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4 盗賊、名も無きモブ

「起立!礼!」

「終ったー!」

「ねぇ。ファミレス行かない?」

「いいわよ。

 週末付き合えないから、こんな時に親睦を図らないとね」

「まあ、家庭事情じゃ仕方ないか。

 で、絵梨あんた何をしている訳?」


(異世界に行って、悪役令嬢やっています)


 なんて言える訳も無く。

 いつもは学生としてJK生活を満喫し、週末は悪役令嬢として傅かれる私の明日はどっちだろうか。


「『アストラル・ゲート』開門!『リターン・ホーム』!メリアスの私の部屋へ!!」



 光が消えると、魔方陣の中に私とぽちは立っていた。

 私の現実における週末がこちらの一週間になるという離れ業をやりやがったのは大賢者モーフィアスの仕業である。

 逆にこちらの週末が現実の一週間となるあたり帳尻はあっているのかな?

 このあたり伊達に大賢者を名乗ってはいない。

 最初に飛ばされた召還魔方陣から更にメリアス魔法学園貴族寮の私の部屋に作られた転移魔方陣まで飛べるのだから。


「お帰りなさいませ。エリー様

 お着替えの準備ができております」


 メイド長のアンジェリカが頭を下げて私を出迎える。

 彼女も元冒険者あがりでヘインワーズ侯に雇われたという経歴を持つ。

 女性冒険者の第二の人生でメイドというのはそれほど意外ではない。

 冒険者として色々見識とスキルがあり、流れ者だから背後関係を気にする必要がないというメリットがある。

 冒険者側のメリットとしては、有力者のコネで余生が送れるし、お手がついたらめでたく側室として『あがれる』のだ。

 で、このメイド長は魔法剣士の過去持ちである。

 簡単な攻撃魔法と防御魔法を覚えるだけで攻撃手段が格段に増える為、男性剣士と互角に戦えるという職で魔法適正の高い女性の花形職業である。

 その為、彼女達相手に素手だからといって油断してはいけない。

 ちなみに、私もこの職業を経て他職にクラスチェンジした口である。


「何か変わった事は?」


 アンジェリカの後ろに控えていた二人のメイドが私が持っていた旅行鞄を預かり、私の制服を脱がせて、魔法学園の制服に着替えさせる。

 制服を受け取ったメイドたちは私が着ていた制服を見て、その技術の高さに驚くまでがお約束。

 現代日本の衣服は万金の価値があるらしい。

 私からすれば、こちらの制服というかドレスに装飾品だけで遊んで暮らせるのだけど。

 コルセットの文化が無いのはありがたい。


「グラモール卿がいらっしゃって、アリオス様主催で歓迎会を開きたいと。

 こちらの方で三日後の夜にとお答えしておきました」


 週末に動けない事を除けば、残りのスケジュールはケインとアンジェリカに任せている。

 本番は『世界樹の花嫁』の主人公がやってきてからだろうが、わざわざ敵を作る必要も無い。

 アンジェリカが私の旅行鞄を持って後ろに控える。


「今日は何をすればいいの?」

「先生方への挨拶周りを。

 授業が始まるのは来週からでしょうから、それまでにベルタ公が対抗馬を連れてくるでしょう」


 アンジェリカの言葉を反芻する。

 現実に戻って私は『世界樹の花嫁』の資料を漁った。

 その結果考えられる推測は、本来主人公の出来レースだったのではないかという可能性だ。

 主人公が王家の一族である事は既に話したと思うが、彼女は国王の兄とその侍女との間にできた子らしい。

 だからこそ、アリオス王子と結ばれる事ができる訳だ。

 で、その兄なのだが病死という事になっている。

 怪しい事この上ない。

 何しろ資料には彼は放蕩の限りを尽くし、貴族から見放されていたなんて書いているのだから。

 この手の記録は勝者が改ざんしているから敗者が悪く書かれるのはある種当たり前の事。

 それは仕方が無いしこちらもそこまで深く探るつもりもない。

 残された遺児だが、普通この手の遺児というのは使い勝手があるので殺す事はしない。

 ましてや娘ならば、政略結婚の良い駒になれるからだ。

 で、その娘のお披露目がこのサロンと化していた世界樹の花嫁という訳。

 ベルタ公は『公爵』だから、王家の血を引いていて王家への忠誠が厚い家だ。

 遺児をそれとなく支援するのは王家の意向もあるのだろう。

 問題なのは、この世界樹の花嫁を本気で狙いに行ったヘインワーズ侯の存在。

 王家の秘密になっている以上、主人公が王家の娘というのをヘインワーズ侯は多分知らない。

 だからこそ、諦めずにこうして私をここに送り出しているのだ。

 ヘインワーズ粛清の根本的原因は多分そこだ。

 経済的思惑から今後の不作解消と穀物市場の独占を狙ったヘインワーズ侯。

 王家の血族問題の解消の為に政治的お披露目が必要だったベルタ公。

 つまり、何をしても私は悪役令嬢に『仕立て上げられる』。

 何?

