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プロローグ

ある夏休みの出来事です。

「ミレ~」

「伊知子ー」

「待った?」

「うん、結構待ったよ」

「そんなハッキリ言わなくってもいいじゃん」




この子が私の親友加藤伊知子。アニメとラノベ好きのオタクです、そして私鈴見ミレ普通の高校生だった。この子のおかげで私は立派なオタクになりました。なぜオタクになったかは去年の夏休みの出来事だった。あのときは初めて心を打ち明けた日でもある。



             


「ねえミレ。」

「何?」

「急かもしれないけどアニメイト行かない?」

急すぎる発言に私は混乱していた。

「なっ何言い出すの?」

「いや~けどもう友達やし趣味を打ち明けたいし…ね。」

「まあ初めての友達でもあるし」

小学校と中学校では友達など作れなかった。高校に来て初めての友達が加藤知子でだった。あっちから話かけてくれて私はとても嬉しかった。

「え、伊知子ってアニメ好きなの?」

「う、うん。他の人よりは好きだよ。」

「そっそうなんだ。」

私は少し困った。

「けど、どうして私に言ったの?他に友達がいるのに。」

「何でって私はミレが親友だからだよ。」

そのとき私はとても嬉しい気持ちでいっぱいだった。

「や、やめてよ伊知子。」

「何恥ずかしがってんのよミレ。いいから早く行こアニメイト。アニメの面白さ初めから叩き込んであげる。」

「うんわかった。」

この時はとてもうきうきした気持ちでいっぱいだった。

私が見たアニメと言ったら金曜日の夜の7時にやっているド〇えもんぐらだったから他のアニメを見るのは初めてだった。

アニメイトについたときはアニメがたくさんあった。

「わーすごいアニメイト始めてきたけどすごいね。こんなとこ何回もいってるの伊知子って?」

「うん、そうだよたまに他の友達を見たらすぐ隠れるけどね。」

「へーそんなことがあるのによく私と一緒に「アニメイト行こ」て言えたね。」

「やめてよ。思い出しただけで恥ずかしから。けどこれからはミレがいるから安心して行ける。」

「ちょと待ってそれどういう意味なの伊知子。」

「い、いやあの~その・・・・・。」

そのあと伊知子が下を向いてごそごそしていた。いつもと様子がおかしいかった。何か手と手を繋げて喋ってた。

「ちょ伊知子何やっているの?あと言いたいことあるならさっさと言ってよ。」

「ミレと・・・良かった。」

「え、何て言ったの?私が何?」

顔をあげて普通の伊知子に戻っていた。

「いやなにも言って無いよ。」

「めっちゃ気になるけど!」

「いいじゃんまたいつか教えるか。」

「うん、わかったこの場はそれで終わらせてあげる。」

「ほらさっさと行こうよまだまだたくさん教えるものがあるから。」

そのあとは昼の2時から5時までずっとアニメイトにいてグッズや伊知子のオススメするアニメを教えてもらった。

「わ、もう5時だよ伊知子!」

「え、どうしたのミレそんなに慌ててどうしたの?まだ5時だよ?」

「ごめんね伊知子。私言ってなかったけど私の家門限あるんだよ。」

この頃は門限を忘れて遊んでいたせいで親に起こられそうだった。私はとても慌てていた。

「待って焦らないで門限の時間は何時?」

「6時だよだから早くしないと。」

「何時間で帰れる?」

確か一時間半くらいだったはず。

「1時間半ぐらいだよ。」

「そうじゃあつくね。」

「何で?」

「だってミレの行き方で1時間半だった。ミレの家に行くとき私の道と全然違うかったから。私の行きかたなら45分で着くよ。」

「マジ?」

「マジっす。」

「じゃあそうと決まればさっさと行こう。」

「わかった興奮しないで。」

このあとは門限いないに家に付いて親に「何していたの?」の言われたので「友達と洋服選んでいた」と言ってごまかした。こんな感じで私たちの過去の出来事なのです。今になればただの笑い話だそのあとはインターネットを使って伊知子がオススメするアニメを見てここで私の心がとりこになった。その後の私はアニメばっかり見ていた。その結果学校では伊知子とひたすらアニメの話ばっかになった。たまに一人でアニメイトに行くようになるぐらいはまってしまった。そんな暮らしをしていたらもう二年もたって高校3年になったおかげで今の私がある。





「ねえミレ。聞いてる?」

「は。な、なになに。」

「なにボ~としてんのよ。」

「いや何も。」

昔の思い出を振り返っていたなんて恥ずかしい。

「まあなんでもいいけど。それよりさっさと行くよ!」

忘れてた。昔のこと振り返ったせいで。

「行こう。さあアニメイトえ。」

「なんか今日のミレ張りきってるね。」

「そうかな~。」

それからアニメとラノベの話をしながらアニメイトえ向かった。

「ねえ伊知子。」

「何ミレ。」

「最近のニュースで殺人事件やってるよ。」

「!?」

何故か伊知子が驚いていた。

「い、以外何で最近のニュース見てるの!?アニメばっかだと思っていたのにどうせ最近のニュースてあんたが言ったらアニメやラノベかと思ったのに。」

「な、な分けないでしょ!私だって三次元のことぐらいわかるもん!」

本当に私だってアニメばっかりじゃないのに。

「で、その話がどうしたの?」

「いや、なんかその殺人事件がここら辺なの。」

何故か伊知子がピクッとしていた。

「どうしたの?もしかして伊知子怖いの~」

ちょとおちょくってあげよ。

「怖いっちゃ怖いけどそんなことがここらへんでおきてるんだ。」

「おきてるよ!そんなこと知らないの私でも知ってるよ。」

なんか昔からそこらへんの床が抜けてるんだよな~伊知子って。

「もう見えたよミレ。」

そのあとはアニメイトいつもどうりに一階で本を見て、2階でグッズを見ていた。そのとき忘れていたことを思い出した。

「忘れてた!」

人の目線がこっちに来ていた。恥ずかしい。

「どうしたの?ミレそんな大きな声で「忘れてた。」って。」

「いや昨日のアニメを録画するの忘れてた。」

「何のアニメ?」

「「暴風にあら返しもの」って言ったアニメ」

「それなら私の家で録画してるから見る?」

「見る!」

録画していたんだ。良かった。

「じゃあ門限が来る前に早く行くよ。」

「早く行こうか時間ないし。」

伊知子の家とか久しぶりだな~。最近はずっと家で録画したアニメとかしか見てなかった。



  

