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214 第20章第三王都とベルベラディ 20ー1 第三王都冒険者ギルドへ

 ここより、第三部、アナランドス王国職人編。

 新章『第三王都とベルベラディ』開始

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 王都の中央までは、それなりに距離があるのだが、お守りの魔石を持っているマリーネこと大谷は、中央まで行くのが、容易では無かった。


 214話 第20章 第三王都とベルベラディ

 

 20-1 第三王都冒険者ギルドへ

 

 翌日。

 朝起きてやるのはストレッチからのルーティーンだが、ここで、剣を振り回すのはやめておいた。

 

 まともな宿だと朝食も出すらしい。

 ドアにノックがあり、開けると昨日に夕食を運んできた男性が、朝食を持ってきた。

 またしても、ローテーブルにそれらが置かれた。

 

 手を合わせる。

 「いただきます」

 

 一次発酵されたパンが二個。それと肉片の入ったスープ。

 それに炙った燻製肉だった。この肉にはタレが付いていた。

 やや甘酸っぱいような味に、ピリッとした香辛料が加えてある。

 正直言って、この肉の味に向いているかどうか、分からないのだが、嫌いな味とか不味いとかではない。折角出して戴いたのだから、全部食べる。

 

 「ごちそうさまでした」

 手を合わせる。ややお辞儀。

 

 暫く腹がこなれるのを待って、ロビーに行く。

 

 ロビーには、カレンダーが掛かっているのだが、今日は六の日。

 まずい。この週は第七週だから、七の日があるのだ。

 つまり、普通なら二連休の初日。

 リットワースは急ぎの仕事だったからだろう、六の日は休まずに、七の日がある時だけ、休みにした。それで七の日に工房に行って、だいぶ怒られたのを思い出した。

 しかし、リルドランケンは六の日も七の日も、休まなかった。

 確かにカサンドラの言うように、あの老人は一人だから、暦の感覚が失われているのかもしれない。

 

 さて、どうするべきか。

 第三王都の冒険者ギルドが連休で完全に閉まっているのは考えにくいが、クリステンセンが来ているかどうかは別問題であろう。

 

 彼が居ないと意味がないのだ。

 しかし、ダメ元で行ってみる事にしよう。

 

 私は荷物を背負って、この高級宿を出た。

 

 

 まずは冒険者ギルドだ。

 

 冒険者ギルドは王宮近くにあるので、かなり走らなければならない。何しろ東門から中心部までは一五キロほどあるのだ。

 『王宮前まで三フェリール(一二・六キロメートル)

 看板を見る限り、まだ一二キロ以上ある。ちょっとうんざりした。

 

 前に来た時は移動は全て馬車だった。だから割と早く王宮近くから東門まで出た訳だが。

 とにかく、馬車が来ないか、辺りを見渡しては、ささっと走っては建物の影に入るという、大きなリュックを背負った行商人の様な『小人』が不審な行動を目一杯取っている訳だ。

 これで、警備の人に止められない訳がないのである。

 

 大分進んだところで、とうとう警備兵に見つかった。

 警備兵が走って来た。

 下手に逃げれば、余計に事態が悪化するだけだな。ここは大人しく捕まっておくしかない。

 

 三人の警備兵が、私を捕まえた。

 

 「怪しいやつ。大人しくして貰おう」

 一人はもう、抜剣していた。

 

 「私は、トドマの、冒険者、です」

 「証拠を見せて貰おう」

 彼女はそういうや、少ししゃがんで、私の首に掛けられた階級章を掴んだ。

 

 表を一瞥して裏返す。ただでさえ細い目が一層細められて、私を睨んでいた。

 「他に身分を証明できるものは、あるのか?」

 

 トークンを取り出した。四角形じゃないほうを小さいポーチから取り出した。

 「これです」

 警備兵は乱暴に取り上げて、それをじっと眺めていた。

 

 「以前、話には聞いたことがあるのだが、この小さい亜人が、特別監査官様のいう、特別な人物なのか?」

 「リッティ。その人物から聞こえる香りからして、間違いなかろう。あまり失礼なことを続けると、我々が叱責されるぞ」

 「エルナー。とりあえず、何処に行こうとしているのかだけは、聞いておくべきだ」

 「分かった。そなたの名前は判った。ヴィンセント殿。どこに行くつもりなのだ」

 エルナーと呼ばれた警備兵が訊いてきた。

 どうやら、私が怪しい人物という扱いではなくなりそうだった。

 

