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177 第19章 カサマと東の街々 19ー16 マカマの街とリカジの街

 宿ではまたしても、お風呂。メイドに洗われて、爪まで削られた。

 朝食は、またもや粥。

 料金の支払って宿を出立する、マリーネこと大谷。

 なぜか、用心棒の黒服を護衛につけられてしまう。

 

 向かう先は細工ギルドのマカマ支部。


 177話 第19章 カサマと東の街々

 

 19ー16 マカマの街とリカジの街

 

 宿の主人が部屋から出ていくと、私とメイドのアンザだけになった。

 

 アンザがお風呂の準備をするという。

 衝立の向こう側に行き、何かを始めた。すると水の音がしている。

 私も、見てみることにした。

 

 あの長い風呂らしき箱の横のほうに大きな四角い箱があったのだが、あれはあそこからお湯が出る装置が入っていた。下から水を上げて、あそこで直ぐにお湯になって、あの風呂桶に流される。たぶんあれは魔道具なのだろう。大量のお湯沸かし装置なのかもしれない。

 

 お湯を半分に満たない程度入れると、彼女は装置を止めた。

 「準備が出来まして御座います。お嬢様」

 

 横で見ていたが、この装置がどういう仕掛けなのか、さっぱり分からなかった。

 やはり魔法の方は、私には優遇がない。それで、こういうシロモノに元の世界の知識も全く当てはまらないものだから、私に理解できたのは何かの魔石と魔法で、この装置がお湯を作れるようになっている、という事だけだ。

 

 私はそこで服を脱いだ。

 アンザが私を両手で抱いて持ち上げ、この長いお風呂の斜めになっている部分に寝かせるようにして、置いた。

 やれやれ。

 後は彼女に任せる。もう、好きに洗ってくれ。と内心思う。

 私の精神は元の世界ではただの平民で、技術屋のおっさんだから、こういう部分がどうにも苦手なのだ。風呂ぐらい、自分で入りたいのだよ。

 

 彼女は、乳石を泡立てて、私を洗い始めた。髪の毛も洗い始めた。

 眼を閉じて、全部されるがままである。

 

 だいぶ長い時間、彼女は私の躰を彼方此方洗って、寝そべってほしいというので、これまた、寝そべって背中を向ける。

 時々、冷えない様にか、生暖かいお湯が、体に掛けられた。

 そして、彼女は時間を掛けて私を洗っていた。

 

 ……

 

 「洗うのは終わりまして御座います。お嬢様」

 平たい場所まで、ずるずると体を滑らせて、そこで立ち上がると、彼女はこれまた生暖かいお湯で私の躰を洗い流す。

 そうしてから、彼女は私の躰をタオルで拭いた。

 

 やれやれ。ようやく終わったらしい。

 

 「洗うのは全て終わりましてございます。お嬢様」

 私は頷いて、風呂から出ようとすると、彼女が抱き上げて外に私を出した。

 下にタオルが数枚敷いてある。そこに立って、私は脚を拭いてから、下着を着始める。

 すると彼女がやや高い椅子を用意して、私を抱き上げ、下着姿のままそこに座らせた。

 何をするのかと思ったら、肩の上から大きなやや厚いローブを着せられた。それから、彼女は私の足の爪を細いやすりで擦り始めたのだ。だいぶ伸びていたからだ。手の指の爪も削られた。

 ローブは恐らくは、湯冷めしないようにという事なのだろう。

 最後に彼女は濡れたタオルで私の手と足を拭いていった。

 

 「これで失礼致します。お嬢様」

 アンザは深いお辞儀をして出て行った。私がお風呂を出て、爪を処理した瞬間に、彼女の仕事は終わりらしい。あの様子だと何処までが自分の仕事、というのが厳密に決められているのだろうな。ここの後始末は、彼女の仕事ではないという事か。

 

 ローブを脱いで、その椅子に掛けた。そしてほかの服を持ってベッドの脇まで、下着だけで戻る。

 さて、ネグリジェを着る。で、今日の服は全て丁寧に畳む。

 明日は、何時もの服になるだろう。

 

 またしても巨大なベッドの隅で寝ることにした。この巨大ベッドの真ん中は落ち着かないのだ。

 

 

 翌日。

 起きてやるのは、何時ものストレッチからの柔軟体操。そして空手と護身術だ。

 それはどこにいても変わらない。

 今日は、もう荷物を纏めて宿を出る日である。

 そうなれば、移動しなければならない。

 

 服は何時ものやつにして、他は全て畳み直して革の袋に入れる。

 靴も同様。余分な靴は靴を入れている革袋にいれて、何時もの靴を出した。これを履く。

 

