登場人物紹介Ⅱ&設定など
備忘録のような。
ネタバレあります。
未読がない状態で読まれることをお勧めします(´꒳`)
【登場人物】
★ユーリッヒ
三人娘が勤めているギルド所属の上級魔術師。シャイで繊細な恥ずかしがり屋。なので、たまに挙動不審が過ぎる。すらりとした長身。黒いローブのフードをいつも目深にかぶっている。フードの下にはさらさら艶々の紫色の髪。髪をかき上げる仕草がセクシーだという評判だが、目撃者はレア。伝説の防具を所有している。ときたま着用している様子。
★バスク
三人娘が勤めているギルド所属の中堅冒険者。最近、名を上げ始めた。
トリニティを口説いていたが、焦らされまくって諦めたのか自分のパーティをハーレム化。その後は、トリニティから虫を見るような視線を浴びているとか、いないとか……。
★ランドルフ
三人娘が勤めているギルド所属の防御特化の魔剣士。元僧侶見習い。以前はルシフェンの最大手ギルド、エルコールに所属していた。なかなかの人格者らしい。今はパーティーメンバーに恵まれて確実に成果を上げている。
★バッカール
ルシフェンの最大手ギルド、エルコール所属の冒険者。過去にランドルフをパーティーから追放した。かつては飛ぶ鳥を落とす勢いだったが……。
★レオ第二皇子
エルシャール帝国の第二皇子。
★ライナ
ベルーナ男爵家の令嬢。レオ第二皇子の婚約者。転倒して頭を打った拍子に、異世界人だった前世を思い出す。週刊クラッシュの記者のインタビューに詳細に答えるが、皇室からはオフィシャルの見解は出されていない。
★モーリス
三人娘が勤めているギルド所属の上級魔術師。ユーリッヒの魔術師仲間。恰幅が良く、誰とでも打ち解ける気さくな人柄。麦酒が好き。その繋がりでトリニティに魔術を教えているらしい。
★ルルゥ
三人娘が勤めているギルドの事務職員。イングリッドの読書仲間。好むジャンルはイングリッドよりもトリニティと合いそう? たまに立聞きもするお茶目な性格。
★エラ
グラースシューズ侯爵、ラレデンシ卿の実子。継母たちに虐待されていた? ……しかし、やられたままでは終わらない。被ったネコを脱ぎ捨てたなら、つよつよな侯爵令嬢。
★後妻さん&連れ子
グラースシューズ侯爵、ラレデンシ卿の再婚相手。エラの継母&義妹。エラを虐待していたとの疑惑が……? 平民出身。貴族社会の荒波にもまれて培った不屈の精神で、圧倒的多数の平民階級を味方につける。さて、どう立ち回る?
★ラムド
三人娘が勤めているギルドの現場責任者。
★ヨシヒコ
黒目黒髪の年のころは15、6歳の少年。勇者召喚に巻き込まれてしまい、こちらの世界に転移したらしい。細身の体格に似合わない剣の使い手。無自覚なチート能力を持っている様子。本人はまだ知らないが、三人娘はヨシヒコのサポートに密かな情熱を燃やしている。
【国・地名】
❈エルシャール帝国
人族と魔族が領土を争っている大陸の中央に栄える帝国。もともとはエルシャール王国だった。約200年前に魔族に対抗するために、周辺の小国をまとめてエルシャール帝国を興す。
❈ラシフェン
エルシャール帝国の帝都。不夜城とも呼ばれている。ここ数年はラシフェン近郊にダンジョンが頻繁に出現するために、ダンジョン特需で潤っている。
❈ライラ
帝都ラシフェンの南に位置する都市。西側に山岳地帯、東側に平野を擁する。地方から帝都へと搬入される物資や人の中継点。帝都防衛のための南側の防衛線ともなる中規模都市。
❈リネイラの神殿
ライラよりさらに南方の都市にある。エルシャール帝国に存在するすべての神殿の総本山。どうやら、ここで異世界から勇者となる人材を召喚しているらしい?
【設定】
✻三人娘の勤めるギルド
そういえば……名称はまだない。エルシャール帝国には冒険者たちが登録するギルドはいくつかあり、新規参入でも古参でもない、そこそこの歴史を持つ。小規模でも大規模でもないそこそこの規模の中堅ギルド。
✻エルコール
エルシャール帝国で冒険者として名を上げたいのなら、その名前を聞いたことがないとは言わせない……というほどの最大手のギルド。有望そうな冒険者のスカウトや、神官たちに対する営業にも熱心。リネイラの神殿の神官たちにも、太いパイプを持っているらしい。
✻ダンジョン
不規則に突然出現する地下迷宮。ここからは魔獣が湧く。深い迷宮には魔族がいることもある。魔族が人族の土地を侵略するために出現させている? 最下層の魔獣を倒すと、そのうちに消えてしまう。
✻魔王軍
魔王と呼ばれる君主を立てて、主に魔族で構成されている軍隊。エルシャール帝国の在る大陸で人族と領土を争っている。ここ数年は魔王軍の一斉蜂起が近いと噂されている。
✻週刊クラッシュ
エルシャール帝国の週刊タブロイド誌。トリニティが愛読している。
さまざまなゴシップや話題を提供してくれる。
追加情報があれば更新する……予定です。