表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩❲家族❳

幸せのお返し

作者: 日浦海里

深夜になると子供達は

突然むくりと起き上がって

私の姿を探しはじめる


子供達に押し潰されて

少し離れて寝ている時は

私の寝ている場所まで動いて

胸の上でこてん、と眠る


起き上がって、目が合った時には

にこりと笑ってて抱きつきにくる


たまにベッドで大の字になって

領域占拠

川の字型に戻すために

苦労することもあるけれど


そんな姿がとても愛しく

ぎゅっと身体を抱きしめながら

『この子達だけは護らなくては』と

強く強くそう思う


それがいつも幸せをもらう

それが親の私に出来る

数少ない恩返しだから

最後までお読みいただきありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  懐かしくなりました。  本当に、幼い頃は何をされてもかわいくて。  することされること全部愛しかったなぁ……と。  今はまぁそこまで思えませんが(笑)。  親ということも、守る相手だとい…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