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第一話 始まりは突然に
テストで出された課題のために、俺は机に向かっていた。
おかげでどんなにやっても終わりが見えない無限地獄に陥っていた。
ああ…お化けの学校には試験も何にも無いだろう…
扉を開けたとたんに見知らぬ世界へと繋がるなんて事は無いだろうか。
そんな事を考えながら飲み物を取りに行くために自室のドアを開けた。
その瞬間、目の前が光りに包まれた。
気が付くと俺は見知らぬ空間にいた、
そして目の前には言葉で言い表せぬほどの絶世の美女が立っていた。
そして彼女は唐突に俺に話しかけた
「私は運命の神デークラ。
突然こんなところに呼び出してしまい申し訳ありません。
しかし、あなたに頼みたいことがあるのです。」
「あなたは運命を変える力を持っています。
その力で私たちの世界を助けて欲しいのです。」
俺は自分の目と耳を疑った。
ここは何なのか、目の前にいる女神は何を言っているのだろうか。
「もうすぐでキャタピラーレという都市に到着します。
私は都市の東にある神殿にいます。
感覚が戻ってきたら神殿に来てください。」
