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伯爵になってしまった前世普通の一般人は、持ち主に身体を返したい  作者: 天川


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6/9

6:招待状

 ー数ヶ月程前 アンクの屋敷にてー


「カメラ…ですか?」


「うん。ティタへのお土産がてらに作ろうと思って。

 カメラができれば、領民の皆さんも欲しがるだろうし…

 なにより、ティタとの思い出も残せるからね」


 ユースティア神殿から帰り、また色々と仕事を片付けた後…

 私は離れの屋敷で、エディーと何度目かのお茶会をしていた


「リリカ様。そのカメラというものは、どのような商品なのでしょうか」


 コチェールが空になった私のカップに、紅茶を淹れながら聞いてくる


「えーっと…簡単に言うと、絵よりも正確に、

 目の前の風景を記録する道具…かな」


「まあ!それは素晴らしい!リリカ様の世界には、素晴らしいものが沢山

 おありなのですね。それで、どのように作るのでしょうか?」


「私もそこまでは詳しくないから、アーチットさんに相談してみようと

 思ってるんだ」


「成程。たしかにあのお方なら、色んな物を知っておられますから、

 いいアイデアを出してくれるかもしれませんね」


 そう言い、エディーが紅茶を飲む。

 飲み終わったところで、私はさっきから気になっていたことを聞くことにした


「ところでエディー…呪いはもう消えたから、屋敷の離れにいる必要はないと

 思うんだけど……なんで、まだここに?」


 そう。エディーはティタに呪いを浄化してもらったから、もうここには

 いなくていいはずなのだが…なぜか、今も屋敷の離れにいるのである


(私はてっきり、領地に帰ると思ってたんだけど…)


 そう思っていると、エディーが軽い口ぶりで語り始める


(わたくし)の領地はここから遠いですから、帰ってしまったら、

 リリカ様とのお茶会が頻繁にできないじゃないですか」


 たしかに、エディーの生まれ育った領地はここから結構遠いし、

 山に囲まれているから、立地的にも今みたいに気軽には

 会えないだろうけど…


「う、嬉しいけど、そんな理由で…??

 ご両親心配するんじゃないの…?」


「いえ、今のは冗談ではありませんが、冗談です。

 (わたくし)の呪いが消えたのは、ティタ様のおかげですが…あの後、

 ユースティア神殿のことは口外しないように言われましたでしょう?

