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三國志  作者: 宝粱長一
漢室腐敗し、反乱相次ぐ
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県令・劉備

劉備りゅうびは督郵を鞭で叩いた後お尋ね者となり、逃亡した。冀州から脱すると揚州ようしゅうに潜伏していた。しばらく潜伏していると、毌丘毅かんきゅうきが族討伐のため、兵を募集していると劉備の耳に入る。劉備はこれを、罪滅ぼしの好機と感じ、軍の仲間に加わった。毌丘毅は劉備の事を知りつつも、軍への加入を許可した。その頃張角ちょうかくの病没後、一応の平定を見ていた黄巾軍こうきんぐん達だったが、いまだにその残党が暴れており、徐州じょしゅう青州せいしゅうの残党も、下邳かひで蜂起していた。劉備は兵を渡され、下邳の残党を討伐するように命じられた。正直劉備にとっては、張純ちょうじゅんらんに比べれば朝飯前だった。関羽かんう張飛ちょうひの活躍もあり、下邳での反乱はすぐに鎮圧した。この功により劉備は鞭で叩いた罪を許されただけでなく、下密県の丞に命じられた。県令の丞とは補佐官である。劉備は承知し、しばらく任務を勤めていたが、何故か突如辞職してしまう。これによりまた放浪の旅が始まる...と思われた。何進かしん劉宏りゅうこう霊帝れいていのこと)に気に入られ、高唐県の尉となった。今度の劉備は立派に任務をこなし昇進して県令になるまでに至ったのである。

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