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「また桜の木の下で。」

作者: 木下季乃湖


※意味不明です。そして限りなく下手です。それでもOKな方はどうぞ。




これは、僕がまだ小さかった頃の話。




僕の住んでいるマンションの近くに、小さな公園があった。その公園には桜の木があり、春になると満開の桜を咲かすので、近所の間では有名だった。だけど、まだ小さかった僕は、そんなことも知らずに、毎日その公園の中を走り回っていた。



公園の花が咲き始める頃、僕はその桜の木の下で同い年位の女の子を見つけた。僕はなぜ桜の木の下にいるのか不思議に思い、その女の子に話し掛ける事にした。そこで何をしているの、と。そしたらその女の子は微笑みながらこう言った


「桜が咲くのを待っているの。」



それから毎日、僕はその女の子と日が暮れるまで話をした。家へ帰る時間になると、僕はその女の子にこう言った。


「また桜の木の下で。」



今思えば、その時以上に楽しかった事は無かった。だけど、その楽しさはあまり長くは続かなかった……。



その日は雨が降っていた。それでも僕はその女の子に会うために、一人、公園へと向かった。冷たい風が吹くなか、いつもと同じく桜の木の下へ行っても、その女の子の姿はどこにも見当たらなかった。少しの間待ってみても、雨が段々と強くなるばかりで、その女の子は現れなかった。



「あの桜の木の下にいた女の子は事故で亡くなったんだよ。」


そうお母さんから聞かされたのは、その日から数日たった日の事だった。




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― 新着の感想 ―
[良い点] 短編ニシテハ中々いい出来の作品でした。 [一言] 続きとか書いたらどうですか?面白そう&感動モノになりそうです(゜∇゜)
2012/01/15 17:45 退会済み
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