 あとはお金だな。小さいポーチの中の小銭は、一度全部、多数の硬貨を入れている革袋に戻し、そこからリンギレ硬貨を一〇枚、デレリンギ硬貨を三〇枚、小さな革袋に入れて、それをポーチに入れた。ポーチはまだ首から下げない。首に付けるのは階級章だ。

 

 これで、ブロードソードを左に。ダガーは両腰。

 大広間のような部屋の一角に行く。白い大理石の女神っぽい石像がある場所。ここはどうにか、剣が振り回せるくらいの空間があるのだ。

 で剣の鍛錬開始。これもあまり大きな動きはない様に、控えめだ。


 何時もの様にダガーの謎の護身術もやったが、二刀剣術は流石にここでやるのは、遠慮した。

 もう、出かける準備は全て整った。

 

 しかしその前に、朝食がある。

 

 剣を椅子の脇に立てかけ、クッションのある椅子に座って、待つ。

 

 例によって、両扉がノックされ、男二人が食事を持ってきた。

 またしても粥だ。今日の粥は、昨日のあの鳥肉らしきものをかなりばらばらにした物が、入っていた。

 

 手を合わせる。

 「いただきます」

 

 なるほど。無駄なく使っているのだな。粥の汁は、あの鳥の骨を煮ているかもしれない。そういう味がする。鳥肉も、かなり小さく刻まれてしまっているが、旨味は十分出ていた。これはこれでいい味だ。

 がつがつ、スプーンで掬って食べるわけにもいかず、ゆっくりした動きで粥を掬っては、口に入れる。本当はがつがつ一気に食べたかったが、我慢。

 

 粥ではあるが、堪能した。

 

 「ごちそうさまでした」

 手を合わせる。

 

 メイドのアンザが、赤黒いお茶、たぶん紅茶を入れてくれた。

 「私は、この後、このお宿を、引き払います。もう暫くしたら、出ますと、デリダ様に、お伝えください」

 「承りまして御座います。お嬢様」

 アンザは深いお辞儀をして、両扉から出て行った。

 

 さて、お茶を飲んで、出発だ。

 ミドルソードをリュックに結び治す。ブロードソードはもう一度左腰。

 ポーチを首から袈裟懸け。そしてリュックを背負う。

 

 たった二日だったが、いい部屋だった。まあ、最高級の部屋を頼んだしな。

 階段を下りて、玄関前に行くと、あの老紳士がいた。

 

 「名残り惜しゅうございますが、次の目的地に、行く時でございます。デリダ様」

 「おお、左様でございますな。マリーネお嬢様。いま書類をお持ちします。」

 

 老紳士は二枚の皮紙とインク、ペンを持ってきた。

 「ここに署名下されば、結構です」

 何かが色々とびっしり書いてあるのだが、まさか全財産をこの商会に差し出すことに合意するとか、そんな馬鹿げたことは書いてないだろう。

 一応、目を通す。

 

 どんなグレードの部屋が用意されたのか、そこで行ったサービスの数々、それはお茶と菓子だとか風呂だとか、あとは爪切りなどだ。更には夕食のこと。

 どんなものを出したのかが二泊分、全てそこに記入されていた。加えて朝食もある。なるほど、びっしりになる訳だな。その最後に、客はこれらの物事に対して支払う対価として一泊四〇〇デレリンギである事を十分納得し、満喫したことを、ここに宣言するものである。とある。

 いわれた場所に私の名前、マリーネ・ヴィンセントと書き込んだ。

 もう一枚。こっちは控えなのだろう。同じことが書かれていた。これも同じように署名。

 

 さて、料金の支払いだ。二泊しているから、八リンギレだ。

 ポーチの中の革袋から、リンギレ硬貨を八枚。それを老紳士に手渡した。

 「確かに、頂戴いたしました。マリーネお嬢様」

 奥の方から、黒服の痩せた男がやって来て、老紳士の持っていた皮紙二枚とインク壺、ペンを回収した。

 

 老紳士が胸に手を当てて、お辞儀した。

 「それでは、道中お気を付けて、いってらっしゃい。マリーネお嬢様」」

 「それでは、行ってまいります。リベリー様に、よろしくお伝えくださいませ」

 私は、なんとかスカートの端を掴んで、右足を引きながら、挨拶した。

 

 宿を出てから向かうのは細工ギルドだ。

 この時に門から出た時に、黒服が一名護衛についた。

 「ご主人様が、貴女様が、街から、出るまで、護るようにと、言い付かって、おります」

 男の共通民衆語は、私とあまり変わらない位、かなりたどたどしい。

 私は笑顔で頷くことにした。このちょっと強面の黒服男が、私のぴったり後ろについた。

 街を出るまでの護衛か。宿の主人、リベリーが気を利かせたらしいな。

 

