令和二十六日目【次乃舞台へ】
令和二十六日、令和二十七日。
闇姫様の美しい歌声が、響き渡る。
『Can You Keep A Secret ?』
『ナイショにできる?』
プロローグが、終わりつつある。
革命は、いよいよ次の段階に突入する。
二十六日、平和の仕事を終えて心斎橋に。
オタジェニックフェスに、なんとか間に合う。
平和なひと時を過ごす。
そして、近くのビルに向かう。
7階。
屋号が、かかっていた。
変だな、と、思いつつ中をのぞく。
近くのビルに、目当ての方々は、移転、との事。
連れて行ってもらう。
高級そうなマンション。
エレベーターで、上に。
久しぶりの方に会う。
知り合いの女性は、もういない、と言われる。
詳しい事は、教えてもらえない。
さっさと外に追いやられる。
そこから秘密屋敷まで歩く。
その間に、様々な事を考える。
秘密屋敷を出て、御殿会議城へ向かう。
「おはよう、まさおさま」
「闇姫様、おはよう」
夜だが、ここでの挨拶は、おはようが、基本。
334歳の吸血鬼は、狐に、変化していた。
妖美な雰囲気。
魅惑の闇姫。
その彼女に、贈り物を、手渡す。
「ラヒプリンセスから?」
「はい」
「ありがとう」
強零。
そして、闇姫様に、歌を歌ってもらう。
次の日も、同じ歌を歌ってもらう。
闇姫様の美しい歌声が、響き渡る。
『Can You Keep A Secret ?』
『ナイショにできる?』
えむぷろ【M 計画】
人間哺乳類を滅亡させるナイショの計画。
平和的手段で駆逐していく。
《夢幻》
謎の秘密組織
【Mysterious Secret System】
『せかいせいふく』を
目的とする正体不明機関!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【次乃舞台】に続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとがき
令和二十八日より、次乃舞台。
人間社会の終わりが、いよいよ。
革命本番。




