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Past  作者: 星空
1/1

〜過去〜

いつもの駅、いつもの日常、

私が落ち込んでろうと周りは何も変わらず、

続いてく。

大丈夫?だなんて上辺だけの言葉をかける子達。

そんなのいらない、もう誰も信用出来ない、出来るわけない。

「最悪だ…」

気付かず呟いてたその一言に

反応した君は言った。

「大丈夫?」

なぜだろう、大嫌いな言葉なのに

君が言ってくれたそれはとても違う言葉に聞こえてしまったんだ。

優しい瞳で見つめてくるそに瞳には

曇なんてものは一切見えなくて、私とは大違いなんだなって、

やっぱり自分は嫌なやつだ。こんな時でも比べちゃう。

君に触れられた頬は炎をともしたみたいに熱く、溶けていきそうだった。

ああ、まただこの気持ち。

こんな気持ちにろくなものはないんだ、そう思ってしまう私は汚れてしまってるんだと自覚する。

そして言う、大丈夫だと。

あの上辺の言葉を。

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