 まずは細工ギルドに向かう。とはいえ、うっかり場所を聞いておくのを忘れていた。

 「細工ギルドの、館は、どちらか、ご存知ですか?」

 男が前に出た。態々振り向いて、大きく頷いた。

 たぶんついて来いという事だろう。男の後ろを歩いてついて行く。

 

 街の中央を貫く街道を暫し歩く。男の歩調はやや早く、私は遅れないように、時々小走りする必要があった。

 

 彼が肩で風切って歩くと、歩道にいた物乞いたちが散らばる様に逃げ出した。後ろにいる私からでは見えないのだが、多分、相当怖い表情をしているのだろう。

 

 中央通りとの交差点に出ると、黒服男は南に折れた。

 

 宿の主人、リベリーが細工ギルドに連絡をしてくれているのだ。

 革の仕入れなどは、どこの商会からなのか、本当は聞いておきたかった。

 ここではなしに、リカジ街に出入りして大量に皮を買った商人とその行方を調べればいい。おそらく、それはマリハだろう。リットワースが買い付けたのだと思ってはいるのだが。


 通りを二本過ぎて左に曲がる。すると細工ギルドの支部の建物があった。

 取敢えず、入っていくしかない。黒服の男は私の後から中に入る。

 さて、どうしたものか。

 入口付近にいた男性に声をかける。

 

 「初めまして。トドマの冒険者、マリーネ・ヴィンセントと言います。アレクサンド・ジュアット様に、お会いしたく、お思いますので、お取次ぎ、お願い、できます、でしょうか?」

 「なんだ? このお子さんは?」

 取り敢えず、笑顔だ。それと宿の主人の名前を出しておこう。

 「ニルフレーグ・ミッドベル・リベリー様からの、紹介で、ここに来ました」

 

 男の目が見開かれている。

 「ま、まさか。こんな子供が、金階級だと?」

 私は無言のまま、笑顔で階級章を右手で顔の前に持ち上げて見せる。

 「わ、分かりました。失礼いたしました。こちらへ」

 

 私だけ奥の部屋に通された。黒服の男は外に出ていったようだ。

 

 扉を開けて中に入る。

 奥の椅子には、少し老齢の男が座っていた。銀色の髪の毛はオールバックでやや額が光っている。眉は灰色。眼は細く、この眼も灰色。ややがっちりした顔で鼻の下に灰色のひげを蓄えていた。

 私はまず、リュックを降ろして横に置いた。


 次に胸に右手を当てて、まず挨拶からだ。

 「お初にお目にかかります、わたくしは、マリーネ・ヴィンセントと申します。トドマの、冒険者ギルドに、所属して、おります」

 そこで、軽くお辞儀。

 

 「ああ、リベリー殿から簡単に事情は聴いている。儂はアレクサンド・ジュアットだ」

 彼は特に立ち上がりもせず、両手の指を組み合わせ、執務机の上に両肘を乗せていた。

 「私は、故あって、細工師の、リットワース様を、探しています」

 「うむ。それも聞いてはいるが、まず、貴殿があの男を探す理由を聞いておこうか。鎧を作って貰うためかね?」

 

 ここは全部話すほうがいいだろうな。

 「私は、今、細工を、学んでいます。お師匠様は、トドマ近郊に、お住まいに、なっている、リルドランケン様です」

 そこでジュアットの表情が変わる。

 「リルドランケン殿が? 弟子を? まさか……」

 「いえ、本当で御座います。お師匠様から、鎧を、習いましたが、お師匠様は、普通の鎧、以上を、求めるなら、リットワース様から、学ぶよう、紹介状を、書いて、戴きました」

 「ほぉ」

 「封印されて、ございますので、開けて、お見せすることは、出来ません。カサマの、お店に、尋ねました、所、暫く前に、お店を、出ていった、との事でした。こちらに、一度、寄ったのでは、ないかと、思いまして、リベリー様に、お願いした、次第でございます」

 

 「ふむ。リットワース殿は、ここには来ていない。ただまあ、革の仕入れに関して、少し普段より多い量が、この街を経由したらしい。誰かが革細工を相当やるか、新しく工房を立ち上げたとか、そういう理由でもないと、あり得ない程の量だったようだ。だが、マカマは今混乱しているし、こんな状況で新しく工房を開いた者はいない。リカジ街から態々、大量に運んだ先がカサマではないとすると、何処なのだろうな」

 

 ジュアットが、嘘を付いているようには見えない。

 「リカジ街の、業者というのが、ベンス・メルネッデール様、という、革問屋の、かたですか?」

 「ああ。リベリー殿にその話もしておいたので、貴殿もそれは聞いた訳だな。その人物に会えるように、儂の方から紹介状を書いておいた。これを持って行くがいい」

 「ありがとうございます」

 

