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コメディ

コンビニで交錯するコメディ

作者: ペンネグラタン

 深夜零時。

 今日はちょっと夜更かしをしてみました。なんとなく、悪いことをしている気分です。

 私はちょっと霊感が強いだけのごくごく普通のJKです。親のネーミングが酷かったので、匿名を希望します。

 霊感が強いので、普段は夜更かしなんてしないのですが、今日は友達の冴木さんから、もう一人の友達貴船さんが実は近くのコンビニでバイトしているんだ、と聞いて……貴船さんは周囲に内緒にしているそうなので、二人でこっそり行って、応援ついでに驚かそうということになりました。

 それが今夜。貴船さんは周りにバレないように、シフトを深夜にしているそうです。そんな情報を冴木さんがどうやって手に入れたのかは少々疑問でしたが、それよりも、深夜にこっそり友達とお出かけ、なんて。ちょっとどきどきします。

 私は霊感のせいで今まで除け者にされて、ぼっちライフを送っていましたから。冴木さんと貴船さんが友達になってくれただけでも、とても嬉しいんです。その上、友達と一緒に学校以外でも会うなんて、しかも、友達の方から誘ってくれたんですよ! 誘われたとき、半泣きでOKして、冴木さんにちょっと引かれちゃいましたが。

 そんなわけで、私は今ウキウキワクワクです。一般的にいうところの"遠足に行く前日の小学生"みたいな状態です。

 さて、冴木さんとの待ち合わせは午前一時。まだ一時間ありますが、準備して早めに出ましょう。お小遣いは昨日もらったばかりです。コンビニでお菓子とか買っちゃおうかな、な~んて。

 私はお店に行くと買う物を選ぶのに時間がかかってしまう方なので、早めに行くのです。

 服は、濃い緑色のカラージーンズに、半袖Tシャツ、肌寒いので、紺色のカーディガンを羽織ります。

 くまさんの顔がデザインされたお気に入りの丸い財布を持って準備はばっちり。親も寝ているし、静かにそーっと、出て行きます。あ、鍵も持たなきゃ。

 変な幽霊に出会わないかが心配だけど、すぐ近くだし、大丈夫。

 そんなお気楽さで私は夜道を歩き始めました。


 徒歩五分くらいのところに、コンビニがあります。名前は"きっちりマート"昼間だとその名に相応しいきっちりした応対の女性店員さんがいて、いつも気持ちよく利用しています。夜はどうなんでしょう。

 遠目にも目立つコンビニの明かりが見えてきました。

 そこでカーディガンのポケットに入れていた携帯電話が鳴ります。おや、冴木さんから着信です。

「もしもし」

「あ、くまちゃん? 眞子だよ」

 眞子とは冴木さんの下の名前です。

「はい、どうしたんです? 冴木さん」

「ごめん、今日の約束、行けなくなっちゃった。あたしとしたことが、しくじってさ。親にバレたんだよ。だから、残念だけど、今日のは無しってことで」

「え、私、もう家出ちゃったんですけど」

「早っ! まだ一時間近くあんじゃん。でも、本当ごめん」

「大丈夫ですよ。あまり気に病まないでください」

 ちょっとショックですが、というのは心の奥に仕舞って。

「うぅ……くまちゃんてば、マジ天使! この埋め合わせは必ずするよ! じゃ、おやすみ」

「はい、おやすみなさい」

 ツー、ツー……

 電話が切れると電源ボタンを押して、一人項垂れます。楽しみにしていたのに、ドタキャンとは……いいえ、仕方ありません。どんな家庭もうちのように早寝早起きの健康志向とは限りません。親御さんが起きていても不思議はありません。別に、自分に言い聞かせているわけではありませんよ? ええ、泣いてなんか、いません。

 ところで、冴木さんが来られないとなると、どうしましょう。今更家に帰ってもすぐには眠れませんし、時間を潰すにしても、テレビは試験放送で砂嵐ですし。

 ……このままコンビニ行っちゃいますか。

 私は再び歩き始めました。

 駐車場にあまり車はありません。中の人もまばらなようです。今の時刻は零時十分。この時間は人が少ないようです。さすがに、この時間に出歩く人なんて、限られているのでしょう。

 と、だいぶコンビニが近づいてきて、"きっちりマート"の文字がしっかり見える位置になったところで、私は気がつきました。

 なんか、学ランを肩に引っかけた長身のスポーツ刈りの男の人と、同じく学ランを来た異様にその学ランが似合わない可愛らしい女の子がいました。どちらもサングラスをかけています。女の子の方はよくわかりませんが、男の人は明らかにカタギの人ではなさそうです。迫があるっていうか、怖い……

