「また桜の木の下で。」
※意味不明です。そして限りなく下手です。それでもOKな方はどうぞ。
これは、僕がまだ小さかった頃の話。
僕の住んでいるマンションの近くに、小さな公園があった。その公園には桜の木があり、春になると満開の桜を咲かすので、近所の間では有名だった。だけど、まだ小さかった僕は、そんなことも知らずに、毎日その公園の中を走り回っていた。
公園の花が咲き始める頃、僕はその桜の木の下で同い年位の女の子を見つけた。僕はなぜ桜の木の下にいるのか不思議に思い、その女の子に話し掛ける事にした。そこで何をしているの、と。そしたらその女の子は微笑みながらこう言った
「桜が咲くのを待っているの。」
それから毎日、僕はその女の子と日が暮れるまで話をした。家へ帰る時間になると、僕はその女の子にこう言った。
「また桜の木の下で。」
今思えば、その時以上に楽しかった事は無かった。だけど、その楽しさはあまり長くは続かなかった……。
その日は雨が降っていた。それでも僕はその女の子に会うために、一人、公園へと向かった。冷たい風が吹くなか、いつもと同じく桜の木の下へ行っても、その女の子の姿はどこにも見当たらなかった。少しの間待ってみても、雨が段々と強くなるばかりで、その女の子は現れなかった。
「あの桜の木の下にいた女の子は事故で亡くなったんだよ。」
そうお母さんから聞かされたのは、その日から数日たった日の事だった。