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昨日宰相今日JK明日悪役令嬢  作者: 二日市とふろう (旧名:北部九州在住)
断片の物語を紡ごう 【挿入話・外伝】
132/135

窓星の歌

窓の外に星がひとつ

手を伸ばしても届きはしない

どうか私を見ないでください

私はまだ何も持っていない


窓の外に星二つ

眺めても手を伸ばさない

どうか私を照らしてください

白き泉に華は咲くでしょうから


窓の外に星三つ

白き泉に咲く華は星を見もしない

どうか私を買ってください

実をつけぬ華を貴方の飾りに



窓の外に星はなし

華は夜、貴方の上で咲き誇る




貴方の華になりましょう

実をつけない私のたった一つの役割なのだから


貴方の華になりましょう

貴方に飾られる事しか私にはできないのですから


貴方の為に歌いましょう

喘ぎも囁きも貴方の望むがままに


貴方の望むがままになりましょう

飾り物の華に意志などないのだから


だからお願いします

私を飾ってください

窓星の元に私を晒さないでください

私は貴方だけの華

貴方しか見ない私に窓星の輝きは眩しすぎるから

詩のジャンルで投稿している『華姫挿歌』より。

小説使用部分だけでは文字数が足りなかったので、後半即興で作って投稿しているからみんな知らないだろうという訳で投稿。

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