話の通じない敵には「力」以外は通じない
正直、かなり不快にさせるような内容かもしれません。
私にとっては事実とはいえ隣国を「敵国」と断定したりしています。
こんな考えを持っている時点で自分が歪んでいるのは間違っていないでしょうが、それでも、ずっと胸の奥に溜まりつづけた思いをぶつけずにいられませんでした。
最初に言いますが、自分は戦争そのものは反対です。平和な日常ほど尊い物はありません。
ですが、敵が仕掛けてくる以上、自衛のための力は必要なんです。
少し前、町を歩くとデモ行進を見かけた。
安保法案の強行採決に反対するデモ行進だ。
「戦争法案反対!」
「憲法を守れ!」
……言っていることは至ってまともだ。
それにデモ行進は規制されてもいない。
やりたければ好きなだけやればいい。
だが、そんな事を何も考えずに言っている人達は一度考えてほしい。
「どうしてこんな法案が必要なのか」
その事を考えもせず、ただひたすらに反対反対と繰り返すだけの行動など、小学生だって、幼稚園児だってできる。
思考を止め、反対反対と喚き散らすことなど、対案も出さずに暴力に訴える野党の馬鹿共と何一つ変わらない。
反対と叫ぶ貴方達に聞きたい。
貴方達は「日本の領土」を「日本国民」を、今の状態で守れると本当に思っているのか?
はっきり言おう。今の状態では絶対に守れない。
というより、守れていないのだ。
尖閣諸島、北方領土、竹島。
尖閣諸島以外の二つは敵国の支配下にある。
片方――――竹島はごく最近韓国の一方的な侵略で奪われたもので、このまま放置すれば100年後には「韓国領土です!」と日本の教科書にだって書かれるのではないだろうか。
尖閣諸島だって、今はまだ中国は本格的な侵略はしてきていない。
が、既にあの辺りでは中国の密猟船団がやりたいほうだいだ。
中国人の船長を無罪で釈放した事件だってあるだろう。
思い返すと腸が煮えくり返るような事件だ。
北方領土だって同じことだ。
既に半世紀以上征服されており、ロシアは日本に領土返還することなど絶対にない。
返還などしたら自分が侵略者だと認めることになるのだから当然であろう。
そもそも、自国が征服して奪い取った領土を、何故敵に返す必要がある? という事だ。
それに、日本の敵は近くだけではない。
韓国、中国、ロシア、更に出てきたのがテロ集団のイスラム国。
金持ちの馬鹿共やキチガイが自発的に協力していく辺り、どれだけ恐ろしい組織か語るまでも無いだろう。
アメリカが守ってくれる? 馬鹿な事を言ってはいけない。
竹島は奪われたが、アメリカは何もしてくれなかったではないか。
アメリカが中国の侵略から守ってくれるか? ――――否。
拉致された日本人が殺されてしまったが、アメリカが助けてくれたか? そんなわけがない。
――――日本が、自分で、守るしかない。
自分の領土は、国民は、自分で守るしかない。
そのためにはどうすればいい?
相手と対話する?
その結果が今の現状だ。
竹島と北方領土は奪われたまま。
日本人だってイスラム国に殺された。
はっきり言おう。
敵国に言葉は通じても、話は通じない。
貿易は行えても、決して心は通じ合わない。
敵は敵でしかないのだ。
侵略者が半世紀経っても侵略者でしかないように。
軍備が必要なのは言うまでもないだろう。
軍は力だ。
自分以上に力がある相手に、わざわざ侵略をするのは恨みを持っている場合くらいだろう。
力が無いからこのような現状になっている。
力さえあれば、領土を奪われるような悲劇は起きなかったのだ。
――――敵は敵でしかない。
そして、言葉が通じても話が通じない敵国には「こちらが敵と同等以上の力を持って舐められないようにし、話を聞かせる」しかないのだ。
こんな内容にもかかわらず目を通していただき、ありがとうございました。
武力など必要のない世界であればいいのですが、残念ながら力が無ければ奪われるだけなんです。
弱者が何を言っても聞き入れられず、一方的に奪われるのはどこの国でも、勢力でも、いつも同じですので……。