表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メリ・メロノート  作者: 星河雷雨


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

38/52

ちょっと不思議な話 ―頭の中の吹き出し―



 ここ数日ほど、ちょっと不思議な話を連投しています。


 ひとつ思い出すと、次々に思い出されてきたので。


 それに、夏の終わりに丁度いいかなと思って。


 まだ全然暑いですけどね!


 さて。


 今回はまったく怖くないので、スクロールはなし。


 これは私が中学生頃のお話。


 中学何年の時かは忘れましたが。


 一時、頭の中に。


 吹き出しが現れていたことがありました。


 あの。漫画で使われる吹き出し。あれです。


 ほんの数日だけだったと思います。


 しかも、はっきりと覚えているのは、二回だけ。





 はじまりは、ある朝起きた瞬間。


「○○が死んだ」


 と、頭の中に。


 黒い背景に、白文字が浮かんだんです。


 まるで、漫画の吹き出しのように。


 文字を、集中線で囲むように。


 ババーン! という感じで。


 はあ?


 と思い、その時はスルー。


 その亡くなった○○というのが、私には全然関係ない人だったので。


 なんというか、国のお偉いさん的な。


 しかも、その日亡くなったとニュースになったのは。


 別人でした。


 ですが。


 もしかしたらこれは、私が読み間違えたのかもしれません。


 一瞬だったので。


 役職(?)名だったので。


 でも、やっぱり私には関係ない人。


 国のお偉いさんなので、関係ないこともないけど。


 ただの中学生には、やっぱり関係ない。


 で。


 次の、吹き出しに関する記憶は。


 何かの話の流れで。


 母に、「ほら、あの人誰だっけ?」と、聞かれた時。


 対象人物が目の前にいて、名前が思い出せないから私に聞いた、


 とかではなく。


 その対象人物に関する、情報だけが思い出されており。


 肝心の対象人物の名前がわからない、という状況。


 聞かれた私は、「えー、知らんがな」と思っていたのですが。


 そしたら。


 頭の中にまた、黒い背景に白文字の吹き出しが現れて。


 その人の名前を教えてくれたんです。


「△△じゃない?」と言ったら。


「そう! よくわかったね!」と。


 ……それだけなんですよねえ。


 多分、この日までは。


 ちょこちょこ現れていたと思うんですよね。


 吹き出し。


 でも、この二回しか、はっきりと覚えていません。


 きっと、他はすごく、くだらないことだったんだろうな。


 そしてこの日を境に、吹き出しが現れることは二度とありませんでした。


 まあ。


 その数日だけ、脳がバグっていたのかもしれませんね。


 私、勘は良い方なので。


 多分、母が話すその人に関する情報を、隣で聞いていて。


 無意識に、該当する人物が分かっていて。


 それを、わざわざ黒背景に白文字で装飾してから。


 ひと手間かけて、脳から情報を引き出していたとかね。


 ただ、亡くなった〇〇に関しては。


 朝知って。ニュースで流れたのが、多分夕方か夜だったと思うんです。


 いつお亡くなりになったのかは、定かではないのですが(調べればわかるかもですが)。


 結構、重大ニュースとして扱われていたので。


 朝にフライング報道する局も、なかったのではないかと。


 だから。


 私が、寝ぼけた頭でニュースを聞いていて、


 そのニュースを、脳が勝手に文字起こししていた。


 なんてことも、ないと思うんです。


 でも。


 教えてくれるなら、もっと有意義なことを教えてくれよ。


 と、思いましたよね、正直。


 しょぼいというか、なんというか……。


 ああ、いやいや。


 私の脳がバグっていただけの話だった。



 ええ~。お読みいただき、ありがとうございました。

 大幅改稿しました(9/2夜)。保存できていなかった文章を執筆バックアップから持って来ていたと思っていたのに、改稿前のものがアップされていたのです……。ポカが続いていた……。というより、先ほど試したときも駄目だったんだけど、執筆バックアップが使えなくなってる……? 結局コピペしました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