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メリ・メロノート  作者: 星河雷雨


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昨今の物価高(もう、インフレと言い切って良いよね)が、今後も続くとして……



 おはようございます。


 あるいは、こんにちは。こんばんは。


 物価上昇の止まらない昨今ですが、皆様どうお過ごしでしょうか? 


 物の価値は高まり続け、しかも円安。相性最悪ですね。今一万円の価値って、どれくらいに落ちているのでしょうか? 以前は一万円あればスーパーでカゴいっぱいの商品が買えていたのに、今やその半分程度になってしまったような気がしています。


 どうやら「デフレではないが、デフレ脱却はできていない」などと言っている間に、インフレに突入してしまった模様です。しかも、あまり良くない方のインフレ「コストプッシュ型インフレ」に。


「コストプッシュ型インフレ」とは何ぞや、と思ったそこのあなた。私も、最初に知った時思いました。インフレに種類があったのかい、って。


 その程度の知識しか持っていない奴が書いていますので、今回のエピソードは、いつも以上に話し半分くらいで聞いて(読んで)くださいね。私も、学んだことをノートに書き留めるぐらいの気持ちで書いていますので。


 さて。


 インフレには好景気と消費者需要に基づく「ディマンドプル型インフレ」と、原材料費や人件費などの上昇による「コストプッシュ型インフレ」なるものがあるようですが、昨今の物価高は、どう考えても後者のコストプッシュ型インフレに相当するのではないかと思われます。


 全然好景気じゃないし、消費者だって本当なら高いから買いたくないけど、買わなければ生活できないから買っているだけですしね。


 食料品などは特にそうですよね。どれだけ高くなっても、買わなきゃ、食べなきゃ、生きていけないから。だから買っているのです。

 

 そういった切実な思いで国に物価高対策を望む声は多い、というよりそれは国民のほぼ全体が望んでいることなのでしょうが、それでも、やはりそうそう簡単には解決できないことなのではないかと個人的には考えています。

 

 人件費や原材料費の高騰の解決なんて、今すぐどうにかできることでもありませんしね。様々な要因が絡んでいますので。


 たとえ一時的に何らかの成果を上げる政策(給付金とか、食品類などの減税、無税とか)が行われたとしても、それは本当に一時的で限定的なものにしかならないのではないかと危惧します。もちろん、それで上手く行けば、それに越したことはないのですがね。


 ただ、日銀は今年前半にかけて(物価の上昇率が)2%を下回る水準まで縮小していくと言っていますが、エコノミストたちの間では、意見が割れているようです。


 現在のインフレが落ち着くまでには、もうしばらくの時間を要するとの意見。あるいは、インフレは続きながらも、経済成長を伴う「緩やかなインフレ」への変換の他、このまま加速する恐れもあるとした意見もあるとか何とか……。うーん、恐ろしい。


 円は更に安くなり、物価は上がり続けるということでしょうか。これではいくらお給料が上がっても、追いつかなさそうですね。経済格差も、今まで以上に広がりそうです。


 と、これだけでは暗い話で終わってしまうので、私たち一国民が打てる対策は何かないかということを、考えていきたいと思います。対策というかなんというか、まあ、一種の保険のようなものですかね。


 節約に関しては、もう多くの方たちが実践していることでしょうから、ここで例を挙げるつもりはありません。今回主に取り上げたいのは、消費者から生産者への転身の提案です。


 とはいえ、別に皆で農家になろうと、言っているわけではありません。全員は無理でしょうしね。この提案は、以前流行った(?)「半農半X」というライフスタイルに基づくものとなります。


「半農半X」とは要するに、自分に必要な分だけ自給自足をしながら、別の仕事に従事することを提唱したライフスタイルのことであり、この言葉は地域活動家の塩見直樹氏によって、1990年代に生み出されたものとなります。


 ただし、私が言いたいのは、この半農半Xよりももっと緩めの、ちょっとだけ家庭菜園でもしてみたらどうかな? くらいのものなのですがね。今のところ。


「半農半X」は、半分農業、あとのXに入るのは、仕事、社会活動、趣味(小説家になろうでの執筆とか)など様々です。それでも、半々。農業の割合は半分です。


 農業に興味のある人ならまだしも、土いじりは苦手。強い陽射しは苦手。虫が苦手。などと言う人にとっては、いくら半分だけとはいえ、そう簡単に始められることではありません。だから、それよりも緩い、家庭菜園を推奨するのです。


 好きにできる土地がない人は、鉢やプランターを使って育てても良いのです。JAの直売所などに行くと、鉢植えのミニトマトなどを毎年見かけます。ミニトマトって、鉢で育てられるんですね。うちはいつも地植えだったので、初めてたわわに実ったミニトマトの鉢を見た時は、結構な衝撃でした。


 ミニトマトが嫌いな人は、別のものでもいいのです。ラディッシュも育てられますし、サニーレタスやほうれん草でも構いません。何か一種類でも良いから自分で育て、収穫し、日々の食事に加える。それだけで、その食品を買う必要はなくなりますし、一つ育てることができれば、その後種類を増やす時の、自信にも繋がります。


