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のぞみとゆうの物語 ~こんな恋をしている二人が羨ましい  作者: 播磨 颯太
第二部-1章 のぞみ視点 出会い
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手紙を渡す決心

のぞみは家の中で小さくため息をついた。朝のあの光景が頭から離れない。彼がいつもの電車にいたあの瞬間は確かに幸せだったはずなのに、あの男子生徒の存在がすべてを掻き乱してしまった気がする。


のぞみ心の声 彼には、あんなのとは全然関係ないって、わかってもらわなきゃ。私の気持ちを誤解されたくない。


机の上に小さな紙を広げ、ペンを握る。文字が震える。心の中のもどかしさと不安が、ひと文字ずつ滲み出る。


のぞみ 「昨日のあいつは知らない人なの。心配させてごめんね」


書き終わったあと、のぞみは紙を見つめたまま固まる。自分でも、これで本当に気持ちが伝わるのか、不安でいっぱいだった。


のぞみ心の声 書くのはいい。でも、どうやって渡す?直接?いや、絶対無理…でも、もし今日あの男子生徒がまたいたら…。


心臓が早鐘を打つ。賭けに出るしかない。あの男子がいないことを祈りながら、のぞみは自分の席を決める。彼の隣に立ち、そっとカバンの脇ポケットに手紙を入れる作戦だ。


次の日の朝、西元山駅。のぞみはいつもより少し早くホームに立った。胸が押し潰されそうに高鳴る。


のぞみ心の声 昨日の男子、今日は…いない?良かった…


目の前の電車が静かに入線する。いつもの位置に彼が立っていた。ほっと胸を撫で下ろすのぞみ。


のぞみ心の声 よかった…隣に立てる。やっと、また15分間だけの幸せを取り戻せる。


手紙を握りしめ、のぞみはゆっくりと手を伸ばす。息を止め、心臓の鼓動を耳で感じながら、そっとカバンの脇ポケットに差し込む。指先が紙に触れた瞬間、世界が止まったように感じられた。


のぞみ心の声 お願い…気付いて…


その時、彼が微かに動いた。目を大きく見開き、カバンのポケットのあたりを確認している。


のぞみ心の声 き、気づいてくれた?読んでくれる?お願い…


緊張で手のひらが汗ばむ。体の芯が熱くなる。声にならない祈りを胸に抱えたまま、のぞみはわずかに息を整え、電車の揺れに身を任せる。


15分間の電車の旅が、いつもより長く感じられた。心の中で繰り返すのは、たったひとつの願い。


のぞみ心の声 どうか、彼に伝わって…昨日のこと、誤解しないで…


窓の外の景色はいつもと同じに流れるのに、のぞみの世界は少し違って見えた。小さな紙と共に、想いが飛んでいくのを感じる。


電車が難法駅に近づき、のぞみの心は高鳴りを増す。息が浅くなる。目の前の彼が、今朝の自分の小さな勇気にどう反応するのか、答えはまだわからない。


それでも、のぞみは祈るしかなかった。小さな手紙と、大きな想いを胸に抱きながら。

◾️◾️◾️◾️◾️

ここからは、

清楚系、松山弁コメンテーターなっちゃん

ピチピチ系、関西弁インフルエンサーカナちゃんの振り返り番組“なっちゃんカナちゃん”


なっちゃん「いやああああああ!!見てカナちゃん!!のぞみちゃん、手紙書いとるやん!あの伝説のゆう君に渡す手紙や!!やばいやばい、胸がキュンキュンして死ぬわこれ!」


カナちゃん「ほんまや、なっちゃん!めっちゃ緊張感やん!!その手、ポケットにそっと…ああああ!もう、心臓バクバクなるわ!!私まで息止まる思いやで!!」


なっちゃん「家で机に向かって、文字震わせながら書いとるところとか、あたしの胸までギュッて締め付けられるわ!文字が心のモヤモヤそのまま出とる感じやろ?うわああ、たまらん!」


カナちゃん「ほんでそのあと、どう渡すかめっちゃ悩んどるやん。直接?いや絶対無理!でも電車で渡す賭け…これ、緊張感マックスやん!あー、手に汗握るわ!」


なっちゃん「そして翌朝、西元山駅!!あの電車に立つのぞみちゃん、胸いっぱいで固まっとるところ想像してみて!あたしまで心臓持ってかれそうやわ!」


カナちゃん「そして、手紙握りしめて、ゆっくりポケットに差し込む!その瞬間、世界止まった感…わかるわ、わかる!!私も息止まりそうやで、手の汗まで感じるやんか!!」


なっちゃん「そしたらや!!ゆう君、目開いてカバンのポケット見とるやん!!気づいたーーー!!って叫びたくなるやつやん!のぞみちゃん、祈るしかない気持ち、痛いほど伝わるわ!」


カナちゃん「ほんまや、伝説の瞬間やで。15分間の電車の旅が永遠に感じるやつや。もう、読んでくれーーー!!ってなるわ!」


なっちゃん「視聴者の皆さんからもはがき届いてますよー!まず一通目!」


視聴者はがき「のぞみちゃん、手紙でちゃんと伝わるといいですね!ゆう君、絶対気づいてますよ!」


カナちゃん「わかるわー!!あの状況で手紙入れた瞬間、神様の采配に頼るしかないやつやん!まさに読まれんかったら永遠に伝わらん博打やんか!!」


なっちゃん「次のコメント!『あの男子生徒の存在が邪魔すぎる!誰やコイツ!!失せろ!!』って、ほんまそれな!私も思わず画面殴りたくなるわ!」


カナちゃん「比喩やなくて、心臓に石乗せられたみたいな朝やったもんな、のぞみちゃん。そらブチ切れるわ!」


なっちゃん「さらに!『のぞみちゃん、手紙渡す勇気だけで神級!私なら震えてポケット入れられんわ!』って、読んでて共感しかないやん!」


カナちゃん「もうこれ、電車内でのぞみちゃんの呼吸が全部伝わってくるような感じや。手汗も心の熱も、文字通り手に取るようにわかる!」


なっちゃん「いやあ、手紙でた!!伝説のゆう君に渡した手紙!!これ、後世に語り継がれるレベルやで!!電車の揺れも味方につけた、奇跡の瞬間やん!!」


カナちゃん「視聴者のコメントも『のぞみちゃんの祈りが届きますように』とか『15分が永遠に感じるやつやん!』ってもう、全員共感の嵐やん!!」


なっちゃん「ほんまや、心臓ギュッとされる感覚が伝わるわ。次の駅でどうなるか、誰も知らん…これぞ青春やんか!」


カナちゃん「次回が待ち遠しすぎて、今からもう悶絶してまうわ!!いやあ、のぞみちゃん、ゆう君、最高すぎるーーー!!」


なっちゃん「ということで皆さん、今日のレビューはここまで!でも手紙の奇跡、まだまだ語り足りんわ!次回も見逃すなーー!!」


カナちゃん「ほんまやでーーー!!私らの心臓、のぞみちゃんと一緒に飛び出しそうや!!」

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