 ジュアットは両目を閉じた。何かを考えているようだった。

 「それにしても……。まさか、リルドランケン殿が弟子を取ったとはな。恐らく、貴殿が最後の弟子だろう……」

 「そう……、だったのですか」

 

 暫くして、ジュアットが口を開いた。

 「まあ、残念なことに、これ以上の事は儂にも判らん。リットワース殿が消えた事で、カサマの冒険者たちが鎧で困っているかもしれんが、今マカマはそれ所ではないのだ。それはご理解いただきたい。金階級の冒険者殿」

 私は深いお辞儀。

 

 私は執務机の上に置かれた、封印付きの皮紙を受け取った。

 「どうもありがとうございます」

 「来て貰ってこの程度の事しかできんが、あまり悪い印象を持たないで戴きたい。トドマの小英雄殿」

 ぐっ。この人も英雄呼びか……。

 

 私は深いお辞儀で応える。

 「それでは失礼いたします」

 「ああ、リットワース殿が見つかる様に、祈っておるよ」

 リュックを背負い直して、部屋を出る。

 

 入口まで戻ると、黒服の強面の男が待っていた。

 「ありがとうございました。私は、これから、リカジ街へ、行きます」

 「お嬢、様、馬車を、用意、して、ございます」

 かなりたどたどしい、共通民衆語。普段使わない言葉なのだろうな。

 話を聞けたら、マカマの街から街道を東へ歩いて行くはずだったのだが、黒服は馬車を捕まえて来ていたのか。

 

 入口の階段を降りると、二頭のアルパカ馬の丸っこい背中の後ろに、箱馬車が見えた。

これに乗っていくようにと。これも宿の主人の指示だったらしい。

 御者が降りてきて、大きな紋章の描かれた箱馬車の戸を開けた。

 この黒服の男が態々私のリュックを後ろから持ち上げている。

 とにかく、中に入りリュックを降ろした。

 

 「リベリー様に、色々、ありがとうございましたと、お伝えください」

 そう言って笑顔を見せると、黒服の男は、少しぷいと横を向いたまま、一言。

 「承りました。お嬢、様」

 馬車の扉が閉じられた。

 

 ここから、街道を通ってリカジ街へといくのだ。

 私はその街で革の卸業者の人と会わねばならない。

 

 ……

 

 アルパカ馬の馬車は、ぐるっとその場で回って、中央通りまで出ると、そこで一度左折。少し進んで街を貫く街道に出る。そこを右折して、一路東へ。

 あっという間に、マカマの東門に到着。

 そこでは数人の警備兵がいたが、調べられる事もなく馬車は門を通過した。

 

 馬車はリカジの街へと向かう。

 

 周りの景色は、左側は深い森だ。北側が森なのは、カサマ、マカマも同じ。

 右側。南は少し林がある。

 なるほど。ここはそれでも街道掃除がされてるのだな。この馬車に護衛を付けないという事実がそれを物語っている。

 

 だいぶ進んで、リカジへは道半ば位の時に右手に道が見える。ここはある程度周りの樹々が伐採されていて、見通しがいい。この街道よりは微妙に細いがきちんと石畳で舗装されている道で、その先には大きな湖が見えた。

 あれが、マカマの南にある巨大な水源、マカチャド湖か。

 

 馬車が進むと直ぐに南側は林となって、湖は見えなくなった。

 

 両脇とも森になっている街道はやや下り気味で、馬車は街へ向かって突き進む。

 

 ……

 

 リカジの街の門が見えて来た。

 

 馬車はゆっくりと門の前まで行くと、門番が四人。

 私が乗って来た馬車には側面に何か紋章が大きく描かれている。その紋章を見ると二人の門番は軽く頷いて、もう二人の門番に手で合図をした。

 すると、二人の兵士が門を開けた。四人の門番はこれまた長い槍とハルバードのような武器を持つ警備兵だった。

 

 昼間なのに、門を閉じてるのか。

 つまり、彼ら警備兵が許可しないと、街に入れないということを意味していた。

 マカマの混乱といい、このリカジの厳重な入口警護といい、トドマやその西では見た事の無い景色ばかりだった。

 

 

 つづく

 

 細工ギルドのマカマ支部責任者は、一度も椅子から立つこともなく、マリーネこと大谷に対応した。そしてマリーネこと大谷は、革問屋に会うための書状を受け取る。

 そして歩いて次の街、リカジに行くはずだったが、宿の主人は密かに馬車を手配してあった。

 馬車で街道を突き進んで、一気にリカジに到着したマリーネこと大谷。

 

 次回 リカジの街

 ここでも商業ギルドの館で情報を得ようとして、館に行くのだが、マリーネこと大谷はまるで子供扱いされて……


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