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277 第20章 第三王都とベルベラディ 20-64 ベルベラディの高級宿と白金の二人

 やっと祝賀会は終わったものの、依然としてオセダールの宿に軟禁に近い状態だったマリーネこと大谷の前に白金の二人が現れる。

 そして彼らのこれまでの状況が語られたのであった。

 277話 第20章 第三王都とベルベラディ

 

 20-64 ベルベラディの高級宿と白金の二人

 

 来る日も来る日もドレスを着せられる。

 そして、お昼時や夕食にはどこかの商会のお偉いさんが一人、二人来ては挨拶するという、日々が続く。

 白金になったせいだろうか。たぶん、そうなんだろうな。

 

 こういうのも真司さん、千晶さんは経験しているのだろうか。

 何しろあの二人は白金でも三階級だ。その上は別格という一が三つしかないのだ。たぶん、大騒ぎで祝賀会が延々と行われたであろうことは想像に難くない。

 

 それで、毎日会食になるたびに、何か、話が必要だ。

 トドマの山での任務とか、山で出た魔物との戦いの話などをした。


 時々雨が一日中降っていたりしたが、曇る日々も多かった。

 

 今回の事件はもう、完全に終わったとみていいのだろう。

 私は、犯罪者にされた訳じゃないから、今回の事態をどうこう言うつもりはないが、これで冒険者ギルドの方針は多少は変わっていくのだろうか。

 

 さて、私が第三王都に帰ってもいいというのは、一体誰が決めるのだろう。

 それとも、私はもう、さっさと下宿に帰るべきなんだろうか。

 

 ……

 

 また雨の降ったその翌日に、オセダールの奥方は、スッファ街へ向かって行った。

 勿論、オセダールの雇っている傭兵たち、あのルイングシンフォレスト傭兵隊長と部下が護衛して向かって行ったのである。

 

 何がどうなってオセダールがここに居るのか、それはとても簡単な事だった。

 元々、スッファ街の方、『クルゼー・ヒュース・グランフェルト』という高級宿は、奥方であるフィオナ・ヴュールグゲルト・オセダールが管理し、支配人として経営していたらしい。

 

 しかしスルルー商会のやり方が日に日に横暴になっていき、たまりかねた奥方は、旦那であるルオン・オセダールと場所を交代したという事らしい。スッファ街の方が屋敷は少し小さいのだという。

 あの事件でスルルー商会はもう、ほぼ壊滅してパートナー商会だったドーベンハイが全てを掌握している。それからだいぶ時間も経ち、スッファ街は落ち着いたという事だ。

 

 まあ、あれで小さいとか言うので、ベルベラディのこの宿はどれ程大きいのやら。恐らく私がその全貌を知ることは無いだろう。

 

 私の部屋は今回は二階の一部屋を割り当てられているのだが、それもかなり広い。

 まあ、基本的にスッファ街の方と同じでベッドルームと分けたりはしていない。天蓋付のベッドに、大きなテーブル。そして椅子。小さなテーブルが一つ。そこも椅子だが、そっちは対面で使うらしい、二人用。

 さらにローテーブルとソファだ。

 

 照明は勿論、豪華なシャンデリアと壁に取り付けられた燭台。

 テーブルの上に置かれた燭台である。

 

 まあ、止事無(やんごとな)き御方の泊まる貴賓室(きひんしつ)という所だな。

 

 

 翌日。

 起きてやるのは、何時ものストレッチからの柔軟体操。

 ネグリジェから何時もの服に着替える。

 そして、空手からの護身術。

 まあ、やっと何時ものルーティーンだ。

 ブロードソードをなくしてしまっているので、ダガーを使った謎格闘術と二刀剣術はダガーを一本、クレアスに変えて振り回す。

 

 そして、お粥の朝食も終わって、やることもなく一階にあるサロンのような場所でお茶を飲んでいたのだった。

 そろそろ、第三王都に戻らねばならないのだが。

 

 外に箱馬車が到着し、何やら従業員たちがどんどん外に出ていく。

 それから、執事のような男性が戻って来て、オセダールが玄関に向かった。

 

 「やあ。オセダール殿。暫く厄介になりに来たんだ。よろしく頼む」

 真司さんがいつもの調子だ。千晶さんは黙って深いお辞儀をしていた。

 この宿にあの白金の二人。真司さんと千晶さんがやって来たのだった。

 

 「おお。白金のお二人がここに参られるとは。今は、ヴィンセントお嬢様もこちらですぞ」

 「ああ。ギルド仮本部で聞いてきたんだ。マリーがこっちにいるってね」

 「まあ、まずは中の方にどうぞ。立ち話もなんですから」

 オセダールが、入り口ホールから中ほどにある、豪華なサロンのような場所に二人を招き入れた。

 そして、私もそこに来るように言われたのだった。

 