 この無理ゲー。

 

「空いた時間は自由に使っていいのかしら?」

「私どもをお連れするのでしたら。

 何か御用事があるので?」


 中々に絶望する今後なんて顔に微塵も出さずに、私は部屋に旅行鞄を置いたアンジェリカに話しかける。

 まあ、監視を兼ねているからついてくる事は予想していたのだが。


「冒険者の店に顔を出しておこうと思ってね。

 使える人間は抑えておきたいし」


 『世界樹の花嫁』は課外授業扱いでダンジョンに潜れる。

 そもそも世界樹の花嫁の条件に魔力制御が絡んでいるのだからある意味仕方がない。

 で、ダンジョン探索の為に攻略対象達とPTを組む……だけならばまだ良かったのだ。

 ダンジョン攻略におけるパーティの最大人数は六人。

 更に支援パーティを三組まで組めるから、六×四の二十四人がダンジョン攻略の最大人数となる。

 その枠全てを攻略キャラで埋める事はできず、モブとして傭兵や冒険者を雇う事になる訳だ。

 ダンジョン攻略はパーティキャラのレベルとスキルと装備である一定層を突破したらクリアという簡単なもの。

 それゆえに、高レベルキャラクターは雇うのに金がかかるし、相手側の引き抜きまであるのでアイテムを与えて忠誠度をあげる必要が出る。

 で、その資金繰りに世の乙女達は苦しみ、ゲーム内の己の分身を手っ取り早く稼げる夜のお仕事につかせるなんて羽目に。

 なお、そんな淫靡な夜のお仕事は露骨に魅力が上がるので、攻略キャラを落としやすいという開発者の女性不信ここに極まれりという救済コースにもなっている。

 え?

 処女でなくていいのかって?

 いいんだな。これが。また腹立たしい事に。

 世界樹の花嫁は豊穣の加護を司る。

 つまり地母神の側面を持っているのだが、彼女達の本質は『生めよ増やせよ地に満ちよ』である。

 ヘルティニウスが属している穏健派というのが実はこっちなのだ。元々の教義がそっちなのだから仕方ない。

 これだと困るのが貴族を中心とした血族による支配を行っている上流階級で、どこの馬の骨とも知らぬ子が己の家を継ぐなんて事を避けねばならぬから、白き女神イーノの処女神の側面から処女信仰をでっちあげる。

 先に話した過激派の正体である。

 そりゃ、貴族がバックにつくから教団掌握する訳だ。

 で、堂々とデザイナーズノートに記述があったのだけど……


「世界樹の花嫁不在最大の理由は、豊穣の女神という地母神の巫女として仕えねばならぬのに、血族主義による処女信仰・純愛思考によって処女神の加護を得た巫女たちの適正違いが根本にある」


 なんて書かれていた時、私はこの本投げ捨てましたよ。まじで。

 夜な夜な男を取っ替え引っ替えして腰を振っている方が、純愛で攻略するより楽だと言っているのだから。

 事実、逆ハープレイは攻略が圧倒的に楽であるのに対して、純愛プレイはその難易度が恐ろしくあがり、純愛でかつ処女だともう縛りプレイに入るという鬼畜ぶり。

 そりゃ、購入者は逆ハー求めていましたし、それを論理的に補完してくれるのはありがたいとは思うが、この開発陣のどす黒い悪意はどこから来ているのだろうか?