結構早く着いた伊知子の家。

「伊知子の家なんて始めてだな~」

「まあちょっと遠かったしね。」

私の家結構遠いもんね。

「てか親居ないね。」

「今日は親が出ていってて居ないの。」

「へーそうなんだ。」

伊知子の親たちの顔見たかったな。

「ほらさったさと上がって。」

「失礼しま~す。」

「私の部屋そこのだから。」

伊知子のことだからきっとラノベの本やアニメグッズだらけだろうな~

「うわ、スゴい。ゲーム機やラノベの本やアニメグッズだらけ。」

予想どおりだった。

「どうよスゴいでしょ。あ、あとそこに座ってラノベでも読んでて飲み物持ってくるから。」

「は~い。」

やっぱりスゴいや伊知子テレビもあっていいな~。しかも親が知ってるてとこがいいなー。私なんか頑張って隠しているのにな~。

「???、なんか机のしたにある。」

なんか刀があった。伊知子て刀が好きだったけ?しかも結構重いし。

「何でこんなのが伊知子の家に?」

近くから物音がした。

「伊知子かな~。」

「ミレ聞き忘れたけどお菓子な・・・」

「どうしたの伊知子?」

「何でそれを持ってるの!危ないから置いて!!」

「何でそんなにあわてるの伊知子!?」

「何でって、それ本物だよ!?危ないで決まってるでしょ!」

「そ、そうなの!?(ガシャ)」

うわ、本物だったのこれ。知った瞬間に反射的に落としちゃった。

「てか何で刀なんか伊知子の机の下のにあるの?」

「いや、家に代々伝わるものだから。」

「あ、そうなの。何かごめん。」

「いやいいよ。知らなかっただけやし。大丈夫だよ。てかアニメ見るんでしょ?早く見よ。」

「う、うんそうだね。」

なんか気まずい感じになちゃった。

「(ピッ)ほら録画したアニメだよ見ててよ。そのうちに私はお菓子と飲み物準備するから。」

「あ、ちょっと待ってトイレ貸してもらってい?」  

ここは気まずいから一旦退散させてもらうわ伊知子。

「トイレなら奥の左ね。」

「わかった。」

2年も一緒にいたけどなかなかこんなことがなっかた。

「えーと確かこの奥の左かなー?」

左と言ったけど奥に行くと左と右に分かれてっていてわからないんだけど。一回戻って聞くのもなんだし・・

「よし。左に行けば何とかなる。」

こういうことは少し自身んがあった。ゲームをしていて道がわからないとき私の直感がさえてるので行ける。

「これかなー。何かでかい扉のような小さいようなー。」

入っていいのかなー。けど間違えたら何かいやだけど、今部屋に戻るほうが気まずい。

「賭けだ、失礼しまーす。」

私が見た光景はとても残酷だった。周りが血だらけで男の人や女の人が何人も倒れていて何人かは山になって詰まれていました。けどなんかおかしかった。まるで錬金術や魔方陣的な物が書かれておりそれがすべて血で書かれていた物だった。

「な、何この部屋しかもなんか見たことある顔たちが・・」

そこに会った物は人間の死体でした。しかも最近ニュースで見たことある顔だった。

「ミレーどこにいるのーやぱりトイレの場所分かりずらいから教えに来たよー」

伊知子の声を聞いた私はとても恐かった。この状況で考えてこれをやったのは伊知子しかいないと決め付けてしまった。このころの私を考えたらもしかしたら伊知子じゃなかったかもしれない。

「やばいどこかに隠れないと。」

反射的に隠れないと思い考えた。けど隠れる場所がなく部屋には死体の山しかない。結果死体の中に入るしかなかった。普通の高校生ならこんなの見たら叫ぶのが普通。だがしかし私は違う。アニメやゲームで何度もこんなシーンを見てたおかけでこんな状況でも冷静でいられる。

「ミレーミレーもーどこにいるのよ。」

「どんどん声が近ついている。」

入りずら過ぎでしょ何で死体のなっかてこんなにも入りずらいの。アニメとかなら簡単に入っているのに。

「ミレーミレーミ・・・・」

声が消えた。消える前にはギリギリ死体の中に入れたけど・・・ここからどうすればいいの?死体の中だから見えないけど地面に耳を当てているので足音だけはよく聞こえる。けど足音も消えた状態で何も起きない。「シュッ」と地面から聞こえた。

「ジャンプしたような音がしたのに着地音が聞こえない。」

その瞬間死体の横で何かが刺さった音がした。

「ヤバイ、ヤバヨーこれ絶対死ぬパターンだ。」

「ミレここにいるの知ってるのよー。」

死んじゃうと思った瞬間目の前が真っ暗になった。けどその先に光があるかのような感じがあった。頭がクラクラして猛烈な吐き気が遅いそのあと私は何があったかわからなっかた。

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