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昨日宰相今日JK明日悪役令嬢  作者: 二日市とふろう (旧名:北部九州在住)
二人の世界樹の花嫁候補

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昨日宰相今日JK明日悪役令嬢 キャラクターデータ その三

【ミティア・マリーゴールド】


 正式名称

  世界樹の花嫁候補生。ミティア・マリーゴールド


  『世界樹の花嫁』の主人公。

  『世界樹の花嫁』にて攻略キャラたちと恋を行い、その後駆け落ちをした結果、オークラム統合王国崩壊を引き起こした元凶。

  何も知らずに庶民生活をエンジョイしていたので、天真爛漫に育つ。

  本質的に敵意がないので、堂々とライバルであるエリーに物を尋ねるという神経の図太さを持つ。

  楽天的で良かった探しが大好き。エリーとの初対面がほほえましいものだったから、仲良くなりたいと思っている。

  クラスの空気は分かるがそれでもみんな仲良くをモットーにお気楽のーてんきな笑顔を見せるあたり大物なのかもしれない。


 容姿

  金髪のまぶしい元気そうな子。

  ウェイブのかかった髪が揺れるがこれ朝大変そうな気がする。

  スタイルは大きすぎず小さすぎず、背も私と同じぐらい。

  話すことで周囲に元気を振りまく人気者。

  そして、その魅力によって統合王国を崩壊に導いた魔性の女。


 作者メモ

  主人公。当然のように運命に主人公補正がついている。

  その為、時間が経てば経つほどチートになり、恋や勉学や冒険においてエリーを凌駕する。

  ただ、彼女は決定的なまでに政治スキルがない。

  その為にクラス内の不和改善に動こうとするが、その背景にある統合王国内利害対立まで理解できない。

  だからこそ、王子様筆頭に攻略キャラと駆け落ちをするなんて禁じ手を堂々と行って新大陸等へ高飛びする。

  彼女は運命によって一番の勝ち組が約束されているので何か選択肢があったら、彼女の選択に運命が寄り添う事を意識する。



【キルディス・ブロイズ】


 正式名称

  ベルタ騎士団に属しミティア・マリーゴールドの盾にして剣 キルディス・ブロイズ 騎士 


  攻略キャラの一人。

  ゲーム開始時に護衛騎士としてミティアの護衛として抜擢される。

  ミティアにとって一番最初に仲良くなる人。

  攻略キャラなので実は剣の腕はグラモール卿より上だったりする。

  ベルタ公からつけられた護衛騎士なので、王子と同じくおよそすべてのからくりを知ってここに来ている。

  何かにつけてお気楽なミティアをガミガミ叱る姿が目撃される。

  重歩兵上がりで、戦闘時は壁兼タンク役の盾騎士。


 容姿

  高い背に藍色の髪を短くしているがそろえている訳ではない。

  体つきはしっかりとしており、背は攻略メンバーの中で一番高い。

  相手の視線を遮る為に前髪は少し伸ばしている。


 作者メモ

  これを作るまで存在を忘れていた。ごめん。

  エリーに一番最初につけられた為に、初期好感度は彼が一番高い。

  兵士から騎士に上がった叩き上げで、後半になると戦闘系技能が開花し、グラモール卿と試合をして勝ち近衛騎士団に抜擢されるが、ミティアの為に断るなんてイベントも発生する。

  ベルタ公から絶大な信頼を得ており、それゆえに彼がミティアと駆け落ちした場合ベルタ公取り潰しにまで話が発展する。

  ミティアとの恋路においてベルタ公への忠義とミティアへの恋の苦悩をちゃんと書く事。

  また、諸侯抜擢騎士なのでケインと境遇が似ているがケインとは同属嫌悪で仲が良くなく、グラモール相手にはライバルみたいな向上心があるのをきちんと書いておく。



【フリエ・ハドレッド】


 正式名称

  法院に席を許され法院衛視隊に属する者 フリエ・ハドレッド 女男爵 


  エルスフィア統治のお目付け役で爵位持ちの女騎士。

  王立法院に席を許され、騎士より上に成り上がっている。

  コネにせよ政治力にせよ油断ならない人間。

  王家と利害が対立する事がある封建諸侯の牙城である王室法院は、それゆえに封建諸侯間対立の解決と王家介入を避けるための自前の兵力を統合王国成立初期に作る必要に駆られた。

