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302 第21章 第三王都と西部地方 21-12 第三王都での雑事

 ガルア街から、朝一ですぐに戻るマリーネこと大谷。

 やるべき雑事は、この休みの日に片づけておきたい。


 

 302話 第21章 第三王都と西部地方

 

 21-12 第三王都での雑事

 

 翌日。

 

 朝には第三王都に戻る為に市場に行き、荷馬車を探す。

 帰りの荷馬車もすぐに見つかる。

 今、ここ東の隊商道は、大人気状態だ。

 

 ガルア街に寄って、空の荷馬車に何か積んで第三王都に行こうという商人たちは大勢いる。

 野菜などを積む彼らは、第三王都でそれを卸して、また何か仕入れて、南に行くのだろう。日持ちのするものを仕入れて行けば、南のクイケラやウォルビス辺りで卸せるかもしれない。

 階級章と背中の剣で、簡単に交渉が進む。今回も一二デレリンギで、話が付いた。

 

 今回の荷馬車は幌付き。そして私は御者台には座らせてもらえなかった。既に二人が乗っているのだ。

 なので、私は幌の中。荷物や袋を少し移動して、剣を降ろし場所を空けて座る。

 今回は上空や周りは見えない。荷馬車が東に向かい、見えるのは西の景色だけだ。

 揺れる荷馬車の中では、居眠りも出来ないわけで、私はずっと幌馬車の最後尾で顔を出し、北側の方の景色を眺めていた。

 ガルア街の北側に広がる、広大な牧草地とそこに居る獣たち。かなり遠くだが何とか見える。黒っぽい毛で大きいので、たぶんセネカルだ。

 元の世界なら、あの体躯はバッファローであろうが、バッファローのような角はない。

 大量に飼育されているのだな。それが、第三王都やベルベラディの肉需要を満たしている訳だ。

 しかし。屠畜(とちく)しているなら、その鳴声とか聞こえそうなものだが、全く聞こえてこない。となれば、あの北側の小屋では、屠畜していないな。

 やるなら地下か。かなりの防音を施してあるのだろう。

 

 しかし、自分の興味を満たすためだけに頼んで見せて貰うようなものでもあるまいし、そこを知るのは難しいのかもしれない。

 まあ、ガルア街の真の姿を私は知らないという事だな。

 

 ……

 

 私は西門に入った所で降りるという話をしてあるので、そこで荷馬車は一度止まった。

 剣を背負い直してから荷馬車を降りて、御者の方に行く。

 「ありがとうございました」

 「いえいえ。ではお気をつけて」

 彼らはそのまま南の市場に向かって行った。

 

 私は、あの怪しげな如何(いかが)わしい公衆浴場の所にあった床屋に行ってみる事にする。

 前髪を少し切って貰うのと、横髪もやや切って貰う事にしたのだ。

 

 ここからだと少し歩いて、北へ行く巡回馬車を待たねばならない。

 

 巡回馬車で北側に向かい、斜めの道の所で降りて、あのショッピングセンターに向かう。

 休みの日なので人が多い。だいぶ混んでいる。

 

 マインスベックのお店の横を抜けて、奥に行き階段を上がる。

 狭い通路の両側にあるお店は、みんな女性が何かを売っているのだが、これも無視。

 行くべき場所は、あの大人たちのサロンだ。

 分厚い扉を開ける。

 

 中は、今までとはちょっと異なる雰囲気があった。

 いつも通り、着飾った人たちが大勢いたが、テーブルの殆どが埋まっているのだ。

 ある卓ではボードゲームを囲んでいるかと思えば、別の卓では飲み物を沢山置いて、男女がお喋りに興じている。

 

 今日は、皆バックギャモン的なボードゲームで遊んでいるようで、他のボードゲームの人がいない。大会でもあるのか。

 まあ、これを見学に来た訳ではない。

 

 真剣な面持ちでボードゲームをしている紳士たちの横を抜けて階段に向かう。

 今日は図書館ではないので、階段を降りる。

 やや薄暗い一階は、相変わらずの怪しい雰囲気だ。

 

 何しろ、裸にタオル一枚纏っただけの男女が、時々廊下を行き交うわけで、こんな場所というか、光景はこの第三王都広しといえど、ここだけなのではなかろうか。

 

 あの時に見かけた、明かりの点いた床屋に向かう。

 客待ちをして座り込んでいる男性がいた。

 

