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クール妹と適当教師の出会い

柴野の話を聞いた翌日…

金曜日ですよ金曜日!

俺は今日頑張れば2日の休日ということもありテンション上がり気味の他の人から見たら不審者で通報されそうなぐらい上がっていた。

廊下を歩いていると五条グループが話していた

話がまとまりそうですぐ議題について終わりそうで羨ましいなぁ

俺のクラスなんてまとまりがないから俺のことあだ名で呼ぶんだぜ?

コッシーとかどこの椅子だよ、俺そんなに俺の顔青いの?

某子供番組をディスりながら職員室に行った

五条グループの一人がこちらを見ていることも知らずに…


授業終了のチャイムが終わると生徒たちは購買か学食のどちらかに行く。

先生もたまに学食に行き、生徒と楽しく話している姿をよく見る。

俺は当然購買だな。

どっかの神埼さんは俺と食うのを楽しみにしているようでそれを知ってからなるべくというかほぼ一緒に食っている。

部室のドアを開けると神埼はお弁当を開けていた

「うぃ~す。来たぜ~神埼」

「あぁ…来たんですか先生」

来ちゃいけないみたいに言わないで神埼ちゃん

ぼっち同士仲良くしようよぉ~。

「私はぼっちではありません」

…心読まないでくれる?

このような世間話をしながら食う昼飯は少し楽しいと思ってしまった…これが…楽しみ?

そんなことを思っていると買った飯がなくなったので職員室に帰ろうとすると神埼に呼び止められた。

「先生、少し待ってください」

「なに?」

俺は足を止めて神埼の方を振り向くと箸に卵焼きが掴まれていた。

「……」

食え、ということだろうか…納得のいく答えが見つからず立ち尽くしていると顔を赤くした神埼が

「ん!」

と強く言って箸を差し出す。

おいおい、可愛いかよ

差し出された卵焼きを食うと少し照れながら神埼はフイッと顔を背ける

マジで可愛いかよ、キュンとしちゃうだろ

こんなことやってるから昼休み無くなっちゃったよ

いいけど!!ありがとうございます!!!


午後の授業が終わり放課後の時間

いつもの部室へ顔を出す

今日は普通なんだな。いつもの罵倒がないと来た感覚がないな……重症でございます。

神埼はストーカーの被害にあっているというのに小説を書いていた。

多分書いていないと落ち着かないのだろうストーカーなんて会ったことはないが怖くなることは分かる。

…俺に出来るのは不安にさせないようになるべく一緒にいることだな…キモがられるかもしれないけど…

「どうだ?進捗は先生?」

編集社の人のように言ってみる

「まだなってません」

ドライな反応だなぁ~。知ってるけど…そこがいい!

「先生」

その言葉で現実に引き戻される。

俺の妄想力が負けた…だと…!?

「真面目に聞いてください」

「はい」

まじめに聞いた方が良さそうだ。

ふざけたら海に沈むことになる。明日の朝刊男性教師の水◯体が出たみたいな新聞にのりたくないからな

覚悟して真面目に聞く

「私の…妹に会ってくれませんか…」

……また面倒なことの始まりか?巻き込まれ過ぎだろ俺


午後5時30分頃 神埼家宅

………未だかつてこんなに心臓が激しく動く様を体験したことあるだろうか、俺はない。

「どうぞ、中で待ってますので」

「…あぁ」

オドオドしながらもリビングまで歩く

そこには椅子座りながら湯飲みを持っている神埼妹がほっこりしていた。

「…ふぅ、あなたが孤識先生ですか?」

「あぁ…そうだが?」

俺は緊張しながら言う

「姉から噂はかねがね聞いています」

…皆俺のことなんで神埼から聞いているの?神埼俺のことめっちゃ話すじゃん、好きなの?

「で、俺は会ってくれとしか聞いてないぞ」

「そうですか、なら詳しく聞いていただきたいです」

真剣な顔付きで神埼妹は言う

「姉を守ってください」

その言葉で俺は緊張が取れてしまった

神埼のマンションのリビングから夕日が紅く差していた

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