5、翌日
あーっ!楽しすぎる。
私は魔法書で魔法の独習をしていた。
この感覚は久しぶりだな。
やはり、勉強は楽しい。
2回目の人生では勉強する余裕がなかったから。
ーーだが、5歳児の体で徹夜はやり過ぎだったかも。
私の悪い癖が出てしまった。
今日は午後から家庭教師の先生が来て下さるので、それまで仮眠をしよう。
幼い体は少し不便だ。
ーートントン
「どうぞ、お入り下さい。」
「お嬢様、こんにちは。では、今日も魔法の勉強をしていきましょう。今日は初級の水魔法をしましょうか。”アクア”と唱えるもので、唱えると水が発生します。呪文を唱える際の魔力の流し方は前回と同じなのでやってみて下さい。」
「ああ、それですか。これはまあまあ得意です!」
「”アクア”」
ドクドクドクドクゥゥゥ
「できました!どうですか?ヴォルフ先生。」
「完璧です。初めてやったとは思えないくらいに!」
「ああ、昨日、魔法書を読んで一通り初級魔法はやったのー」
「えっ?今、何ておっしゃいましたか。」
「初級魔法を一通りやったって言いました。」
「さいですか、、、」
「では初級魔法を一通りやったということなので、初級魔法の応用でもやってみますか?」
「はい。よろしくお願いします。」
「では、”アクア”の応用をしましょう。この魔法は水を作り出す魔法ですが、工夫をするといろいろなことに使うことができます。例えば、作り出した水を一直線にして放出をすると狙った所に当てることが出来ます。一直線に放出するにはイメージが必要になってきます。水が一直線になって放出することを脳内で想像しながら魔力を杖に流すことによってある程度想像通りになります。的に的確の当てるとなると、魔力の操作を調整しなければならないですが、一回やってみるだけやって見ましょう。」
「わかりました。」
脳内にイメージをする。そして、魔力を杖に流す。
ーーアクア。
ビュゥゥゥーーーーーーーーーーーーー
とても鋭く、勢いの良い水が放出された。
「お嬢様、上出来です。この出来具合ならいったん今日は終了しましょうか。今日はただの初級魔法をやるつもりでしたので、課題が決まってません。なので明日までに考えてきますね。では、失礼します。」
「はい、ありがとうございました。」




