表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幸せの入手法  作者: clown
13/16

Second battle  美しく輝く光【Ⅱ】


 ゴウンゴウンという轟々しい音がだんだんと近づいてくる


 そのまま、しばらく直進して、通気口からのぞくと、そこからはいかにも怪しい雰囲気の機器がたくさん置いてあった


 「ここです。降りてください。」


 飛鳥が通気口をはずし、こちらに向けて指示を出す


 天井から床までの高さはそこまでないので普通に飛び降りた


 トンと落ちたときに音が室内に大きく響き渡る


 だが、どうやら敵にはばれてないようだった


 そう思い、少しだけ安心した次の瞬間


 ガシャンという音がして、天井も、横の部屋へ行く通路も柵によって封鎖された


 「えっ?」


 飛鳥が驚きの声をあげる


 オルゼーが怖がってボヌールの後ろのほうに隠れる


 「私達は、施設の中に入った侵入者を捕まえられないほどおろかではないのですよ。」


 部屋中にスピーカーから発せられる声が響く


 気がつくと、目の前の柵にはモニターがついていた


 そこには、ニタッーと不気味に笑う科学者のような容姿の男が映し出されていた


 「あなた方が、この研究所を壊し、巨大生物を消そうとしているのはお見通しです。」


 「どうして、あんな生物を作るの!」


 飛鳥がモニターに向かって叫ぶ


 「すばらしかったでしょう。私の研究の成果。あれは遺伝子に急激な変化を起こしているのですが、その変化を起こすのがとても大変で、β波をどうやって制御するかが問題に、、、ってそんな難しいお話しをしても分からないですか。ハハハ。」


 科学者のような男は大爆笑した


 「なぜ、あんな生物を作るのかと聞いてるの!」


 飛鳥が語気を強める


 「ふむ、どうやらあなたには、私の研究の成果のすばらしさが、ご理解いただけてないみたいですね。」


 科学者が少し悩む


 「そうだ!兵士がくるまでの間、私の研究成果をお見せしましょう!」


 そういって、科学者はモニターに背を向けた


 そして、しばらく機械音がした後、科学者がモニターの方を向く


 「それでは、登場させます!私の最高傑作、光る人間!」


 そういうと、機器の一つから、プシューという音がして、光り輝く何かが、出てきた


 その姿は、まぶしくてよく確認することができない


 とりあえずみんなが下を向く


 「あなた達がこれに勝てる可能性は0.0000001%!つまり勝てません。でもそれだとつまらない。それにあなた方もこれのすごさが分からないで死んでしまうでしょう!ですから、少しだけ、ハンデをあげまーす!ハハハ」


 科学者の目にはだんだん狂気の色がみえはじめた


 「1分間、これは何もしません。どんなことをしても動きません。ですからその間に逃げるか倒すかしてください。できるんならね!」


 モニターは真っ暗になった


 インフルエンザになったみたいです><


 みなさんも気をつけてください

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