぐに強い訛り癖の幼女が出てきた


「これこれ……お客様が困りよるよ」


次はやつれた男性だ多分幼女の父だろう


「あの〜昼飯を食べに来たんですけど空いてますか?」


「空いてますよ、お好きな席にどうぞ」


「じゃ、奥の席座るか」


店内は薄暗く、外の光で辛うじて明るく見える程度

席はそこそこあるも誰も座ってない


「お、カレーあるじゃん!」


「なら俺カレーで」


「私も〜」


「わしもじゃ」


「おっちゃんカレー4皿ください!」


「はいよ」


コトコトコト奥で調理の音が聞こえ始め

さっきの幼女が水を持ってきた


「嬢ちゃん俺が持つぜ」


「め、メイドさん大丈夫ですよ!」


「ティルアお前優しんだな」


「る、るせぇ!可愛い子が働いてるのにおちおち休んでられるかってんだ」


「あれ、メイドさん達は貴族?」


「そ、そうだぜ貴族専属のメイドだ!」


「す、すごい!貴族!!」


「まぁティルアはメイドだけどな」


「メイドさんも凄いよ!」


「そ、そうだな」


「えーとあなた名前?名前何?私はアパテー」


「名前?無いよ」


「え?なまえないの?すてられたの?」


「ア、アパテー、国の風習じゃ」


「そうなの?あ、そうね私達も認識されないと名前貰えないからね」


「名前は貴族の従者とか特定の位が無いと貰えないの……でもおとーさんはなまえあるよ!名前無いとお店も出せないからね」


「どんな国だよ……」


「名前は貴族からだったもらえるのか」


「なら〜貴女に私が名前あげる」


「え??そ、そんな」


「遠慮しないで私は貴女とお友達になりたいしちょうどいい」


「あ、ありがとうございます!」


「で、名前の付け方ってアパテー知ってるのか?」


「ちょっとだけ干渉する」


「「おい」」「?」


「名前をあげるあなたはミラ!」


「あ、ありがとう……う、嬉しくて涙が」


「どれどれステータスを」


ミラLv7

HP10

MP2

ATK1

DF3

S30

固有スキル【????】Lvが足りません

固有スキル【????】親密度が足りません

加護【欺瞞】特定秒間特定条件で無効化を発動させる


わお……わけのわからんものが追加されてるな


「あの〜カレーできました」


「「「「じゅる」」」」






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