 「今から、冒険者ギルドに、行きます。クリステンセン様に、会う、予定、です」

 三人がじっと私を見ていた。

 「何故、あんな不審な行動をしているのか、聞かせてもらいたい」

 

 「今は、馬車を、避けて、いるのです」

 「どういう事だ」

 「馬車に、見られたく、ないのです」

 三人は顔を見合わせた。

 

 「全く分からない行動だが、我々が詮索してもしょうがないな。リッティ、エルナー、もういいだろう。これ以上係わっても、警備上、何かを得られる訳ではなさそうだ」

 リッティと呼ばれていた女性が私のトークンを返して寄越した。

 

 「ノイマー。了解だ。ヴィンセント殿。あまり変な行動はとらないで貰いたい。では我々は警備に戻る」

 

 やれやれ。

 

 この先もこんな尋問をされ続けたら、いつまでたっても中央のほうにある冒険者ギルドに辿り着けない。

 しかし、あの一二人乗りの馬車が時折通る関係で、私はこの東の隊商道を堂々とは歩けないのだ。

 荷物を運ぶ荷馬車や箱馬車も結構多い。そして多くの亜人も歩いている。

 

 目立ちたくはないのだが、かといって裏道はよく判らない。冒険者ギルドの建物の位置もうろ覚えだ。

 

 とにかく、遠くに馬車が見える時は、街道からだいぶ離れ建物の影に入る。

 

 こんな事をしながら進むのでは、冒険者ギルドにつく頃には夕方になるかもしれない。

 

 人混みを避けたいがそれもままならない。

 色んな服装の人々の合間を縫うようにして、大荷物の私が走り抜ける。

 

 ……

 

 昼もだいぶ過ぎた時間だ。ふたつの太陽は、真上から少し傾き始めていた。

 やっとのことで、中央地区らしき所に入る。

 もう白亜の王宮が大きく見えている。

 確か、王宮よりは東だったはず。王宮の東に広がる街区の方を見渡す。

 暫し見渡し、やっと見つけた。

 

 冒険者ギルドの大きな館に向かって突進。

 もう周りの馬車を気にしている場合ではない。扉を開けて、中に飛び込むようにして入った。

 

 中には、驚くべきことに、多くの人がいた。休みの日なのに。

 

 背の小さい子供が巨大な荷物と背丈に対しては大きめな剣を背負っているのだ。目立たない訳がない。

 彼方此方の目線が私に一気に注がれた。出来るだけ目立つ行動はしたくはなかったのだが。

 しょうがない。名乗っておく必要がある。

 胸に手を当てる。

 「トドマ支部から、マリーネ・ヴィンセント、(まか)り越しました。支部長のクリステンセン様にお会いしたく、所望いたします」

 私が声を張り上げると、周りが一気にざわついている。

 

 人々の視線が私に、もしかしたら背中の荷物に注がれているのが分かる。

 (ざわ)めく人々の間から、男性がやってきた。

 係官らしい。

 「おや。初めまして。トドマ支部のヴィンセント殿ですね。ようこそ第三王都へ。さあ、どうなさいましたか」

 

 中肉中背。とはいっても、この王国での中背とは二メートルの大男なのだ。

 

 肌のやや焼けた男が私の前に出て来た。

 

 周りの男たちはまだ騒めいている。

 まあ、私は荷物が歩いているのかという状態だから、致し方がない。

 

 私はこの男性を見上げた。

 髪の毛は茶色。瞳は焦げ茶色。鼻筋の通った、彫りの深い顔立ち。長い耳で先は尖っている。トドマの方でも見た事のあるような顔立ちで、特に目立つという感じではない。

 

 「アル。周りを下がらせなさい」

 後ろから声が聞こえた。あの声は、聞き覚えがあった。

 支部長のクリステンセンだろう。銀灰色で鋭い眼光の老紳士が人影の後ろに立っていた。

 

 「みんな、済まないが、場所を開けてくれないか。みんな壁際に下がってくれ」

 アルと呼ばれた男が、周りに声を掛ける。そこにいた冒険者たちが、ささっと移動して壁際に移動した。

 

 そこに禿げ上がった頭のクリステンセンがずいっと進みでる。

 「おぉ。マリーネ・ヴィンセント殿。遠路、よう、いらした」

 私は軽くお辞儀をした。

 

 「トドマの俊英。金階級のヴィンセント殿が、儂に何用だろうか」

 「少し、お話が、ございます。どこか、部屋で、話せます、でしょうか」

 「ふむ。そういう事であるなら、向こうの応接間が宜しかろう」

 

