始まり
僕は死に地獄に落ちた。理由は明白だった...
「悪い奴らを倒す」って意気込んで頑張ってきたけど
結局は、悪人でも殺せば罪だ。
そして終いには殺しを楽しむ自分が居た。
ある日の事...僕は警察に追われていた
そして撃たれて崖から落ちたのさ...
呆気ない最後だよ
そして目を覚ますと目の前は絵に書いた様な地獄が広がっていた。
ふと目の前を見ると髭ズラのおっさんが立っていた
「ホゥホゥお前中々面白い人生じゃの」
とおっさんが喋った
「んだよなんで知って...って地獄だもんな。
さしずめあんたは閻魔様かい?」
「ハッハッハわしが閻魔に見えるか?見えんじゃろ」
「だったらなんだよ!鬼か?」
「いいえ悪魔です」
ドヤ顔で答えてきたぞコイツ、って悪魔?!
あれか、喰われるのか?魂取られるのか?
「お、お前俺は美味くないぞ」
「悪魔だからと言って人を食べる訳では無いぞ...」
「ならあれか?魂寄越せとか?!」
「お前死んでるだろ...わしは悪魔の中でも少しそれた分類じゃ」
「それた分類?」
「まぁ要するに、わしを召喚した者に知恵を与えるってのが主な目的な悪魔」
「まさか、ストラスとか?なわけないよね??ゲームだと可愛い女の子のイラストとかだし」
「ビンゴ!わしはストラスじゃよハッハッハ」
「え、ストラスって男なのかよ...」
「んーとだね、悪魔とは人の想像から生まれたものだからさ性別とか見た目とか滅茶苦茶なんだよねエヘ」
「なるほど、よくわかったからそのエヘってやつやめろよ...見ててキモイ」