  それが法院衛視隊であり、実質的な統合王国の警察組織としてその名を轟かせている。

  その名前が轟いているのはもちろん悪名で、秘密警察の側面を持っているからに他ならない。

  つまり、騎士姿でも本質は女スパイ。

  空中騎兵で乗り物はペガサス。


 容姿

  黒髪で後を三つ編みで束ねている。

  華奢な体つきで小柄だが、その黒目は相手を真っ直ぐに見抜き眉は強気にひかれている。

  淡々とした口調で事務的な事しか話そうとしない。

  なお、年はアンジェリカと同じぐらい。


 作者メモ

  エルスフィアにおけるエリーの見張り役。

  背が低いので実はそこがコンプレックスなのだが、その体によってペガサスナイトの座を得て今に至るから内心複雑だったり。

  維持費が莫大な空中騎兵を持てるものは少なく、統合王国正規軍で部隊運用ができるのは近衛騎士団か法院衛視隊ぐらいしかない。

  で、法院衛視隊はその性質から空中騎兵を伝令として使い、必然的に彼女は諜報畑を歩む事になる。

  その為、現場から一線を退いた際に爵位を得て今の地位に居る、統合王国スパイマスターの一人。

  彼女がいる限り、エルスフィアでエリーが何をしても王国側に知られる事を忘れない事。

  また、エリーの身柄をめぐる諸侯の奪い合いの現場審判役でもある。



【エリオス・オークラム】


 正式名称


 『ザ・ロード・オブ・キング』時の最終的正式名称。

   オークラム統合王国国王にて王国再興の英雄 エリオス・オークラム


 『世界樹の花嫁』における現在の正式名称

   タリルカンド街の君主の息子の一人でタリルカンド騎士団に属する者 エリオス・タリルカンド 従士


  『ザ・ロード・オブ・キング』の主人公で再興したオークラム統合王国の王座に座ったお方。

  実は彼の本当の父親は、世界樹の花嫁の主人公であるミティアと同じ国王の兄だったりする。

  そこに嫁いでいたのが、タリルカンド辺境伯のいとこ。

  国王の兄が不可解な形で歴史に消えた結果、彼女はタリルカンドに戻ってきたのだが、その時にはこの方をお腹に宿していた。

  タリルカンド辺境伯はそのやばさに気づき、彼女を側室として迎える事でこの方をタリルカンド家門にしたてあげた。

  ゲームスタート時、未曾有の東方騎馬民族の進入に追われていたタリルカンド辺境伯は万一を避ける為に、エリオスをエルスフィアに逃がす。

  そしてその万一は実現し、タリルカンドは陥落。

  タリルカンド辺境伯家は辛うじて逃れた妹のマリエル以外は全員命を落とし、エリオスがタリルカンド辺境伯家再興の為に立ち上がるという貴種流離譚の流れで物語はスタートするのだった。

  騎兵従軍章持ちで、ゲーム初期は騎兵として戦う。


 容姿

  短く切られた赤髪は実は染められていて、髪の根元を見るとアリオス王子と同じ金色。

  体つきはしっかりしており、馬に乗っている為無駄な筋肉もなくバランスが取れている。

  水色の瞳に知性的な顔から現れる優しい笑顔はアリオス王子とそっくり。


 作者メモ

  アルフレッドが戦死した後で絵梨の心の支えになった人。

  英雄色を好むではないが、登場する女性キャラの何人かと浮名を流しているむっつりスケベ。

  なお、王妃との関係は王妃を立てているようで寝室では上になる。

  絵梨にとって終わった恋ではあるが、その過去が目の前にあるという事をつきつけ、なおアルフを選ばせるというイベントを入れる事。

  で、絵梨の葛藤をエリオスは知らない点にも注意。

  ミティアとエリオスが兄弟であるがどちらが上かはまだ未定。

  とはいえ、このあたりは物語の根幹に関わるので注意。



【マリエル・タリルカンド】


 『ザ・ロード・オブ・キング』時の最終的正式名称。

   オークラム統合王国王妃にて近衛騎士団を率いる者 マリエル・オークラム


 『世界樹の花嫁』における現在の正式名称

   タリルカンドの街の君主の娘の一人でタリルカンド騎士団に属する者 マリエル・タリルカンド 従士


  『ザ・ロード・オブ・キング』のメインヒロインで再興したオークラム統合王国の王妃。

  ブラコンで血のつながらない兄にべったりくっついているが、もちろん本人は血がつながらない事を知っている。

  これが『ロード・オブ・ザ・キング』時には最強騎兵隊を率いる女騎士になるのだから歴史は分からない。

  得物はレイピアで、今はまだ発展途上。

  馬上弓が得意で、空中騎兵系の天敵たる馬上弓部隊を率いる。 

  まっすぐブラコン一直線なマリエルとエリーはそりが合わず、何度かガチの殺し合いをする事に。

  で、そんな腐れ縁の果てに私が側室でエリオスの寝床に行くと当たり前のように居て、三人でする事した後に政務のサービス残業をするというブラック王室。


 容姿

  赤髪 ちっぱい


 作者メモ

  『世界樹の花嫁』における親友がアマラならば、『ザ・ロード・オブ・キング』の親友だったのがマリエル。

  仲が良くない様にみえて喧嘩するほどの典型で、絵梨がアルフ、マリエルがエリオスと互いの男が違っていたのが大きい。

  アルフ戦死後に浮名を流す宰相エリーが政治的に孤立しかかり、再興された王国が二分する危機にエリオスを動かしてエリーを側室に送り込んだのはマリエルだったりする。

  そういう意味でも、彼女はブラコンツンデレ系ヒロイン。

  絵梨からすればそのあたりの感謝と下手な介入による変化に怯えつつも会えば喧嘩する懐かしさを物語に入れる事。

  絵梨自身はマリエルの恋を応援する方向なのに注意。


このキャラクターデータに合わせて『二人の世界樹の花嫁候補』の章を改変する予定

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