 なお、この為に『世界樹の花嫁』においては純愛物の二次創作が一気に花開き、ついでに貴腐人向けの方も大輪の花を咲かせたりする。どうでもいい話だが。

 話がそれた。

 今回私は悪役令嬢役なので自前のパーティを作れるのと同時に、その枠に監視者をいれるという事になるので痛し痒し。


「我々および、我々が選んだ者たちだけでは信用できませぬか?」

「顔合わせただけで戦ってないからね。

 戦場に出てはじめてお互いの評価って決まるでしょ?」


 少しきつめのアンジェリカの物言いに、私は歩きながら飄々と返事を返す。

 こちとら、実戦経験どころか万単位の軍団指揮すら経験しているんだ。

 戦場の空気なんて懐かしいものである。

 悲しい事に。




 職員たちへの挨拶回りも済んで、私はアンジェリカとケインを連れて冒険者の宿に向かう。

 メリアスの街は世界樹を中心に放射線状に街が広がっており、人口はおよそ10万。

 世界樹の麓にある為、世界樹に上る事ができ、枝部にも街があったりする。

 なお、この魔術学園は枝部の見晴らしの良い所に建てられているので、景色は絶景なのだ。

 で、馬鹿となんとかは高い所が好きとは良く言ったもので、庶民層はその麓の市外地に住んでおり、日当たりはあまりよくない。

 それでもこの街が繁栄していたのは豊穣の加護の起点な為で、メリアスの周囲には大穀倉地帯が広がっている。

 という訳で、世界樹外周の階段通路をてけてけと降りてゆく訳だが、露骨なまでにすれ違う人々の視線が私の胸元に集まる。

 胸は今の所日本人的に大きめだが、アンジェリカが豊満な為に目立つ事はない。

 彼らが見るのは胸元の魔術学園のエンブレム──世界樹がモチーフなのは言うまでもない──とその下につけられた三つの勲章である。

 多く飾っても何がなんだか分からないので、一番アピールをしたい勲章を三つまで飾るのがこの世界のおしゃれ。

 私が向こうにまで持って帰った思い出の品でもある。

 私の胸元には、ポケットにしまわれている上級文官の資格の証である銀時計の鎖。

 統合王国官僚のキャリア組と呼ばれるそれは、王家直轄領の知事や長官・大臣職必須の資格である。

 これを見せた時に、ヘインワーズ侯だけでなく大賢者モーフィアスですら目をむいたそれは、当然偽造防止の為に王家秘伝の魔法による認証がかけられている。

 基本この銀の鎖を見せていれば、どこの関所もフリーパスで、王家直属の近衛騎士団にしか逮捕されないという特権もある。

 ぶっちゃけるとメリアスの街のトップがこの銀時計持ちの知事なのだ。

 そんな人が魔法学園の制服を着て木から降りてくるのだから、噂にならない方がおかしい。

 残り二つの勲章もぶっ飛んでいる。

 大勲位世界樹章のネックレスの証である、世界樹の樹液を固めた深緑琥珀が日の光を浴びて輝く。

 これだけでも街が買えるマジックアイテムだったりするのだが、国家及び王室に多大な貢献をした者にしか与えられないそれを見せた時、アンジェリカとケインを含めた護衛・メイド一同が平伏したというどこぞのご隠居様の印籠みたいなものである。

 で、とどめが従軍経験章につけられた五枚葉で、統合王国における五枚葉は軍団長。

 騎士団を束ねたのが軍団で、実質的な総司令官の証。

 もちろんこれらも魔法認証によって偽造を防止している。

 こんなものをぶら下げて歩いているのも、悪役令嬢に『仕立て上げられる』予定の私のカウンターである。

 使われている技術は同じで発行が未来なんてネタ晴らしは、ヘインワーズ侯と大賢者モーフィアスが黙っていれば分からないし、勲章が本物なだけに王家も下手な介入ができない。

 本物でも勲章偽造という形で潰せるのだが、それが事実である場合文武ともに王家が認めたそれを敵に回すという事を意味している。

 主人公のお披露目と箔づけが目的でヘインワーズ侯までは潰せるのだろうが、私が敵に回ると大反乱に発展しますよという明確なる脅しである。

 アリオス王子はぽちを見ているから私のやばさは悟っただろう。

 で、下々にはこういうものを見せ付けてそれとなく噂を広げておくと己の身を守る盾になる。

 本当はもう一つやばいものがあるのだが、これを出すとさすがに洒落にならないので却下したのが、宰相の証である執政官章。

 なんと、国王パイロン三世は宰相を置かずに親政を行っているのだった。

 もちろんからくりがあって、摂政としてグロリアーナ王妃が補佐しているが実務をやっているのは第一王子のアリオス殿下で、摂政もアリオス王子に近く変わるだろうと噂されていた。

