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未完成のゲーム

「うひゃーこいつらいいもん持ってんじゃないか...お前も早く拾え」

「え?」

俺は商人から襲って金品を盗っていた

なんだ夢か

夢なら早く覚めないと...仕事が遅れる

「何ボーッとしてんだ大体拾ったからもう帰るぞ 」

「あ、はい」

夢って一人称だったけ?

もしかして夢じゃない?これって転生ってやつか

「あの?今どこですか?」

俺はさっき一緒に話していた人に聞いてみた

「お前そんな事も分からないのか?ここはなサイショノ森だ」

サイショノ森って名前ダサすぎるだろ誰考えたんだ?

「着いたぞここが俺たちの拠点だお前は、初めてだよな?ここでは...」

あれここって見覚えのあるような...いや勘違いか

一旦状況を整理しよう

俺は、とあるゲーム会社の社員だった

寝て、起きて、ゲーム作って、寝てのつまらない人生だった

転生ってことは俺死んだんだ

俺の未練かあるなら今作っていたゲーム

『ガンソードファンタジー(仮)』がまだ完成してないことぐらいかな

「...だこのサイショノ盗賊団でのルールは、分かったか?...ってお前またボーッとして話聞く気あんのか?」

「は、はい」

怒られてしまった

「だからなこのサイショノ盗賊団ではな...」

今なんて言った?サイショノ盗賊団って俺が作っていたゲーム『ガンソードファンタジー(仮)』盗賊団じゃないか

そういえばサイショノ森も俺が作ったんだった

ということは「ガンソードファンタジー(仮)」

のゲームに転生したってことか

これは、嬉しい事なのか?でもまだ未完成たしな...このゲーム

「侵入者だ、そいつらを捕まえろ」

高台から声が聞こえた

「早く行くぞ早く行かないと誰かに先を越される」

俺は言われるがままにその人について行く

侵入者は、一人で盗賊たちをボコボコにしていた

そうそうこんな感じでガンソードファンタジー(仮)も主人公の勇者が最初のクエストで盗賊団を壊滅させるみたいなあったな

ってまずくないか早く逃げないと

「おりゃーーーー」

さっきの人が一人で突っ込んでいく

そして切られて死んだ

そんなこと気にせず俺は、走って逃げていた

「早くないか、もうちょい頑張って欲しかったのだけれど」

もうこのぐらいでいいか

スキル「疾走Lv1」を手にしました

称号「逃げ足だけは、世界一」を手に入れました

なんだこの称号...って、俺が作ったんだった

これからどうしようちなみにステータスってどうやって開くのかな?

「ステータスオープン」


ステータス

名前 アマノLv3

職業 盗賊

HP20/20 S 5/20 MP10/10

体力20 スタミナ20 筋力10 器用20

耐久力10 魔力10 敏捷30 技量10 幸運20

スキル

盗むLv3 隠密Lv1 疾走Lv1 隠蔽Lv1


まあ盗賊らしいステータスだな

たしか始まりの街から北西に盗賊団の拠点があるから南東側に進めば良いのか...

どっちから来たっけ

これまずくないか街に行かないと飯がない早く見つけないと

それから俺は走ったモンスターがいたら逃げ

走って逃げ走って走って逃げ走って


やっとのおもいで始まりの街まで着いた

スキル「疾走Lv1」は「疾走Lv3」に上がりました

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