 それなのに両親に言ってしまったら、ティタ様達との約束を破ることに

 なってしまいますから」


 そう言ったエディーの言葉を聞き、納得する


 あの後、ティタから「私達のことは口外しないでね。

 じゃないと、お互い面倒臭いことになるし」と言われたため、

 表向きにはエディーの体調が良くなったことにしている


 元々、アンクさんがエディーの呪いのことを世間に伏せていたため、

「体調が良くなった」と世間に公言するだけでよかったのは助かった


 唯一、エディーの“体調不良”の真相を知っているご両親は、

 良くも悪くも貴族といった人だ。

 そんな両親にユースティア神殿で呪いを浄化してもらったことを話せば、

 間違いなくその縁を利用して色々企むだろう


「まあ、実家から『体調が良くなったのなら一度くらい顔を見せに来なさい』

 と言われてしまっているので、一度は故郷に帰るつもりですが……

 暫くはここにいさせてくださいね、リリカ様」


「…うん、勿論」


 私としても、エディーと気軽に会えるのはありがたい。

 私が気軽に、ありのままで話せる相手は、今のところティタと

 コチェールとエディーだけだからね


「ところで、白魔法の訓練は順調ですか?」


「うん、順調。結構難なく使えるようになってきたよ」


 雑談の中、私はエディーの質問に答える。

 あれから私は、宣言通りちょくちょく休みの時にユースティア神殿へと行き、

 時さんとティタに白魔法を教えてもらっているのだ


 ちなみにティタから「毎回ここに来るのも大変だろうから、

 これ貸してあげるね」と、転移魔法が付与された魔道具を

 貸してもらったので、移動の手間は無くなっている。

 ありがとうティタ、やっぱり持つべきものは友だわ


「それならよかったです。ちなみに、リリカ様の得意な白魔法は

 なんでしょうか?」


「基本全般使えるけど、得意なのはバフ…じゃなくて、強化付与魔法と回復魔法。

 その代わり、霊の浄化や白魔法での攻撃とかは少し苦手だって、ティタが

 言ってたよ」


 実はこの世界、適性魔法が使えるからと言っても、得意不得意の魔法が

 あったりするらしい。例えばエディーは浄化魔法や白魔法での攻撃魔法が

 得意だが、回復魔法が苦手だ。苦手だと人によっては

 まったく使えなかったり、使えても効果が半減するのだ


「成程、リリカ様は支援型なのですね」


 支援型というのは、私みたいに攻撃系が苦手で、

 サポート能力が得意な人のことを言う。

 ちなみに、エディーみたいに攻撃系が得意な人は

 攻撃型だ。わかりやすいね


「ところでリリカ様、少し気になったのですが…」


「ん?どうしたの?」


 急にエディーが質問したそうな口ぶりになったので、聞いてみる


「回復がお得意なのであれば、アンク様の傷跡は白魔法で治されないのですか?」


「あー、それティタにも聞かれたよ。

『梨々花なら治せると思うけど、治さないの?

 右目の部分とか、貴族にとっては致命的でしょう?』って」


 そう言いながら、髪で隠れた右目の横ら辺に指を指す


 実はアンクさんは、身体だけでなく、顔にも火傷跡が残っているのだ


 幸い、右目自体は無事で、失明もしてないが…

 それでも貴族にとって、見目というのはかなり重要視される。

 なのでアンクさんは、普段から髪で右目を隠していた


「では、なぜ治さないのですか?」


 エディーが、私を試すような目で問いかけてくる


「…この傷跡や火傷跡は、なんて言ったらいいのかな。

 アンク伯爵の覚悟や、誇り…みたいなものだからさ。

 だから、治さない。勝手に治したところで、

 アンク伯爵は怒るだろうし。右目部分はまあ…

 髪で隠したままでいいしね」


 アンクさんの身体には、例の秘宝を使った魔法や『事故』による

 傷跡や火傷跡が沢山あるが…それらは『事故』でできた傷以外、

 全てアンクさんの覚悟の証だ


 なら『事故』の傷を含めればどうだと言われると……

 過去に、アンクさんは医者に傷を治さないのかと問いかけられたことがある。

 けどアンクさんは「あの日の出来事を…私のしてきた事全てを、

 忘れたくないのだ」と答えていた。なら、傷跡は治さないほうがいい


「私はお人好しだけど、人の信念を勝手に無くす程考えなしじゃないから」


 そうエディーに答えると、エディーは目を細め、女神のように微笑んだ


「…成程。リリカ様はやはり、尊敬できるお方ですわね」


「え、えっと……あ、ありがとう」


 エディーの天使や女神のような微笑みに、思わず顔を赤らめてしまう


 エディーは同性の自分でも、見惚れてしまう美しさと可憐さを持っている。

 自分でもこうなってしまうんだから、男性陣が見たら

 それはもう一目惚れ案件だろう


(まあ、アンクさんは惚れてはないらしいけど…)


 鈍感なのか、申し訳なさでそれどころじゃなかったのか……

 アンクさんの記憶や心情を見ても、ここに関しては

 あまりよくわからなかった


(あの感じだと……多分、半々…なのかな?)


