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メリ・メロノート  作者: 星河雷雨


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36/53

ちょっと不思議な話 ―黒い人―



 はい。


 これも別に、全然怖い話じゃありません。


 ただ見ただけのやつ。


 狐の話を書いてて、そういや他にもあったな、と思い出したやつ。


 興味がある人は、下にスクロールを。







































 前回、余白がちょっと短かったので。


 今回は長くしました。


 では、いきます。




 これは、私が高校生の時の話。


 当時私は、バスで高校に通学していたのですが。


 その日は、席がまったく空いておらず。


 私は吊革につかまったまま、ぼんやりと、バス前方の窓を見ておりました。


 バス亭から乗り込み、五分位経った辺りでしょうか。


 ふいに、走行中のバスの十数メートル先を、人が横断し始めたんです。


 しかも、その人はバスよりも背丈があり、手足が長く、すべてが黒くて、妙にピラピラしてて。


 大股でバスの前を横切り、反対側の崖の下へと消えていきました。


 それだけ。


 結構、ゆったりとした足取りでしたね。


 手と足の一振りが、もあ~ん。もあ~ん。という感じ。


 わかります?


 わからないか……。こっちも何と表現したらいいのかわからん……。

 

 ですが、別に怖くはありませんでしたね。


 ええ~? 何今の~?


 とは思いましたが。


 目の前横切っただけだから、怖がりようもないという。


 バスなんて、アウトオブ眼中な感じでしたし。


 でもあの黒い人(?)。


 真っ黒と言うよりは、ぼんやりと透けていたんですよね。


 あと、リアルな人の形ではなく。


 道路標識に描かれている人のような感じ。


 頭が大きくてまん丸だったし。


 手とか足の先も丸かったし。


 人というよりは……物の怪?


 ま、それだけの話です。



 お読みいただき、ありがとうございました。

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