 「すみません。ちょっと、いいかしら」

 「なんでしょうな。お嬢さん。ここはお嬢さんが来るような場所とはちょっと違うかと思いますがね」

 「ここは、髪の毛を、切って、くれるのでしょう?」

 「そりゃ、頼まれれば、ね。それがここでの仕事なんでね。ということは、お嬢さん、髪の毛を切ってくれ、と?」

 「ええ。そうよ。先に、幾らかかるのか、教えて、下さるかしら」

 「男女で、かかる時間も違うんで、色々だが、お嬢さん、どれくらい切りたいんだね」

 「前髪を、少しと、横も、少し。整えてほしいの」

 「はっ。そりゃ、すぐ終わるな。五デレリンギにしておくよ」

 「はい。では、先払い、しますわ」

 小さなポーチから、デレリンギ硬貨を五枚、この男に渡す。

 やや、おでこの張り出した、痩せぎすの男の髪の毛はちりちりのパーマ状態で、天然っぽい。鷲鼻の立派な顔に見合わない気がする。鼻の下にはこれまた立派な髭があった。しかし、顎髭はない。

 

 「じゃ、ここに座って貰えるかな」

 私は剣を降ろした。立てかける場所も無いので、床に置く。それから男の指差す椅子に座ると、男は長い鋏を持ってやってきた。

 「ふん。左側が、なんか妙に、きれた跡があるな。こりゃ、左右合わせるのは大変だ」

 男は油ランプを竿の先に吊るして、その竿を立てた。ライトスタンドって事だな。

 彼はそれを三つ用意した。左右と前である。

 そうか。それでこの灯りが店の外にも見えていたのだな。

 

 「私は、冒険者、ですので、時々は、そういう事も、ございます」

 「なっ」

 男が首の方を覗き込むや、目が見開かれていた。

 「お、お、お、こ、こ、こ、こりゃ、どういう、こった」

 「つい、このあいだ、白金に、なったのよ」

 「こ、こ、こ、この背丈で、か」

 「身長と、腕前は、関係が、ないわよ」

 男は鋏を持ったまま、手が震え出した。

 「し、し、失礼しました。白金のお方」

 「あの。手が、震えてるわ。落ち着いて、下さる?」

 男は明らかに額に汗が出ていた。

 「暫く、待ちますわ」

 「失礼」

 男はそういうや、奥に行って陶器のコップに何杯も水を汲んでは水を飲み干している。

 

 顔も洗ったのか、男の髪の毛に、少し水滴が残っていた。

 彼は私の首から肩に大きなタオルを巻いた。そして私の服周りに薄い革のマントのような物も巻いていく。髪の毛が落ちるからだな。一応、これくらいはしてくれるのか。

 散髪を終えた後は、服は洗わないといけないかと思っていたが、これなら大丈夫そうだ。

 

 「では、始めさせて頂きます」

 

 どうやら、男は落ち着いたらしい。

 私の方を覗き込み、彼は慎重な手さばきで前髪を切っていく。

 私が横分けしていて、おかっぱじゃないのは、判ってるのだろう。

 やや隙間の広い櫛を持って来て、前髪を降ろすと、目の下程で切り揃える。

 横も、左が切れてしまった髪の部分の周りをすこし切って整えていき、右側もそれに合わせたようだ。

 

 然程の時間はかからず、あっという間に終わったらしい。

 男は櫛でまた、髪の毛を横分けにしてくれた。まあ元に戻したっていう事か。

 「終わりました。白金のお方」

 彼は私に巻いた薄い革マントを取り、それから首に巻いたタオルも外した。

 タオルに少し髪の毛が付いている。

 

 「ありがとうございます」

 「いえいえ。また、伸びたなら来てください。いつでも、受けますよ。白金のお方」

 「私は、マリーネ・ヴィンセントといいます。貴方は?」

 「ジミド・マギリヴリ。この散髪屋の店長を務めさせてもらっています」

 「そう。マギリヴリ殿。またよろしくね」

 そういうと彼は、深いお辞儀だった。

 剣を拾い、背負い直す。

 

 それから店の外に出て、階段を上がる。

 もう階段の下でもわかる程の声が聞こえてくる。

 

 男たちのボードゲームは、かなりの熱狂レベルである。

 いくつかの卓では、もうゲームはやっていない。

 勝ち抜き戦なのだろうな。

 競技者がサイコロを振るごとに、それを見守る男女の間で歓声が上がっている。

 ルールが分からないので、どういう部分に興奮しているのかさっぱり分からないのが残念だ。

 見学は諦めて、このサロンの外に出る。

 今日は図書館を見学する時間がないのだ。

 この後にやることがあるからだ。

 

 歩いて下宿に戻る。

 

 宿の扉を開けて中に入ると、コローナがいた。

 「ただいま。コローナさん。マチルドさんは、いらっしゃるかしら」

 「あ、はい。マチルドは、奥で、御主人様のお相手をしておられます」

 「そう、ありがとう。じゃあ、私が、戻ったと、伝えて、もらえるかしら」

 「はい。すぐにでも」

 そういうや、コローナは宿のホールの方に行ってしまった。

 

