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プロローグ
俺は他の人と違うところがある。普通の人間とも言えるだろう。
だが、俺は人と違う・・・。俺の中にはもう一人の俺いや私がいる。
いつからだろう、意識したときには私は存在していた。二重人格というやつだ。どちらかが指導権を握っているわけではない。二人で意識を共通している。二人で会話することが当たり前だ。俺は、私は二人で一人なのだ。
この事が奇怪に遭遇するきっかけになるとは思っていなかったんだ。俺も私も・・・
何だってこんなことになった?
くっそ!日常が崩れていく。俺が悪いのか。朝起きて日常を送っていたはずなのに、あれは何なんだ。
『侠聖!何あれ?!』
『俺が知るかよ!早く逃げねえと』
この夜、日常が崩れた・・・
初めて投稿します。
暖かく見守ってください。