 そこで彼は先ほどの男性の方に振り向き、ここの事を全て丸投げした。

 

 「アル、後の事は頼むぞ。儂は暫くヴィンセント殿の話を聞く」

 「はっ。承りました」

 クリステンセンは壁際の冒険者を一瞥すると、奥に向かう廊下を歩いてくので、私もついて行く。

 

 「あの、先ほどの、方は?」

 「ああ。彼はアルトゥル・バーリリンド係官。ここの支部で一番、受付を長くやっておる男ですな」

 「そうでしたか。以前は、見かけません、でした」

 「あの時は、ちょっとほかの仕事があったのでな。ここにいなかったのだ」

 

 そして、クリステンセンは大きな扉を開けた。

 私も中に入った。

 

 「さあ、その大きな荷物を降ろして、そこの椅子に座りなされ。ヴィンセント殿」

 私は促されるままに座面の低いソファに座った。

 

 「久しぶりですな。さて、トドマ支部のヴィンセント殿が態々この第三支部に来られるとは、如何なる事態があったのか。ヨニアクルス殿からの使者も来てはおらぬが」

 

 一度立ち上がってリュックの紐を解く。中から丸い筒を取り出した。

 ここにヨニアクルス支部長から渡された書類が入っているのである。

 

 私はその丸い筒を差し出した。

 「これかね」

 彼は封印を解くや、読み始めた。

 

 ……

 

 「はてさて。一時的に、この王都にお嬢さんを預けたいと書かれているが、それは如何なる理由か、お聞きしてもよろしいかね」

 

 「はい。私が、独立細工師に、なるのと、独立鍛冶師に、なる、為に、ここで、修行、したい、からです」

 「ほう。二つの資格を取りたいと。それは、当てがあるのですな? ヴィンセント殿」

 「一応は。細工の、方は、推薦状も、頂いて、おります。鍛冶の、方は、これから、ですけど、それに、ついても、考えは、あります」

 

 「なるほど。なるほど。それで、一時的にここに在籍したいと。トドマにいたまま、長期休暇にしたくは無かった訳ですな」

 私は頷いた。

 

 「それと、もう一つ、ございます」

 「ほお。お嬢さんがそういうのは、儂としては、厭な予感しかないのだが」

 クリステンセンは微笑した。

 

 「マカマ支部の、事で、ございます。ヨニアクルス支部長様、からも、言われて、きました」

 そういうと、クリステンセンは、顔を歪めた。

 

 「人が居ないと?」

 「はい。またしても、という事、ですけど、トドマ支部に、泣きついて、きた、という、事です」

 「またしてもとは?」

 「カサマ支部で、人が足りずに、慢性的に、トドマから、カサマの、ほうに、人が、出されて、います。アガット殿が、亡くなられた、魔獣討伐、は、元を、辿れば、マカマ街の、冒険者ギルド、崩壊が、引き金、で、ございます。今回は、白金の、二人が、短期、ですけど、マカマ街の、方に、派遣、されます。本来、ならば、鉱山の、ある、トドマに、来るべき、負担では、ありません」

 クリステンセンの顔が厳しくなった。

 

 「ベルベラディと、第三王都は、マカマ街の、冒険者ギルドが、崩壊した、ことを、どの、程度、ご存じ、だった、のでしょう」

 

 クリステンセンは、暫し無言だった。

 そして溜め息があった。

 

 「大分、大きな被害が出て街道掃除もままならない。そういう書類と共に、少し人を廻して欲しいというのは、マカマの支部長から来ておった」

 「それだけで、ございましょうか」

 「ベルベラディの方で、北東部の補強、人員強化は、急務という話は受けておるよ」

 「マカマ支部の、支部長が、残っていた、支部員と、共に、出撃して、『ガーヴケデック』討伐に、出て、全員、戻らなかった、のは、ご存知、で、ございましょうか」

 

 「ば、馬鹿な……」

 クリステンセンの目が見開かれている。

 

 「そ、それが、この前のマカマ騒動の発端だったのか……。何故、連絡員が来なかったのだ……」

 「だいぶ、情報が、消失、して、いるように、思われます」

 「商業ギルドの監査官様は、この第三王都では、他の街と異なり冒険者ギルドと交流がない。それは分かって貰えるだろうか。ヴィンセント殿」

 「はい」

 私は頷いた。

 

 何しろ、ここは中央から、第四商業地区まで、それぞれの代表となる監査官が五人もいるのだ。勿論それだけではない。特別監査官配下の者たちもいるだろう。

 そうした人たちが、この冒険者ギルドに来ては、一々細かい話をしたりはしないのだな。

 