 まあ、ただいまの報告はしておかないとな。そうしないとマチルドが心配するからだ。

 

 私は下宿の二階の自分の部屋に行き、まず着替える。

 普段の服にして、階級章だけ首に付ける。

 腰のクレアスとダガーだけにして、背中には小さい方のリュック。

 

 油の瓶を持って、また雑貨屋『タッペル』に行き、蝋燭と油を買う

 今回は油を詰めて貰うので、少し待ったが、それが六デレリンギ。

 蝋燭四五本で三〇デレリンギだ。

 買って戻ったら、蝋燭を机の上に置いて、油壺は下。

 

 さて。色々洗濯があるのだ。

 全部下に持って行き、洗濯。

 軽く洗う事にする。これらは全て、自分の部屋のベランダにロープをかけて干す。

 

 それが終わったら、鉄剣以外は研ぐ事にする。

 まず、ダガーから。

 一本は、結構きっちり研がねばならなかった。

 この二本はまた予備に回して、今、予備にしている方を、普通に使う方に回す。

 さて、ミドルソードだが、これは本当に軽く撫でるように研ぐのみ。

 

 次。

 クレアスは先端を研がねばならない。

 これも私が叩いた剣ではないので、まずは目の細かい砥石で、少し様子を見る。

 この剣は、ベルベラディでは恐らく一番腕のいい、クラテルバース刀匠が叩いたものだ。

 そして、彼の部屋の壁に掛けてあったくらいだから、たぶん過去一番の出来の物に違いない。

 刃を見極める。

 …… よく叩かれた逸品といっていい。クラテルバース親方の腕前がいい事がよく分かる。

 ポロクワ市にいたナルグルニエパンドットも刀匠として、腕はいいと思うし、彼の叩いたミドルソードは、もう普通の剣ではない。だが、これは金属も普通じゃないのだ。

 クラテルバースもこの金属なら、どういう武器を叩いただろうか、と思わせる腕前だ。

 

 これは、切っ先だけはきっちり研いでおくか。

 

 ……

 

 少し時間を掛けて、切っ先の四面、全て研ぎあげた。

 

 そうしているとあっという間に夕方だ。

 剣を全て持って、部屋に戻る。

 

 暫くすると夕食が運ばれてきた。

 

 手を合わせる。

 「いただいます」

 

 パンをシチューに(くぐ)らせながら、少し考える。

 

 さて、今後の予定だが。

 幾つかあるのだ。

 

 まず、一つは鉄剣を治す。

 これはケニヤルケス工房にいって、使わせてもらえるよう頼むしかない。それと、やりかけの(のみ)とかあったな。それも仕上げないと。

 

 それから、二つ目。細工だ。

 何を作ればいいのやら。あと一つ二つ、造る必要がある。

 

 で、三つ目。

 今回の討伐の慰労会だな。いつやるのか知らんが、報奨金の書類に署名も必要だろう。

 

 もう、私はこれで四節季分は、確実にはみ出しているので、来年は最初の雨の時期と次の雨の時期は緊急の呼び出しがない限りは、冒険者ギルドの仕事は強制ではない。

 つまり、六八〇日くらいは、冒険者ギルドに行かなくても、問題にはならない。結構な日数だな。

 

 とはいえ、資金稼ぎが必要であるなら、これもまた適当に受ける必要があるだろう。だが、今節季はもう無いだろう。

 まあ、二〇日ほどかかるが、国境までの巡回に参加できれば、それなりにお金が出るはずだ。あるいは、一節季に一回はやると言っていた、カイの東の森の掃討。ただ、私が隊長で引き受けるというのは、難しいのかもしれない。もう少し、身長があれば、な。ぐぐぐぐ。

 

 パンとシチューを食べながら、もう少し考えた。

 

 あとは。

 細工やら鍛冶の爪切りの売り上げで税金の支払いだ。

 書類を作って、出してこねばならない。

 

 そうそう。税金といえば、商業ギルドに行って税金について、もう一度確認だ。

 いくらからなら、一割五分なのか。

 それと、親方たちや商業ギルドで聞いた話が微妙に矛盾しているのだ。

 それは小売りするな。という部分だ。

 

 ケニヤルケス工房では、もちろん商会だけではなく、個人客のものも引き受けている。

 ただ、細工に関しては商業ギルドの監査官自身が、私に細工品の小売りをするなと言ったのだ。

 だが、リットワースにしろ、リルドランケンにしろ、小売りもやっている感じだ。

 小売りなら二分の税金とか言っていたのに、監査官は細工物を小売りするなと。

 

