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メリ・メロノート  作者: 星河雷雨


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汝、蜂と争うことなかれ



 田舎に住んでいますので、よく蜂と遭遇します。


 なので、蜂にはこれまでに何度か刺されています。子どもの頃ですけどね。洗濯物の中とかに、普通にいるんだもん。めっちゃ痛かったなぁ……。


 大人になってからは、一度小さな蜂だかなんだかわからないものに刺されただけでしょうか。子どもの頃より気を付けるようになりましたし、蜂自体が昔より減っている印象もありますので、だからなのでしょうかね。


 それでも、うちの庭にはいまだ多くの蜂が飛び回っています。


 蜜蜂、マルハナバチ、クマンバチ(*クマバチのこと。地域によってはオオスズメバチを指すこともあります)、ドバチ、アシナガバチ、スズメバチ、他種類がよくわからない蜂などなど。


 スズメバチ以外の蜂に関しては、私は外で遭遇しても基本無視です。いや、違うか。家庭菜園の野菜たちの受粉を手伝ってくれたり害虫を食べたりしてくれる大切な存在なので、むしろ暖かな目で見守っているかも。


 アシナガバチはよく家の屋根付近に巣をつくるのでそれは駆除しますが、基本温厚なので、単体で飛んでいる個体に出会ってもあまり気にはしません。相手もそれほど気にはしていない様子。時にしつこく付きまとってくる奴もいないわけではありませんが、それで刺されるというわけでもありません。そそくさと逃げれば、大概はそれ以上追ってはきません。


 ですが、スズメバチに遭遇した時だけは別。その場でピタリと動きを止め、息を潜めます。あれは多分敵情視察に来ていますから、動きを止めた私の周りを、観察するように飛び回ります。正面でホバリングし、敵意がないかどうかを確認し、ないとわかったら去っていきます。


 この対応の結果、刺されたことはこれまで一度もありません。相手に敵意がないとわかれば、運悪く巣の近くにでも行かない限りは、見逃してもらえます。


 恐怖でつい追い払う行動をしてしまうかもしれませんが、そこはぐっと我慢。飛んでいる蜂と争っても、人間側に勝ち目はありません。だって素早いもの。蜂の攻撃性を引き出すだけです。


 一度、頭に突撃されたことがあったのですが、あまりにも突然のことで咄嗟に対処ができませんでした。ですが、結局はそれで良かったのだと思います。帽子をかぶっていたし威嚇だけだったので、その時は刺されませんでしたしね。まあ刺されはしませんでしたが、その時の衝撃(物理)は、結構なものでしたよ。でかいですからね~あいつ等。


 何にせよ、家の中に侵入された場合や近場に巣を作られた場合以外は、私は蜂とは争いません。アシナガバチやスズメバチに家に侵入された時は、窓から逃がせれば逃がすし、無理ならば仕方なく戦います。蜂撃退スプレーとハエたたきの出番です。


 ですがスズメバチに関しては、争うのは一対一の場合だけ、しかも排除しなければこちらの身が危うい場合のみです。万が一、家の近場にスズメバチに巣を作られたときは、個人で戦おうとせずプロに任せてくださいね。


 では、良い蜂ライフを。

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