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少女から女王に  作者: まさおさま
29/36

男女遭遇【11】

みみ氏!!!!




人外ジンガイ


闇姫みみシは、正解にたどりついた。


怪人には、二つの意味が、ある。


一つは、あやしい人、という意味。


もう一つは、人かどうか怪しい、という意味。


つまり、男は、人外ジンガイである怪人かいじんだった。


吸血鬼の闇姫は、男の正体しょうたいせまっていた。




趣味特技のらんに、『人間のコスプレ』。


真面目まじめに、履歴書りれきしょの欄に記入したりする男。


「非常識で、おふざけが、すぎる」


そんな事を、言われあやしまれる、正しい男。




社会人《社怪人》として数々の衣装を着用。


二年前までは、MKタクシー運転手の制服。


その格好で、人間社会を観察し尽くした。


十年十ヶ月の観察経験期間。


現在は、塾講師としての服装で徘徊はいかい中。


人間を演技プレイしてきた、あくまで正しい男。


彼の中で、人類滅亡は、確定事項。


どうあっても、るがない。


るぎようのない未来予想図。


このままだと、壊滅かいめつてき破滅はめつの未来しかない。


だから、人間社会を、根底からひっくり返す。


そのための革命を、起こす。


冷静《霊性》に楽しい平和的革命。


人類の歴史を、平和に終わらせる革命。


この世から、おろかな人間を駆逐くちくする革命。


人類を滅亡させ、歴史に終止符ピリオドを打つ革命。


そして、新しい時代の幕をあけるための革命。


あとは、どうほろぼせば、より楽しいか?


そんな事を目論もくろ神龍しゑんろんで最高賢者の革命参謀。




人間、と、誰かに決めつけられる時もあった。


そんな時は、こう答えていた。


「人間では、無く、正しい男、デス」


はっきり否定しても、人間達は、認めない。


どう見ても人間だから、人間と決めつける。


そんな時は、相手に『人間?』とたずねる。


人間とは、何か、を定義ていぎ出来ないのが、人間。


定義ていぎしようとする事さえしてない。


人間には、答える事の出来ない質問。


それが、『人間?』。


自分と人間を、ごちゃまぜにし迷妄めいもうする生物。


あわれな滅亡確定哺乳生物。




女は、元々(もともと)、人間では、無い。


女神で悪魔デビル鬼にもなれる妖精天使菩薩等そんざい


少女は、なんにでもなれる存在。


生まれた赤子は、んな仏様。


亡くなれば、んな仏様。


生きている間に登龍門をくぐり神仏ジンガイ領域エリアへ。




闇姫ミミシは、もう《ま》の神仏ジンガイ領域エリアに入っていた。


彼女だけでは、無い。


すでに、多くの少女が、領域突入エントリーしていた。


破滅的未来ディストピアを、理想的未来ユートピアに変えるために!


【 dystopia → Utopia 】









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


男女遭遇【12】に続く


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あいしゃさまは、綺麗で、美声の《いいおんな》。




0614御殿アイドル会議城ミーツ


「おはようまさおさま」


「みみ氏さまおはよう」


いつもの挨拶を闇姫と交わす。


そして、特別レアキャストと、挨拶する。


昼間ひるまぶり」


「さっきぶり」


久しぶりに逢う感じでは、無かった。


ここでは、もちろん、初めて。


だが、別の場所で、何度か、遭遇している。


今日の昼間にも、彼女の屋敷アンナカラーズでお茶してる。


そして、ここで逢う約束を再確認していた。


それは、ほんの数時間前の出来事だった。


その後、秘密屋敷と夢幻屋敷を経由し今にいたる。






0618きねねボス屋敷アイステ


「いつもの」


「ファンタジーグレープ!


それで、あいしゃんに会った?


キレイだった?良かった?ステキだった?


今日もこの後、行くの?」


この後、ここを出発し、あいしゃさまの元に。


そして、アットを経由し、カフェドールに。


新しくメイド長となったらんメイド長と白雪姫。


黄桃のレアチーズケーキ。


そして、夢幻屋敷で、神龍の花嫁と逢う。


ちもメイドラストお給仕。


秘密屋敷には、メイド長とサブリーダー。


日本橋革命倶楽部のリーダー副長サブリーダー


あくまで正しい男の革命参謀は、聖福だった。





あとがき


秘密屋敷のリーダー就任三名オメデタキ。


ラヒ姫、まい姫、雪見姫。




真珠

那覇

瀕死

愛実あみ


『我らは、日本国のあるじRあーる

『我らが、世界のあるじRあーる



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