 トドマとか、スッファとか、カサマもそうだったが、街の責任者としての立場もある商業ギルド監査官は、ある程度は街道の治安を任せられている冒険者ギルドとの間の距離が近い。

 この第三王都では、おそらくはそれは無理な話なのだ。もしあるとすれば、中央商業ギルド監査官だろうけど、中央は、あの時に謝罪があったトルヴァトーレ監査官だったな。あの監査官が、そういう所が気が回っていたとは思えない。

 今も、中央はあの人なのだろうか。

 

 「マカマに新しい監査官様が赴任される前に、あの街でずいぶんと騒動があったのは聞いている。ヴィンセント殿は、その辺も知っておられるのかね」

 「私は、細工の、修行、でしたが、カサマ、マカマ、リカジ、マリハと、移動して、います。その中で、今回の、騒動を、知りましたが、もう、日数が、大分、経って、います。ですが、ベルベラディの、方からの、対応が、なく、負担が、トドマ支部に、全部、かかって、くるのは、流石に、ヨニアクルス支部長様も、大変な、ようで、ございます」

 

 クリステンセンは、禿げあがった頭に平手を当て、二度三度と叩いた。

 彼の額に汗が滲んでいる。

 

 「この件については、ベルベラディ仮本部のセーデルレーン本部長に、直ちに報告せねばなるまい。あそこは沢山の人員を抱えていながら、どうして、こんな事になるのだ……」

 

 クリステンセンは急に立ち上がった。

 「ヴィンセント殿。暫しお待ち下され」

 彼はそういうと部屋を出て行った。

 

 ……

 

 何やら外が騒がしい。まあ、私はここで待つしかないのだ。

 

 クリステンセンが戻って来た。

 

 「ベルベラディの方に、使者を出しましたぞ。副本部長補佐に来て説明して貰いたい旨、言いつけたので、七日もすれば戻ってきましょう。まさか、北東部がそれ程、危機的な状況とは思いもよらなんだ。ヴィンセント殿」

 

 「ただ、私が、こんな事を、申し上げますのは、どうかとは、思いますが、当面の、危機的な、状況は、去ったと、思われます」

 「それは如何にして、そのような結論に至ったのでしょうな。ヴィンセント殿」

 クリステンセンが私の方を覗き込んだ。

 

 「それは、この、騒動を、引き起こした、強敵、『ガーヴケデック』を、白金の二人と、私で、斃した後、その後に、現れた、更なる、強敵、『ラヴァデル』も、最終的には、山神の、使い、と、されている、『アジェンデルカ』に、斃され、北東部を、震撼させた、魔獣は、取り除かれて、ございます」

 

 クリステンセンは頷いた。

 「その件は、確かにヨニアクルス殿からごく簡単な報告が来ておりますな。しかし、ヴィンセント殿のほうが現場にいた訳だから、どの様な事が起きたのか、知っておられよう」

 

 「うまくは、言えません。ただ、『ラヴァデル』は、手下の、魔獣を、多数、従えて、いました」

 

 私はクリステンセンを見上げた。

 

 「街道を、混乱、させ、リカジ支部や、マカマ支部に、大被害を、もたらした、のも、たぶん、この魔獣の、配下、でしょう。そして、『ラヴァデル』は、手の、付けられない、暴れ振り、で、白金の、二人でも、手に、余る、相手で、ございまして、私も、弾き、飛ばされ、歯が、立ちません、でしたが、山神の、使いが、その様な、魔獣は、山には、入れさせない、と、ばかりに、仕置きして、『ラヴァデル』の、配下の、魔獣も、『アジェンデルカ』が、全て、従えて、山に、帰った、と、私は、見て、おります」

 

 クリステンセンはずっと私を見ていた。

 

 この第三王都の冒険者支部にお世話になる初日がこんな事では、後々が思いやられる。

 

 情報をここまで伝えようとした人員は、何かの理由があって、ここにこれなかったのだろうか。

 

 私はそんな事を想った。

 

 

 つづく

 

 ようやく、冒険者ギルドで支部長と会い、説明をするマリーネこと大谷。

 なぜか、第三王都の支部には、マカマ壊滅の知らせは来ていない事が分かった。

 

 次回 第三王都冒険者ギルドと宿

 クリステンセン支部長にお守りの入ったポーチを預けてしまい、やっと自由に歩けるようになったマリーネこと大谷。まずは、特別監査官の所に行くのだが、休みで入れない。そこで適当な宿を探すマリーネこと大谷であった。


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