 「やあ。マリー。久しぶりになったな」

 「マリー。ちゃんと食事はしていますか?」

 千晶さんからは食事のことを言われてしまうが、私はこれでも結構食べているのだ。

 「お二人とも、お久しぶりです」

 私はお辞儀で応えた。

 

 「以前見た時より、マリー。すこし身長は伸びているわね」

 そう言って彼女は微笑んだ。私の身長を覚えているのか。そして伸びたことが分かる程、私の身長は伸びたのかな。マリハで測った時のは覚えてはいるが、それから少しは伸びたのか。後で測ってみるか。

 

 しかし、二人ともやや疲れた感じは否めない。

 「真司さん、千晶さん。お二人とも、だいぶ、お疲れに、見えます」

 そういうと、真司さんが少し笑った。

 

 そこにメイドの人が飲み物を持ってきた。

 果汁らしい。

 

 それを飲んで、また会話が続く。

 「とにかく、マカマは酷かったよ。雨もだけどね。あの支部を再興するなんてできるのかと思うくらいには、ね」

 「真ちゃん。あんな雨でも新人が少しは来てくれたんですもの。あとはあそこの人に任せるしかないわよ」

 千晶さんがそういうと、真司さんは少し難しい顔だった。

 

 「どうなったのですか?」

 「あー。マリーが外食に気を付けたほうがいいって言ってた意味が分かった。煮魚が酷く苦い店が何軒かあってね」

 そういうと千晶さんが苦笑している。

 「アレは流石に、普通の味覚では食べられないな。たぶん苦みに慣れてしまってる部族かなんかがいるんだろう。あの街に」

 「私は、半分も、食べられなくて、後悔しました」

 「分かる。分かる」

 「マリーが言っていたお宿の方も行ってみたわよ」

 「『アミナス・デュプレー』ですね」

 「そうそう」

 千晶さんが頷いている。

 

 「私が、泊まった時、あのお宿は、とても、料理が、よかったのです」

 「でもさ、あそこの主人が夫人まで伴って、食事会だの、何だの、商会の集まりにまで出されて大変だったんだぜ」

 「英雄扱い。ですね」

 「なぜ、それが分かるんだ。マリー」

 「私も、それに、近い扱い、だった、からです。ご夫人は、出てきません、でしたけど」

 二人とも笑っていた。

 「マリーが吹き込んだんだろう」

 「何を、ですか?」

 「ガーヴケデックの討伐さ」

 !

 「私が、斃した、訳では、ありません。あれは、真司さんが、斃したんです。それを、あそこの、主人に、言った、だけです」

 「ははっ。もうあの話になったら、ニルフレーグ殿だったかな。話が止まらなくてね。マリーの事をずっと話してたんだ」

 

 「おやおや。なにやら楽し気な会話ですな。山下殿。小鳥遊(たかなし)殿」

 「オセダール殿。いやー。マカマ街にある『アミナス・デュプレー』の主人にだいぶ冒険話をせがまれたりしてね。マリーが泊まったことがあるから、いいというので行ったんだけどな」

 「でも、宿は良かったじゃない。(しん)ちゃん」

 「おお、北東部では、大層やり手のリベリー殿の所にお泊りでしたか」

 「オセダール殿。知合いですか」

 真司さんが訊くとオセダールは笑顔だった。

 

 「こうして宿をやっておりますからな。繋がりがあるのですよ。何しろマカマは繊維の街。あそこに来る大商人は大勢いますからな。そうなれば待遇のいい宿を求める者たちも大分いらっしゃる。そういう商会を相手にやっておりますからな。リベリー殿は」

 「そうだったのか。会頭はニルフレーグ殿だったのだけど、彼の父親まで出て来てね。大晩餐会を開催されて、まいったんだ」

 「はっはっはっ。ランクーリッド殿もお元気でしたかな。山下殿」

 「ああ。年配の男性がその名前だったな。ちょっと厳格そうな」

 真司さんがそういうと、千晶さんが笑っていた。

 

 「まあ、色々あったんだけど、つい最近になって、やっとベルベラディから支部長と副支部長補佐と隊員たちがごっそりやって来てね。それでやっとお役御免になった訳さ」

 「ほほう。それでこちらのほうに?」

 「トドマ支部に行ったんだよ。そうしたらヨニアクルス支部長はいないし、ベルベラディに行ってくれって言うだけで、()()無く追い払われた感じかな」

 「そうだったんですか」

 私が分かっている範囲はそう多くはない。そもそもヨニアクルス支部長がどこかに飛ばされたなんて初耳だった。

 