 私の頭に"夜歩き"という言葉が浮かびました。なんて迂闊だったんでしょう。夜に危険なのは幽霊やお化けよりもまず、こういう人なのです。少し考えればわかることなのに、何故私は一人でのこのこと出てきてしまったんでしょう。不覚です。

 でも……何故でしょう。異様にその二人が気になります。何かものすごい違和感があるような、ないような。いえ、霊的な意味ではありません。幽霊やお化けに会ったときの独特なぞわりとした感覚はありませんから。そうじゃなくて、もっとこう、何かが食い違っている? ような。まあ、学ランという格好から逸脱した容姿の美少女のせいかもしれませんが。

「センパイ、やっぱり似合ってますねぇ」

 半ば学ランに着られているような美少女が言いました。

「ふっ、そうか」

 スポーツ刈りの長身さんが軽く笑います。笑い方が様になっていて格好いいかも。と、そうではなく。

 どうやら二人は先輩後輩の関係っぽいですね。不良なら、「アニキッ!!」とかそんな感じの呼び方をするものだと思いましたが。

 なんとなくほっとして、止めていた足を進めます。しかし、そこでぎらりとした鋭い視線に貫かれました。

「誰か来たな」

 高身長さんの声が低くなります。思わず私は硬直しました。

 何でしょう、このぴりぴりした空気。やっぱり、この人、不良の方……?

「おい、そこの」

 呼ばれた!?

「な、なんですか?」

 答える声がひっくり返ってしまいました。びびって気が動転します。どうしよう、殺されたりしないかな!?

 しかし、その人は怒る風もなく、(元々私の気にしすぎですし)こう続けました。

「C?」

 何がですか。

 私が答えるより先に、その人がぺらぺら喋ります。

「自分はこう見えてBなんだ」

「えー? センパイそんな偽証しちゃいけませんよ〜。センパイはどう考えたってAでしょ。閑古鳥鳴いてるもん」

「な、失礼な!」

 え、えと。

 A? B? 血液型? いや、でも私にはCって……閑古鳥って、まさか。

「ちょっと、篠原先輩に翔太先輩、知らない人になんて話してるんですか!!」

 そこへコンビニから出てきた同い年くらいの眼鏡の男の子が突っ込みを入れてくれました。

「あ、アニキッ! 買い物終わったんすね!」

 高身長さんが眼鏡の人に声をかけます。……って、アニキって、この人が? 私は思わず眼鏡の人を二度見しました。どう見たって普通にしか見えないのに。

「誰がアニキですか。頼まれたもの、買ってきましたよ」

「かたじけないっす、アニキ」

「いつの時代だっ」

 どうやら、見た目どおり普通の人のようです。ということはその知り合いのお二人も、変な格好ですが、普通の人なのでしょう。なんだか、ほっとしました。

「あ、そちらの方、なんだか、ご迷惑おかけしました。申し訳ありません」

「あっ、いえいえ」

 丁寧に謝ってくれました。いい人です。

「さ、用は済んだんですし、早く帰りましょう。ナンバープレートがあるわけでもありませんし」

「そうだな」

 何故そこでナンバープレートなのかはよくわかりませんでした。

「ところで二人はなんで学ランなんです?」

 眼鏡の人が、最もな疑問を口にしました。

「特に理由はないっす」

「うーん、気分かな」

 呆れたように眼鏡の人は溜め息を吐きます。

「理由がないなら深夜にその格好はやめてください。僕たちまだ未成年なんですから、補導されますよ」

「いいじゃないすか、アニキ。なんだったら、アニキも今度一緒に着ません? アニキならきっと似合いますよ」

「そりゃ中学のときは着てましたからね。ってそういう問題じゃありません。まず、篠原先輩は服装と性別が錯誤してますから」

「じゃあさ、桜坂センパイ、ボクは似合ってる?」

「あなたは容姿と性別が錯誤しています、翔太先輩……」

 去りゆく三人の会話を聞きながら、私はふと首を傾げます。今の会話、何かおかしかったような。

 ええと、スポーツ刈りの人が眼鏡の人を"アニキ"呼びしていて、"篠原先輩"で、服装と性別が錯誤……? それで美少女な人が眼鏡の人を"センパイ"呼びしていて、容姿と性別が錯誤している"翔太先輩"……? なんか、ますます混乱してきました。