 そんなふうに考えていると、エディーが話題を切り替えるために、

 手を軽く合わせてから喋り始めた


「それでリリカ様、カメラですが…(わたくし)としては、

 すぐに相談して作るべきだと思います!絶対、絶対売れますので!」


「まあ、私も売れるとは思うけど…」


 キラーン、という効果音が出ていそうな程輝いているエディーの目と

 圧に、少し気圧されながら答える


「でしょう?コチェール、たしかこの後の時間は空いてましたよね?」


「はい、空いております」


「……え、ちょ、ちょっと待って。まさか…」


 突然コチェールにスケジュールを確認するエディーに、

 まさかと思いながら声をかける


「はい!!これからアーチット様に連絡を取ってから行きましょう!!」


「や、やっぱり~~!!!」


 そして、大急ぎで支度をし、

 私達は急遽、アーチットさんに

 カメラ…に似た魔道具を作れないか、相談に向かった


「いらっしゃいませ、アンク様。それと…エディー様。

 今日は…随分と急でしたね」


 アーチットさんのお店に行くと、

 私達の急な連絡と押しかけでのせいか、

 困惑しているアーチットさんが出迎えてくれる


「……すまない。次に出す商品についてエディーに話していたら、

 すぐにでも相談するべきだと言われてしまってな」


 そう言い、私は横をちらりと見る。

 そう、なぜか「(わたくし)も着いて行きます!」と頑なに主張し、

 エディーもついて来てしまったのだ


 エディーの手前、物凄く恥ずかしくなりつつ、

 まずはアーチットさんに急に押しかけた件について謝る


「いえ、気にしないでください。エディー様から連絡もらった時も、

 丁寧に伝えてくださいましたから。

 ……それで、その次に出す商品ってのは、一体なんなんですか?」


「目の前の光景を、ボタン一つでそのまま写し、

 紙でいつでも見れる魔道具だ。

 風景をそのまま記録できる故、色々と役に立つだろう」


「目の前の光景をそのまま写す魔道具、ですか…

 たしかにそれなら売れそうですね。

 ですが、それだと絵はどうなるんです?」


 さすがはアンクさんが信頼している貴重な人だ、観点が鋭い。

 とはいえ、その心配はご無用…のはずだ


「それはそれ、というやつだ。

 絵とは、あくまで人の手が描くからこそ価値がある…

 と、私は考えている。ゆえに、これを発売しても、

 絵は廃れないだろう」


 これは元の世界でもそうだし、

 おそらくこっちの世界でもそうなる…はずだ。

 もしこれで画家さんが稼げなくなってしまったら、

 私はひたすら絵師さんに向かって土下座をするしかない


「成程…ただ、材料はどうしたものか。

 そんな物を作ろうすれば、確実に高くなりますよ…?」


 たしかに、目の前の風景を写す代物をこの世界で作ろうと考えると、

 かなりの制作コストがかかるだろう。だが、それをなんとかするのが

 アンクさんの商売だ


「アーチット様。なんでもいいので、使えそうな材料候補を言ってみては

 くださらないでしょうか。もしかしたら、(わたくし)の知識が

 役立つかもしれません」


「そうですね……すぐに思いつくのは、ユースティア神殿が使うような

 魔石ですが、それだとアンク様の要望である、平民向けでは

 なくなってしまいます。ただ、それ以外に確実なのが無いんですよね……」


「では、確実でないのならあると?」


「…一応、鏡石という、魔力が籠っていますが、

 なんの属性もない、鏡のような石があるんです。

 それを上手く使えれば、その撮影機とやらを作れるかもしれません」


(鏡石…アンクさんの記憶では聞いたことないな…)


 なんの属性もないという話を聞くに、おそらくこの世界では

 ただの石と同義のような物なのだろう


「鏡石…聞いたことはあります。

 たしかに鏡石は、本来なら鏡に使うぐらいしか価値がありません。なぜなら、

 魔力が籠っていながら、属性と呼べるような大層な魔力を

 持っていないからです。ですが…だからこそ、鏡石は目の前の光景を

 映せるのだと。

 …真偽は不明ですが、説得力はあると思います」


 エディーの話を聞いた私は、一ついいアイデアが浮かんだ


「…もし仮に、エディーの話が本当で、鏡石の魔力で眼前の光景を映せるなら…

 今までの応用で鏡石の魔力を活性化させ、魔力を紙に押し込むようにすれば…

 紙に写せるのではないか?」


「成程…たしかにそうですね」


「試してみる価値はあると思うぞ」


「えぇ、色々試してみます」


 そして、アーチットさんと別れ、数ヶ月後……私のアイデアは的中し、

 カメラ…もとい撮影機が完成した。売り上げはと言うと、領民は勿論、

 貴族にも人気の超大ヒット商品。

 …ちなみに、今回もアイデア出しと援助で崇められてしまい、

 頭を抱えたのは内緒だ


「撮影機が販売されてから、まだ数週間程しか経っていないというのに…

 この売り上げは素晴らしいですわね。流石、リリカ様ですわ」


「いやぁ、それほどでもないよ。生前の記憶とか活用してるだけだし…」


「いえ!そんなことはありません!

 あのアイデアは、リリカ様自身で考えた発想なのでしょう?

 発想力に関しては、褒められるべきところだと(わたくし)は思います!」


「あ、あはは…ありがとう。

 でも確かに、思い返してみれば…私、舞台の衣装デザインの

 アイデア出しとかやってたから、アイデア出すのは得意…なのかもね」


 エディーの熱弁っぷりに若干引きつつ、私は生前のことを思い出しながら答えた


「まあ!是非見てみたいですわ!