 「それは、知りませんでした」

 「まあ。もう少し詳しい話はあとで仮本部で聞いてくる。何しろ俺たちの扱いまで、ベルベラディに一時的に移されているとかいうし、なんだか、ベルベラディも仮本部はだいぶ変わっていたな」

 「そう、だったんですか。前に、来たことが、あったのですか?」

 私が訊くと千晶さんが答えた。

 「私たちの階級を白金にしたのはベルベラディ仮本部ですからね」

 そうだったのか。しかし、今回の事態では白金の冒険者なんていなかったぞ。

 普段、どこにいるのだろうな。

 

 「私は、鍛冶師と、細工師の、独立認可で、ここに、来たのです。でも、ちょっとした事に、巻き込まれて、しまって……」

 「ちょっとした事?」

 千晶さんが訊いてきた。

 

 「言いにくいのですけど、ベルベラディ仮本部の、仮本部長様が、仮本部に、乱入した、魔物と、戦って、三人が、亡くなられて、ちょうど、私が、そこにいたのです。結局、私が、その魔物を、斬って、斃しました」

 二人が無言で顔を見合わせる。

 

 「まーた、マリーが何かやったらしいな。それで首の階級章が白金なんだな」

 真司さんがちょっとニヤッとした顔だった。

 「マリーが第三王都に行く直前は金の二階級だっただろう?」

 「はい」

 「一気に白金の二階級とはね。上の方の意向だろうな」

 「そうなんですか?」

 「ああ。普通なら、マリーがその階級になるには、仮本部の役員立会いの(もと)で白金の一階級の人と五戦、模擬戦をやって、三戦以上勝つ必要があるんだ」

 「真司さんたちは?」

 「ああ。俺たちの場合は白金二階級に三戦勝ったが、その上がいないから、誰も俺や千晶の腕をこれ以上測れないのさ。だから三階級で止まったのさ」

 そうだったのか。

 

 「王国には、もう、白金三階級は、真司さん、千晶さんだけ、なんですね」

 「どうなんだろうなぁ」

 「もしいたら、模擬戦、やってみますか?」

 一応、訊いてみた。

 

 「うーん。別段、これ以上上げたから、どうかっていうのもないしな。そうだろ、千晶」

 「そうねぇ」

 千晶さんは明らかに無理に笑っていた。

 彼女も、これ以上階級を上げる事には、何の興味もなさそうだった。

 

 恐らくは真司さんが階級は上げられるだけ、上げようぜとかいって千晶さんを巻き込んで、千晶さんも真司さんと同じ階級にすることを望んだ結果が白金三階級だったのだろう。それがこの王国の現時点では最高の階級という事だ。

 もっとも階級章自体は〇ではなく、一が横に並んで三つとかいう、別格なのがあるのだが。

 

 千晶さんの剣術は明らかに防御的だったが、私より速度は上だった。

 あの魔物、ラヴァデルの時に見せた、彼女の剣術を思い出す。

 明らかに優遇がある。そういう代物だった……。

 

 そうこうしていると、執事のような男性がやって来た。

 「ご主人様。お二人のお部屋、用意が整いましてございます」

 「宜しい。お二人を案内しなさい」

 「御意」

 

 その男性が、こちらにやってきた。

 「山下様。小鳥遊(たかなし)様。お部屋の方に御案内いたします」

 「ああ。ありがとう。それじゃ、千晶、ちょっといってくるか」

 千晶さんは頷いて立ちあがった。

 

 これは、少なくとも真司さんが仮本部で何か聞きこんできてから移動の方がよさそうだな。

 

 ……

 

 夕食はこれまた豪華な代物が出て、私には相変わらず(すみれ)色のドレスが着せられた。

 やれやれ。

 

 翌日、白金の二人はオセダールが用意した箱馬車で冒険者ギルドの仮本部に向かった。

 

 私は敢えて、お留守番を選択した。

 彼らが何を聞いてくるにせよ、私がいない方がいいような気がする。

 

 ……

 

 昼前には彼が戻って来た。

 案外早かったようだ。

 

 「ただいま。オセダール殿」

 「おお、早かったですな。山下殿。小鳥遊(たかなし)殿」

 千晶さんは例によってお辞儀だった。

 

 真司さん、千晶さん、私がやや奥にあるサロンに向かい、そこに座った。

 オセダールもやって来た。

 

 「マリー。ヨニアクルス支部長なんだけどな。場所が分かったよ」

 「どこかの、支部に、変更された、のでしょうか?」

 「ああ。それなんだけどな。ヨニアクルス支部長は、ガルア支部だ」

 「では、第三王都の、すぐ西、ですね。何故、そんな所に」

 