 私は毎年、バジルやミント、チャイブなどのハーブ類を鉢で育てています。その年によって育てるハーブは異なりますが、ほぼ毎年何かを植えています。ハーブ類は食卓の主戦力にはなりませんが、彩りにはなりますからね。マロウやカモミールを植えれば、ハーブティにもなります。あ、ミントも。


 花木も植えて、収穫しています。地植えのものもありますが、鉢で育てているものもあります。檸檬とか桃とかも、鉢で実がなるんですよ。売っているもの程大きくも甘くもありませんが、それでも十分美味しいです。


 鉢植えやプランター栽培も難しい人は、野菜の再生栽培をやってみたらいかがでしょうか。野菜の根っこなどの一部分を残しておいて、ヒヤシンスなどを水耕栽培する要領で、野菜を育てるのです。なんてサステナブル。今の時代に合っていますね。


 この再生栽培、私はちゃんとやってみたことはないのですが、放ったらかしにしておいた白菜が、花を咲かせていた記憶はあります。あれ、菜の花として食べられますしね。まあ、きっと似たようなものでしょう(違う?)。


 家庭菜園とはちょっと違いますが、庭などに生えている雑草だって、食べられるものはかなりあります。まず、タンポポ。花も葉っぱも茎も根っこも、すべて食料になりますしね。庭どころか道端にだって生えてる奴なので、食糧難の時には重宝するのではないでしょうかね。腹は膨れませんが。


 ナズナだって、食べられるんですよ? これも腹は全然膨れませんが……。ツユクサだって、カラスノエンドウだって、腹は膨れませんが、まあ栄養は多少取れるでしょう。ヨモギやユキノシタは食べられる野草として有名だし、抜いても抜いても毎年生えて来るスベリヒユだって、食べるととても美味しいです。


 このように、食べられる雑草は、調べれば私たちの周りに沢山生えています。これも一種の節約……に、なるんじゃないかな? あ、結局節約の話になっちゃった……。


 まあ、それついでという訳ではないですが、あとはですね……。今、貴金属がかなり高騰していますが、切羽詰まった経済状況でもない限り、持っている金やプラチナ、シルバー(が使われているアクセサリー含む)は、まだ売らずに持っていた方が良いかもしれません。ちょっと前あたりから今が売り時、今が売り時と煽られ古物商に駆け込む人も多かったのではないかと思われますが、それからもどんどん高騰していますしね。


 そんなこと言って、売り時を逃したらどうしてくれる。という意見もあるでしょうが、売りたいという方を強固に止めるつもりはありません。個人的には貴金属はこれからも上がると思っていますが、暴落する恐れだって無きにしも非ずですからね。ただ、一度暴落したあとまた上がる可能性もありますが。


 まあ、そもそもの話。貴金属を持つ意味は、投資ではなく保険です。貴金属は守りの資産です。万が一、億が一。紙幣に価値がなくなっても、金銀などの貴金属の価値がゼロになることは、ほぼありません。世界的に貴金属の価値がゼロになる時には、もう手の施しようのない事態になっていると言っても良いでしょう。


 で、家庭菜園に話が戻るのですが……。そうなった時に一番強いのが、一次産業者なのだと思います。自然界から自分で食べ物を調達することのできる人間は、強いですよ。


 例えばですが、同じくらい空腹の人間が二人いたとして、一方はパン(わかりやすいのでパンにしましたが、この場合自分で育てた作物とかですかね)を一つ持っている。もう一方は、金を一グラム持っているとします。


 正常な世の中なら、一つ五百円もしないパンよりも、金一グラムの方が価値があるでしょう。現在(2026/01/20)純金一グラムの買い取り価格は、二万五千を超えてますからね。金一グラムを換金して、パンどころか、ステーキでもお寿司でも、好きなものを食べれば良いのですから。


 ですが、いくらお金を積んでも食べ物が買えないような世の中、紙幣どころか貴金属すら価値のない世の中になってしまったならば……。空腹を満たすためのパンを、使えもしないどころか、食べることさえできない金と交換しようという人間は、まず存在しません。そのパン一つが、自分の命を明日へとつなぐための、糧となるのですから。


 そんな世の中になることは、今の段階ではおそらくないとは思いますが……というかないと思いたいですが……。最悪を想定してそれに備えることは、まったくの無意味とはなりません。プレッパーになれとか、そういうことを言っているのでもありませんよ? いざという時の、知識は持っておきべきではないか。ということを推奨しているのです。


 だって今の世の中、世界情勢の悪化による打撃だけではなく、気候変動による大災害だって、十分起こり得る世の中なのですからね。


 備えるに越したことはないのです。

 結局、不安を煽るような文章になってしまったかな……。まあ、備えあれば憂いなしともいいますしね。ですが、備えたあとは不安を捨て、楽観的に過ごすことも大切です。というか、そちらの方が大切です。そして本当に備えておくべきは、いざという時に行動できるための、心構えなのだと思います。

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