 なんなら売りましょう!!絶対売れますわ!」


 私の言葉に、エディーがまたキラキラとした目で、更に熱が入ってしまった


(そういえばエディーって、結構商売の話とか好きなんだった…)


 普段が大人びているので忘れがちだけど、エディーは商売の話になると

 途端に熱が入る。ちなみに理由を聞いたら「お金自体にあまり興味は

 ありませんが、良い物を売ることで、皆が喜び、そしてその結果として

 お金が入ってくるのを見るのは、とても好きです!」とのことだった。

 なんともエディーらしい


「はは…じゃあエディーに見せてみて、いけそうだったら着手しようかな」


「えぇ、お願いします!リリカ様が考えた衣装…是非見てみたいですわ!」


「一応言っとくけど、アイデア出すのが得意なだけで、

 デザインの才能自体は平凡だからね…?」


 とはいえ、生前の世界の衣装をこっち流にアレンジすれば、

 意外といけるのかもしれない


(今度、衣装のデザイン考えてみようかな)


 そう考えていると、どこからか一枚の紙が飛んできて、

 コチェールの元に届く。この数ヶ月で散々見慣れた紙に、

 私は顔を引きつらせた


「ね、ねぇコチェール。それってもしかして……」


「えぇ、これで147枚目の招待状が届きました」


「イヤーーーッ!!!」


 散々聞いた『招待状』という言葉に、反射で悲鳴をあげてしまう


 実はここ最近、私が『救世伯』として有名になってきてからというものの、

 色んな人達からの招待がひっきりなしに届くようになってしまったのだ


 ちなみに、なぜ急に招待状が風に乗ってきたかというと、

 コチェールの風魔法の効果だ。招待状などは全て、

 コチェールが一度目を通してから私に渡す手筈になっているため、

 他の使用人が招待状を受け取った場合、使用人がコチェールが

 作った魔力の籠った紙で包めば、自動でコチェールの元へと運ばれる

 仕組みになっている


「こ、今回の差出人は…?」


 恐る恐る、青い顔をしながらコチェールに差出人を聞く


「アリーヴェルナ・アプトワーズ公爵令嬢ですね」


「身分が超上じゃないですかヤダーッ!!!!」


 身分を聞いて、また咄嗟に悲鳴が出てしまったが、

 私は悪くないと思う


「もう…!ただでさえ毎回緊張で吐きそうなのに、

 断りづらい…というか断れない公爵家とか勘弁して…

 って、公爵令嬢…?公爵や公爵夫人じゃなくて…?」


 叫んでいる最中に、公爵夫妻からではなく、

 公爵令嬢からの招待状ということに疑問を覚える


 大体、こういうのは公爵夫妻のどちらかが送ってくるのだが…

 今回はその娘、公爵令嬢としての招待状


 つまり、アプトワーズ公爵家としてではなく、

 アリーヴェルナ様一個人としての招待状ということになる。

 勿論、親の力は多少借りていると思うけど…


(権力的に令嬢でも目上なのは間違いないけど、

 娘が(アンクさん)を招待するだけなら、公爵夫妻の招待状でも

 いい…よね…??)


 疑問に思いながらも、コチェールから招待状を受け取り、

 恐る恐る中を見る


 内容を要約すると、自分が学園を卒業したため、2ヶ月後に

 自分一人でサロンを開き、交流会を開きたい。そして、その交流会のサロンに

 是非『救世伯』である私にも来て欲しい、とのことだった


「いかがなさいますか?リリカ様」


「いやまあ…さすがに公爵令嬢を無下にしたらまずいし、

 参加するしかない…かな…」


「そうですわね…さすがに、公爵家を敵に回したくはありませんし、

 それが無難かと。ただ…アプトワーズ公爵家は、代々かなり腹黒い部類です。

 油断はしないほうがよろしいかと」


 たしかにアンクさんの記憶でも、

 アプトワーズ公爵家の噂は腹黒い。

 なんでも、欲しいものはどのような手段でも必ず手に入れる主義とか

 なんとか……


「エディーはどうする?サロンについて行く?」


 ここのところ、エディーの呪いが消えたのもあって

 “アンク・クローヴェル伯爵の婚約者はエディー・ラティアであり、

 関係は良好です”ということを世間に知らせるために、

 ほぼ毎回エディーと共に参加していたため、

 今回もエディーに聞いてみる。すると、

 エディーが申し訳なさそうな顔をした


「本来であれば、(わたくし)もついて行くべきなのですが…

 申し訳ありません。その日は丁度、領地に帰省する日になっていまして……

 当主…お父様に連絡し、日程をズラすことができれば、

 (わたくし)もついて行けるのですが…」


「いやいやいや!そこまでしなくていいって!

 見た感じあくまで小規模のサロンらしいから、

 エディーは気にせずご家族に会ってきなって!」


 エディーは長いこと、実の家族と会っていない。

 なのにそこまでして私について来てもらうわけにもいかず、

 私は必死にエディーを説得した


「…わかりました。ですが、充分に気をつけてくださいね、リリカ様」


「勿論。エディーこそ、色々気をつけてね」


 そして私は、アリーヴェルナ様主催のサロンに行くことになった

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