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私の目の前に、たまたま居た彼を私は好きになった!

作者: 七瀬





私の目の前に、たまたま居た彼を私は好きになった!




私は一人で初めて有名なラーメン屋さんに入る為に行列に並んでいた。

開店からまだ1間以上もあるのに、既に私を入れて30人以上の人が

並んでいる。

そこにお店の店員さんが一人一人に、注文を簡単に聞いていた。

そして遂に私の番が来て私は、“○○ラーメンと餃子を1つ。”“畏まりました。”

私はドキドキしながら行列に並んでいると? 前の男性が私に声をかけて

きてこう言ったの!

“どうも前が2列に並んでるみたいなんで、横にどうぞ!”

私はその男性に言われるがままに男性の横に並んだ。

そうすると? その男性からチョコチョコ話しかけらて仲良くなった。

“ここのラーメン屋さん初めてですか?” “あぁ、はい。”

“結構、有名なラーメン屋さんらしく美味しいらしいですよ。”

“へーえ、早く食べたいですね。”



『次の方、どうぞ! 何名様ですか?』

『“二人です!”』

『えぇ!?』

『お店の中が混雑してますので、二人だと助かります。』

『・・・あぁ、そう言う事ですか、』

『スミマセン、勝手な事言って、でも? 誰かと相席になるなら

貴女と一緒の方がいいかなと思って。』

『そうですね、全く知らない人よりは少しは知ってる人の方がいいですよね。』

『ありがとう、怒らせたかなと思いました!』

『これだけ人が多いなら、仕方ないですよ。』

『次の方、どうぞ! 入ってください!』

【ありがとうございます。】




・・・たまたま、私の前に並んでいた男性を私は好きになってしまった!

しかも? 有名なラーメン屋さんの行列に並んでいただけなのに。

そんな場所でも? “恋愛の場になるのか?”

その後も、一緒に仲良くラーメンを食べながら会話も弾み。

帰り際には? “その男性が私の分も支払ってくれて、”

お互いの連絡交換をして、この日は分かれる事になった。







 *





・・・その後、男性から美味しいラーメン屋さんがあるから一緒に

食べに行かないかと誘われるようになった。

私も時間が空いてる時は、彼と一緒にラーメン屋さんに行くようになる。




『“ここのラーメン屋さんも美味しいんだって!”』

『へーえ、そうなんだ~楽しみ!』

『俺も楽しみだよ。』

『何頼むの?』

『ここのお店で一番人気の、激辛味噌ラーメンがあるらしいから、

俺はそれを頼むよ!』

『へーえ、そういうのがあるんだ。』

『まあ、中に入ってメニュー見てから決めればいいよ。』

『うん。』






何回かこんな事を繰り返しているうちに、彼の方から私に告白してくれて、




『“これからも一緒にラーメン屋さんに食べに行きたい! だからラーメン

繋がりで俺と付き合ってくれないかな?”』

『私もラーメン大好きだよ。私でよければ付き合ってください!』

『ありがとう! これからもいっぱい一緒にラーメン食べに行こうね。』

『うん!』






“出会いは?” 案外、どこにでも落ちているのかもしれない!

今までは、わざわざ! 男女の出会いの場所に自分から進んで行って

いたこともあるけど、、、?

そういう時は、なかなか上手くいかないのよね。

選り好みしている訳じゃないのに、自分の好きな男性が今までいなかった。

でも? 初めてラーメン屋さんのお店の行列に並んでいるだけで、、、?

好きな男性が出来て、美味しいラーメンも食べられ、その後彼と付き合う事

になり今はとてもハッピーよ!

意識していなかったから、彼と付き合えたのかな?

出会いは求めると上手くいかないけど? 成り行きに任せていれば自分の

想い通りに案外上手くいくみたい!




今は彼と毎週、お互いの休みの日にはラーメン屋さんに一緒に行って

美味しいラーメンを食べに行っているわ。

彼の美味しそうに食べる顔が私は一番好きみたい!

これからもたくさん彼とラーメン屋さんに食べに行こうねって話も

二人でしているのよね。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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