 眼鏡の人は"桜坂"さんっていうんですね、と若干現実逃避しつつ、私は自動ドアの前に立ちました。



 ウィーン

 自動ドアが開いてくれました。いや、前に立ったんだから、当たり前ですが。たまに側に誰もいないのに勝手に開いたりとか、どれだけ近くても開かないとかあるんですよ。幽霊さんとかが近寄ったり、妨害したりするのが原因なんですけどね。

 そういえば、今日はあまり会いませんね。まあ、会わないのが一番です。

 さて、何を買いましょうか、なんて考えながら雑誌コーナーを巡ります。すると、なんと愛読している少年誌の最新号が。愛読といっても、その中の一作品を立ち読みする程度ですが。そういえば、昨日が発売日でした。読んじゃいましょう。

 目的の本を手に取ったところで、ふと隣の気配が気になりました。異様な存在感というか、なんか、あまり出会いたくないような邪な雰囲気がむんむんです。ちらりと隣のコーナーを見て、悲鳴を上げそうになりました。そこにはコーナー同士を遮る立て札があり、"十八禁"と赤い字が。

 わー、無視しよう無視、と思ったのですが、隣から「わぁ……」と零れた声にぎくりとします。そう、聞き覚えがあったのです。

 恐る恐る、そちらを見上げると……襟つきシャツにオレンジのパーカーを羽織った男の人。結構太い黒縁眼鏡のこの人は間違いない、私の学校の名切先生です……

 私が所属する部活の顧問の先生なんですが、ここは色々と見なかったことにしましょう。

 私は少年誌を読むのをやめて、店内をぐるりと回りました。

 特に欲しいものはありません。あ、貯金のために作ってもらった私の通帳にお金を入れておきましょう。

 ATMの方に行き、手早く操作していると、後ろの方からガガガガガッ、と機械にしては不気味な音が。

 気になって振り向くと、大人びた印象の和風美人なお姉さんがコピー機相手に悪戦苦闘していました。

「くそったれ!」

 そして、和風美人の印象が台無しになる一言を吐き出していました。

「こら、音無さん、女の子がそんな暴言吐かない。それに、機械に当たったって、できるわけじゃないし」

 ごもっともな指摘をした優しげな声は泣きボクロの印象的なお兄さんです。どこがわからないの? と和風美人さんに訊ねながら、代わりに操作してあげています。というか、和風美人さん、任せっきりにしないで、自分で覚える努力しましょうよ。

 心の中で密かに突っ込みつつ、私はATMを後にしました。

 さて、特に何を食べたいわけでもないけれど、レジに並ぶ口実が欲しいところです。ああ、そういえばここ、中華饅が美味しいんですよね。特にあんまん。半殺しのつぶあんが、食感もありつつ、あんことしての甘さも立っていていいんです。生地も厚すぎず薄すぎず。絶妙なバランスが魅力的で、お金に余裕があれば、いつも買っています。あ、別にこのお店の回し者ではありませんよ? 決して。

 あんまんを食べよう、ということで、レジに向かいかけ、気づきました。ちょうど貴船さんが立っています。いいタイミングです。

「こんばんは」

「いら、しゃいませ」

 なんだか、ギクシャクしています。色々なことをそつなくこなせる貴船さんにしては珍しいです。緊張しているんでしょうか。顔もすっかり無表情ですし。

「ええと、き」

「(しっ)」

 名前を呼ぼうとしたら、すぐに止められてしまいました。

「(他人のふりして。後生だから)」

「……? (うん)」

 よく見ると、頬が若干赤らんでいます。恥ずかしいんだ、と悟ってなんだか安心しました。貴船さんはさっきのコピー機の人と同じくとんでもない和風美人さんです。その上何でもできて、どこか人間離れして感じられたので、恥ずかしがる様子に親近感が湧きました。

 ここは友達として、心置きなく、他人のふりをしてあげることにします。

「あんまんください」

「あ、無い」

 ぴきっ

 貴船さん、言い方!

「じゃあ、肉まんで」

「かしこ」

 まりましたは?

 ……これは先が思いやられます。


 緊張しているのはわかりますが、仕事をちゃんとして欲しい。

 せめてちゃんと丁寧語を使いましょうよ。なんですか、"無い"と"かしこ"って。あんまりです。

 けれど色々言いたいのは我慢。ここは友達のよしみで知らないふりを貫きます。学校でそれとなく指摘してあげましょう。

 そんな私の心境を知ってか知らずか、貴船さんの暴挙は続きます。渡された袋の中身を覗くと、早速問題。包みが留められていませんし、しかも逆さ。肉まんが可哀想です。

「百二十円です」

 色々と出かかった言葉を押し留め、五百円玉を出します。残念ながら、細かいのが足りませんでした。

 貴船さんが入力し、じじー、とレシートが出力されます。

「三百八十円のお返しです」

 レシートを私の手の上にさっと置き、その上にじゃらっと小銭を置きます。なんか適当です。

 私はくまの顔がデザインされた財布のチャックを開け、入れようとしたのですが、小銭が滑って落ちていきました。ちゃりんという涼やかな音が、どこか悲しげに響きます。

 少々イラッとしながら拾い、財布に仕舞ったところで、ちらっと貴船さんを見ました。すると彼女の肩が微かに震えています。……笑ってます? でも何に?

