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三國志  作者: 宝粱長一
漢室腐敗し、反乱相次ぐ
3/12

雌伏

前回、劉備りゅうび関羽かんう張飛ちょうひの三兄弟が誕生したが、やはり全員役職を持たぬ浪人。三人では軍に入れないと考え、三人は義勇軍を結成。新たに同郷の簡雍かんよう田豫でんよが軍に加わる。兵も町の血気盛んな若者達が集まった。義勇軍は、まず漢室かんしつを救うには漢に仕えなけれければと考え、一路絶大な権力の持ち主、大将軍・何進かしんの本拠地、洛陽らくようを目指した。

旅立つ時、豪商・張世平は将来劉備が英傑になると考え、450頭の馬を差し上げた。

それと同時に近くの鍛冶屋に寄り、先祖代々に伝わる剣に似させた双剣を作らせ、「雌雄一対しゆういっついけん」と名付けた。また関羽は青龍を刻ませた1斤(18kg)もする偃月刀えんげつとう青龍偃月刀せいりゅうえんげつとうと名付け、張飛も穂先がくねくねして蛇の様な矛、蛇矛だぼうを作らせた。

しかし夏以降、劉備達がまだ何もせぬ内に弟の張梁ちょうりょうが討死。張角の病没も重なり、弟の張宝ちょうほうや暴徒と化した黄巾軍達は皇甫嵩こほうすう朱儁しゅしゅんらの手によって、次々討死した。

黄巾も一応平定され。劉備達は目標を無くし、義勇軍は率いながらも、

雌伏を余儀なくされた...

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