あとがき
まずはこの物語を読んで頂いた皆様に感謝を。
行き当たりばったりで進んでいたこの物語も今度こそ終着駅に着くことができました。
それもひとえに、皆様の応援のお陰です。
本当にありがとうございました。
相良絵梨は何者なのか?
この挿入話を書いている時のテーマが実はこれでした。
本来ならば書く時に決めなければならないこんな初歩的なことも決めていなかったために、長い長い旅をする羽目になりました。
作者の皆様、気をつけましょう。
こうやって、全てを書き終わった時、読者として読みなおした感想は、
「ボール半個ほどずれているな」
でした。
書き直しにおいてはそれを修正していきたいと思っています。
新規小説として新しく書き直す時は修正用資料としてここは残すつもりです。
そして、書き直しを意識しだして、一番最初の疑問と真っ向から取り組むことになりました。
相良絵梨は化け物である。
この言葉に行き着いたのは、活動報告を見ると7/4です。
その時、私はこの物語のテーマを手に入れたのです。
これは恋を失い化け物に成り果てた女が、再び恋をして人に堕ちてゆく物語。
この言葉は、書き直し版のあらすじの最初に入れるつもりです。
書き直すのが今から楽しみです。
少なくとも、自分のストライクゾーンをはっきり認識した上で書きなおすことができます。
ストーリーは基本的に変わることはないはずですが、恋愛増々権力闘争増々のこってり風に仕上げたいと思っています。
あと、この話投入後、また一週間をめどに感想に感想返しをしようと思っています。
とりあえずはこんな所でしょうか。
繰り返しになりますが絵梨の奮闘記に付き合っていただいて感謝を。
2015/08/29
北部九州在住