 本気でこの王子チートだから、彼の抜けた穴はしゃれでなく大きかったのだ。


 麓まで降りて衛視が敬礼の見送りつきで、私達は麓の街につく。

 この手の冒険者の店は外に仕事があるから街を囲う城壁の近くにあると相場が決まっている。

 なんて適当に歩いていたら、歓楽街を発見したのでアンジェリカとケインの制止を聞かずにずかずかと入ってゆく。

 おー。

 露骨に視線が敵意と鴨が葱背負ってやってきたという欲望に満ち溢れてやがる。

 こっちに寄ったのは、盗賊ギルドに顔を出すためだ。

 ダンジョン探索において罠等の警戒をするシーフは必須の存在だが、そんなシーフの一人が攻略対象だったりする。

 攻略本でこのあたりのマップは頭に叩き込んできたから勝手知ったるなんとやらで、古くて大きないかがわしい屋敷の中にずかずかと入ってゆく。

 この屋敷は老男爵の持ち物で、彼から管理を委任されている。

 つまりこの屋敷内において、メリアスの法や衛視は仕事ができない。

 『屋敷貴族』や『部屋貴族』の主な収入源である。

 布地の少ない女性達が男どもに媚を売るお店で、この仕事は主人公が選べる仕事の中で二番目に収入が良く魅力上昇が高い。

 じゃあ一番目は?決まっている。その先だ。


「お嬢様。

 このような所に社会勉強に来るのはまだ早いと思いますが?」


 見張りの男が卑下た笑みを浮かべて近づこうとして、ケインとアンジェリカの殺気に押されて下がってゆく。

 三下程度のチンピラだからやばさが分からないのだろう。

 肩にのっているぽちのやばさが分かる連中は即座に戦闘態勢に入っている。

 さすが盗賊ギルド。


「おい。

 そいつ、獲物だと思って近寄ったら返って食われるぞ」


 画面向こうから何度も聞いた声がしたのでその方向に振り向く。

 短めの黒髪としなやかな体つきはまさにシーフと言った所。

 顔にはあどけなさが残るが、目はしっかりと大人として男として私の値踏みに入っている。

 今のギルドマスターの孫という背景を持つ攻略対象キャラに、私は憮然と言葉をなげつけた。


「失礼ね。

 かわいく食べられる乙女に向かって」


「普通の乙女は肩に化け物乗せてこんな店に来やしないよ。

 ヘインワーズのお嬢様」


 さすがは盗賊ギルド。

 私の情報は既に入手済みという訳だ。


「知っているならば、話は早いわ。

 私は世界樹の花嫁になる為に課外授業でダンジョンに潜る事になるわ。

 で、優秀なシーフを探しているのよ」


「俺達底辺には上の争いなんて知らねぇな。

 金払いの良い方につく」


「十分。

 エリー・ヘインワーズ。

 貴方を雇うかもしれない女の名前よ。

 覚えておいて」


 あえて名前を先に名乗った事で、このイケメン盗賊に名前を名乗らせるようにしむけた。

 彼はこちらの術中にはまった事を悟って、苦々しく己の名前を告げたのだった。


「ギルドマスターベルディナッドの孫シド・ベルディナッドだ」




「もうああいう危ない真似はおよしになってください!」

「まったくです。

 路地から出るまで気が休まりませんでしたよ……」


 アンジェリカとケインの小言を聞き流しながら、私は冒険者の店を目指す。

 まぁ、この二人もぽちを知っているから私の身に何かあるとは思っていないだろうが、役割柄小言を言わねばいけない立場に同情せざるを得ない。


「はいはい。

 無事に終ったのだから……!!」




(……昔、冒険者としてメリアスに居てな。

 世界樹の花嫁の探索に同行した事があったんだ。

 駆け出しの青二才の時の話さ)


 いつの寝物語だっだろうか。

 あの頃より背が低く、冒険心は高く、まっすぐ前を見つめていた赤髪の剣士の名前を口に出そうとして思い留まる。


「ア……!」


「?

 どうした?

 俺に何か用か?」


 私と同じ年だろうか。

 それでも背は彼の方が高い。

 体は鍛えているのだろうが、経験が伴っていないから若さの方が先に出る。

 そして、燃えるような赤髪とまっすぐ私を見つめる漆黒の瞳の中に私が映っている事に何故か涙が出そうになる。


「い、いえ。

 ごめんなさい。

 この宿の主人を呼んで来てくれないでしょうか?」


「いいぜ。

 俺の名前はアルフレッド・カラカル。

 駆け出しの剣士だからどんな依頼でもうけるぜ。

 よろしく!」


「……え。ええ。

 よろしく……」


 こちらの名前を言う前に、あの人は宿屋の主人を呼ぶ為に奥に消えていった。

 アルフレッド。

 私が本陣で指揮をとらねばならなかった為に、見殺しにした最愛の人。

 泣くのを堪え、表情を崩さずお嬢様面を維持するのは、かなり辛かった。

11/11 容姿描写を加筆

11/27 少し修正

9/20 国王夫妻の名前修正

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