「(く、くまちゃんが、くまの、財布……)」

 ぴきっ

 貴船さん、心の声がだだ漏れですよ。

「何か?」

「いえ、なんでもありません。ありがとうございました」

 ふふふ、貴船さんってば、これで解放されると思っているんですか? 甘いです。

 教えてあげましょう。私は名前以外のネタでもダークサイドに堕ちるのだということを。

 立ち上がった私は一つ微笑み、言いました。

「すみません。追加で、おでん、いいですか?」

「は、はい。何になさいますか?」

「ええと……」

 おでんのメニューをじっと見て悩む私。実は通いつめているのでおでんのメニューくらいは把握しているんですが。それでもわざとらしく悩んでみます。

 待ち構えている貴船さんのおたまから汁がぽたぽたと落ちるのに苛々しつつ、努めて笑顔で悩みます。ええと、ええと……

 だんだんと後ろに人の気配が寄ってきました。話し声が聞こえます。

「蒼真、それだけでいいのか?」

「うん。いくら奢ってもらうとはいえ、あんまり数買って払わせるのも悪いし」

 お、これはコピー機にいたお二人さんですね。前者が和風美人さんで後者が泣きボクロのお兄さん。泣きボクロのお兄さんは見た目どおり優しくていい人ですね。

 その後ろから、むふふ、と変な笑い声がします。名切先生の声です。まさか、さっきのコーナーの本を買う気じゃないですよね? レジ打つの、未成年ですけど……

「うーん、レジ進まないな。純也見かけたから早く探しに行きたいんだけど」

 名切先生の更に後ろの男の子がそんなことを呟きました。さすがに悪い気がしてきたので、そろそろやめましょう。貴船さんもいい感じに苛つき始めたようですし。

「じゃあまず、はんぺんください」

「はんぺんお一つ」

「はんぺんもう一個」

「はんぺんお二つ」

「もう一つは……やっぱりはんぺんを」

「はんぺん三つ」

 もうはんぺんはないようです。

「以上で」

「はんぺんだけですか?」

 ここのはんぺん美味しいんですよ。舌触りがよくて、口に入れると溶けるようにすぐなくなるんです。軽いので、深夜でも食べやすくて好きです。いいえ、私はこの店の回し者ではございません。

「おつゆ多めにお願いします」

「かしこまりました」

 お、今度はちゃんと"まりました"もつきました。慣れてきたようで何よりです。

「いくらですか?」

「三百六十円です」

 財布を開けて、諭吉を一枚。

「これで(にっこり)」

「か、かしこまりました」

 貴船さん、笑顔がひきつってますよ。

「あ、からしもつけてください」

「かしこまりました」

「レシートはいりません」

「……かしこまりました」

 貴船さん、眦がぴくぴくしてますよ。リラックス、リラックス。

「トイレどこですか?」

「……うちにはありません」

 仕返しのつもりでしょうか。でも無駄です。ちょっとわかりづらいですが、コピー機コーナーの付近にあったはずです。伊達に通いつめてませんよ?

 ですが、ここは敢えて知らないふり。貴船さんがそう来るなら、私とて反撃は怠りません。

「では、店員さんはどちらで?」

「……っ! ……コピー機コーナー脇にあります」

 勝ちました。

「ありがとうございます」

「くっ」

「何か? (バレたくないんでしょう?)」

「(うっ)……」

 私の名前を呼びそうになった貴船さんを止めます。これで完勝です。




 いや、何の勝負ですか。

 セルフツッコミを入れましたが、気は晴れたのでよしとしましょう。

 まだ夜は長いですから、さっき読みそびれた雑誌を読んで……と窓の向こう、遠くを警官さんが歩いています。その後ろにずらずらと、人じゃないものが連なって歩いています。

 気づけば一時を過ぎていました。そろそろ帰らないと、補導もされるし丑三つ時です。雑誌は次にしましょう。


 また夜に来ようかな♪






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― 新着の感想 ―
[良い点]  なんか懐かしい曲が頭の中で流れ始めました。 [一言]  あの作品のメンバーですね♪
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