 これは細工と鍛冶では適用される規則が違うのか、あるいは、工房の形態で違うのか、という事をよく確認しておく必要がある。

 私は弟子を雇い入れての一般的な工房にはしないつもりなので、そこで食い違っているのかもしれないからだ。

 

 それと、第二商業ギルドから、中央商業ギルドに話を通して貰う。

 ガルア街の北にある、今は廃墟の鍛冶工房を借りる話だ。

 たぶん、借地権の扱いになるのだろうけれど、それも金額やら契約やら、知らねばならない。

 当面、そんなところだな。

 

 だいぶ、料理は冷えていた。

 冷え切った燻製肉の薄切り焼きを急いで頬張る。

 

 「ごちそうさまでした」

 手を合わせる。少しお辞儀。

 

 この日も、お風呂にはいく。髪の毛を洗いたい。

 

 マチルドが部屋の前にやって来たので、これまたデレリンギ硬貨を一枚握りしめて、何時もの公衆浴場に向かった。

 「お嬢様。髪の毛をお切りになられたのですね」

 「ええ。伸びて来て、少し、邪魔に、なっていたから、切って貰ったの」

 「それは、ようございました。腕のいい散髪の職人は、あまりいないのです。お嬢様の髪の毛を見る限り、きちんとした腕の職人の様ですわ」

 「それなら、良かったわ」

 

 そうか。あの一階の散髪屋、マギリヴリといったな。彼はあそこに多数来る客の髪の毛を相手にしているから、自然と腕前が上がったのだろう。

 ()もありなん。

 

 あの怪しい雰囲気でなければ、マチルドやコローナにも勧められるのだが。

 流石に公衆浴場としての風紀が乱れているあの場所に連れて行くのは(はばか)られる。

 

 さて、お風呂では髪の毛を洗う。

 いくら、あの職人が腕が良くても、あそこでは、髪の毛を払う事すらしていないから、細かい切り屑が、一杯残っているのだ。

 

 乳石をしっかり泡立てて、髪の毛を洗う。

 一頻(ひとしき)り、お湯を被っては、髪の毛を洗い流す。

 そうしたら、体も洗う。

 

 個室だから、誰かが入って来るのではないかという心配がいらない。

 私は思う存分、洗ってから、湯船に浸かる。

 

 腕を伸ばして湯船の縁に置き、顎をその上に載せて、暫く浸かりながら考えた。

 

 あの鍛冶工房の修理は、どれくらいの費用と時間がかかるのだろうな。

 それに、家具も最低限は揃えないといけない。

 客が来ることを考えたら、客間もいるのだろうか。

 

 それと、大量に必要になるであろう、樽とか、戸棚。

 革を扱う事も考えているから、それを鞣す為の釜やら干すための場所など。

 木工細工をやるなら、そのための作業机。

 

 金属細工のための作業場所は、あの砂場の所に小さい炉があればいいか。

 まあ、色々と用意する物が多い。

 

 いやはや。

 今までは、全ての施設が借り物だった。

 あの山の中の村レベルの施設を用意するだけでも、相当大変なのに、そこに水車も加わるのだから。

 

 今まで冒険者ギルドで稼いだ金額で、だいたい四リングルくらいはある筈なので、それで、足りるとは思うのだが。何しろ、元の世界の二億に相当する程の額なのだ。

 とはいえ、今使っているミドルソードは高かった。材料持ち込みで八リングレット。半金支払われているからという事で、私は四リングレットで買ったが、それとて。元の世界なら(おおよ)そ二千万だ。

 

 果たして、二リングルくらいで、あの鍛冶工房を建て直せるのか。

 水車小屋があるからな。どのくらいの金額になるのか、もう見当もつかない。

 

 残る二リングルで、家具を整え材料の仕入れまで出来ないといけない。

 まあ、全部使い切るようなら、また冒険者ギルドに行って、やや難しいとされる金額高めの魔物掃討を引き受けるしかない。

 

 そんな事を考えていると、だいぶ時間が経ってしまった。

 急いでお風呂を出て髪の毛を拭いてから体もよく拭いた。

 

 入り口前のホールの所では、マチルドが椅子に座って待ってた。

 「お待たせ、してしまったようですわ。マチルドさん」

 「いえいえ。髪の毛は良く洗えましたか。お嬢様」

 「はい。何度も、洗ったのよ」

 そう言うと彼女に笑顔があった。

 今日は、これで下宿に戻る。

 

 

 つづく

 

 久しぶりに髪の毛を切り、明かりの油や蝋燭を買い、洗濯もして、更に刃物も研ぎ直す。そして、今後の事を考えるマリーネこと大谷であった。

 

 次回 第三王都での雑事2

 何時ものルーティーンを終えて、やっておくべきことは、税金計算から。

 細々としたことを片付けていく。

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