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メリ・メロノート  作者: 星河雷雨


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人生、何が起こるかわからない……ので、書きかけの小説を完成させたい!



 2026年7月28日に発生した、熊本地震。

 被災された方々には、心よりのお見舞いを申し上げます。


 ニュースを見ていると色々と思う所、考える所はありますが、いずれも言葉にするのは難しいです。

 今はただただ、一刻も早い被災地の復旧と、皆様の安全と安寧、以前のような日常が取り戻されることを祈ります。


⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯


 さて、本題に入ります。


 地震から一週間以上たった現在でも、熊本県では余震が続いていますよね。本当に、熊本にお住まいの皆様は心が休まらないと思います。

 

 さらにはこの猛暑の上、台風も近づいてきていますし、これ以上被害が出ないことを祈らずにはいられません。


 それでも……被災地に心を寄せながらも、私たちの日常はいつも通り過ぎていきます。日々の雑多な業務をこなしていくうちに、この日常は奇跡なのだということを、つい忘れてしまいがちです。


 雨風をしのげる家があり、蛇口をひねれば水が出る。お風呂にも入れるし、トイレだって普通に流せます。エアコンの完備された涼しい部屋で、安心して眠りにつくことができる生活は、本当に得難いものなのですよね。


 けれど今の時代、いつ何時、自らが災害に巻き込まれないとも限りません。


 少し前には北海道でも地震がありましたし、熊本地震の前には、東北や長野でも地震がありました。複数のプレートの真上に位置する、地震大国日本。本来ならば日本全土、どこで地震が起こってもおかしくはないのでしょう。


 だからこそ。


 一日一日を、大切に生きなければ。

 明日死んでも、後悔しないように生きなければ。


 そう、思うのです。


 とはいえ、そうは思えど、それを実行するのは意外と難しい。


 けれどそれができるようになれば、きっと悩みの大半は解決してしまうのでしょうね。明日死ぬかもしれないと思って生きるとなれば、どうでも良いことになど、時間を使っている暇はありませんから。


 自分が大切に思う存在とこと(・・)に、最大限の時間を使う。


 そうやって毎日を積み重ねていけば、きっといつ死んでも後悔は少ないのでしょう(まあ、まったくないとは言いません)。


 そしてそう考えた時、ふと湧いてきた思いがあるのです。


 現在、書きかけのまま溜まっている小説。

 今死んだとしたら、書ききれなかったことを後悔するだろうなって。


 さらに言うとすれば、投稿しなかったことを、後悔するだろうなって。


 急に俗っぽくなりましたが、小説を書いている身としては、やっぱりそういうことも考えてしまいます。死なないまでも、何らかの問題が起こり、アカウントを放ったままにしなければならなくなることだって十分ありえますからね。

 

 そうなると書きかけの作品たちも、永久に書きかけのまま放っておかれる可能性も、なくはない。


 でもですね……。

 それってすごく寂しい……というか、なんだか物語やキャラクターたちに対し、申し訳ないと思ってしまうのです。


 投稿するまでは私しか知らない物語やキャラクターたちも、一旦世に出して(なろうに投稿して)しまえば、私以外の誰かの知るところとなります。


 そして、その誰かに認識された瞬間、朧気だったそれらの輪郭が、急にはっきりとした形を取り始める。そんな感覚があるんです。観測者効果みたいなものなのでしょうか?


 ですが私が書くこと(投稿すること)を諦めてしまったら、その物語やキャラクターたちは、その存在を確立する機会を、永遠に失うことになってしまう……。


 なので、いつ書けなくなっても後悔しないよう、現在書きかけの作品たちに関しては、完結していなくても投稿してしまおうかなと、今ちょっと考えているんです。

 投稿します、と言い切らないところに優柔不断さが出ちゃってますけれど、まあ、性格なので仕方ないですね。


 で、その書きかけの作品たち。


 異世界恋愛とハイファンの長編が数作品あるのですが、これらはもう、ず~っと年単位で書いているのに終わらない作品たちなのです。


 しかも長い上に、ところどころの場面を飛び飛びで書いているものだから、途中の話が抜けてるし、設定もあやふやだしで、もういいかげん苦手とか言ってないでプロット作らないと永遠に終わりが見えないのではないかという厄介な代物。


 普通何十万文字もあるような長い小説を書く場合って、緻密なプロットを作るのが正解なのでしょうけれど、私はそれが苦手。なので結局、行き当たりばったりのフィーリングで書いてしまうやり方になってしまうのですが、これって見切り発車と同じですよね。


 唯一違う点があるとすれば、誰にも見せずにマイパソコンの中で書いているか、すでに投稿しているかだけ。ですが、この相違は結構重要です。誰かが更新を待っているかもしれないと思うと頑張ろうという気持ちにもなるけれど、自分一人しか知らないと思うと、怠けやすくなってしまうからです。


 そういう意味合いもあっての見切り発車投稿の検討なのですが……とは言いつつも、あまりにエタる可能性が高そうだと判断した場合は、投稿を見送ることも当然ありうるとは思います。それに見切り発車に踏み出す前には、やはりある程度プロットを作る必要性も感じていますし……。


 う~ん。結局プロットが必要なのか……。


 ですがまあ、やるしかないのでしょうね。そうでなければ、これまでの投稿スタイルから変えられません。今後は、苦手なプロット作りにも果敢に挑戦していきたいと思います。


 あとは……以前この連載で書いたことがあるのですが、完結済みのホラー小説、熊が出てくる奴、書き終えた直後に熊の被害が多発し出して、どうしようかな~と投稿を見合わせていた奴、これも投稿することにしました。


 ちょっと迷ったんですけどね……。というか、いまだにちょっと迷っているんですけどね……。


 ですが、あまり遠慮しすぎると人が怪我をしたり理不尽な目にあったり、あげくには死んでしまうようなホラーとかミステリーなど、書けなくなってしまいます。


 それに私がホラーやミステリーを書きたいと思う時って、当たり前ですが表面的な残酷行為を書きたいのではなく、そういったことを行ってしまう人間の業と言うか、極限の状態に陥った時の人間の心理とか、科学や常識の及ばぬ存在や領域とのふいの遭遇に対する人間の反応とか、そういったものが書きたい時なのです。


 読むときはちょっと違うかもしれませんが、少なくとも自分で書く時はそうですね。

 

 投稿しようか迷っていたこの作品も、熊が人を襲う作品ではあるのですが、本当に書きたかったのはそこではありません。マタギが好きなものでして、狩猟における人間と獣の命をかけた駆け引きとか、突然牙をむく大自然の驚異とか、そういうのが書きたかったんですよね。まあ、多分実力不足で書けてはいないんですけど……。


 散々言い訳めいたことを書きましたが、こちら昭和の時代を舞台とした、熊や殺人犯や刑事や猟友会や山神などが出てくるとんでもホラーでして、お盆過ぎには出せるといいな、といったところ。殺人描写や人間が熊に襲われる描写もかなりある話なので、そういった話が苦手な方は見かけたら回避してください。


 というわけで、現在書きかけで手元にある作品たち。できればエタを恐れることなく、どんどん投稿していけたらいいな(あくまで願望)、というご報告(?)でした。

 というか、この連載で自分に発破をかけてます……。

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