 真司さんは一回溜息をついた。

 そこにメイドの女性がやって来て、全員の前に果汁いりのグラスを置いていった。

 彼をそれを取って、一口飲むと、その後を続けた。

 「ヨニアクルス支部長は働き過ぎで倒れたらしい」

 「え。それは、私には、教えて、貰えません、でした」

 真司さんが渋い顔だ。

 

 「俺たちをマカマに出しただろう。あの後、ベルベラディ仮本部からの応援組がだいぶ、慣れない雨中の魔物狩りで怪我人続出だったらしい。それで支部長はあっちこっち、大忙しという訳さ。副支部長もいないし、係官はたった四人だ。そこに、大量の事務仕事と、それから現場指揮にも入ってしまい、流石にあの人も働き過ぎで倒れたんだ」

 

 ……

 

 「だいぶ、色々、あったのですね。トドマ支部も……」

 私がそう言うと、千晶さんが頷いていた。

 「問題は、ベルベラディ仮本部がほとんど何も出来なかった事なんだ。今回の件も雨が上がってから、新任の支部長殿が多数の部下を連れて、ゆったりと派遣されて来た訳だ」

 「(しん)ちゃん……」

 「千晶、だってそうだろう? あれだけの人数が出せるなら、なぜもっと早く寄越せなかったんだ。そうすれば、俺たちがマカマに行く必要はなかったし、そうすればヨニアクルス支部長が倒れる様な真似をしなくても済んだはずなんだ」

 千晶さんが真司さんの横で彼の方を向いた。

 「真ちゃん。今の新しい仮本部長にそれを言っても、何にもならないわよ」

 「ああ。分かってるさ。でもあれだけの規模で送り込んでこれるなら、俺たちのやった事は何だったんだと、文句の一つも言いたくなるさ」

 「亡くなられた、セーデルレーン仮本部長が、決定を、全て、遅らせていた、と言う事、です」

 「マリー、それ、本当なの?」

 「今の、副本部長の、ノルシュトレーム殿が、第三王都に、来た時に、私は、聞いて、しまったのです。これは、北部、北東部に、もっと、人員を、入れる事と、北の、隊商道を、国境まで、支部の、巡回をするよう、お願いして、いた時、北の、隊商道で、起きている事を、仮本部長が、余り、重視しているようには、見えないという、事と、ヨニアクルス支部長との、間に、何か、(わだかま)りが、あるように、見えると、仰いました。その時に、クリステンセン支部長様が、何か、過去を、知っている、という、感じでした」

 

 「ベルベラディ仮本部は、マリーのいう事件で変わった。そういうことか」

 私は頷くしかなかった。

 この二人に、今回の事件の本当の事が一切知らされなかったのなら、ここでいう訳にはいかない。

 もし言うとしたら、それは誰もいない場所で喋るくらいしか出来ない事なのだ。

 

 「真司さん、千晶さん、お二人には、今回の、事件で、一切が、口外禁止、というのは、聞かされましたか?」

 二人は、はっきりと不思議そうな顔をした。

 

 「仮本部長と、幹部の、方々が、三人も、亡くなり、流言飛語が、飛び交うのを、止めるため、箝口令(かんこうれい)が、出されたのです」

 

 「どういう事だ。オセダール殿。何か、知っているのですか」

 オセダールは首を振った。

 「ヴィンセントお嬢様が仰います様に、一切が口外禁止、なので御座いますよ。例え、私が何かを知っていても、それは話せません。どうか、ご勘弁の程を」

 そういってオセダールがさっと頭を下げた。

 

 オセダールも何か知っている、いや誰かから今回の事件の事実を知らされたのだ。

 そうか、だからオセダールは私に何も話を振ってこないのだ。

 まあ、リーゼロンデ特務武官から、私の身柄を預けられたくらいだから、全く何も知らないという事は無いのだろう。

 

 「よし、千晶、マリー。少し休んでからガルア支部に行こう。ヨニアクルス支部長に会って、話を聞こうじゃないか」

 

 「はい」

 千晶さんも頷いていた。

 

 

 つづく

 

 白金の二人はマカマではだいぶ苦労したようだった。

 そして白金の二人は仮本部で、ヨニアクルス支部長がどこに配置されたのかを聞き出す。

 それは、ガルア街だった。

 

 次回 ベルベラディからガルア街へ

 白金の二人とともにガルア街に向かうマリーネこと大谷。

 大谷は、この二人も今回何があったのかを知っておく必要があると考え、箱馬車の中で語るのだった。

 

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